美女格闘家としてプロデビュー前から大きな注目を集め、アグレッシブなファイトスタイルでも人気を博すケイト・ロータス(KING GYM KOBE)が、活動拠点をこれまでの神戸から東京に移すことを発表した。
ケイトは自身のInstagramにて「私ごとではありますが、しばらく東京に武者修行をする事になりました。所属ジムは1年間お世話になったKING GYM KOBEのままですが今後の活動拠点が東京になります」とファンに報告。
「関西でお世話になった皆様には本当に感謝してもしきれません。そして0の状態からここまで育ててくれた代表のまさきさんには沢山迷惑をかけてきました。ただ強くしてやりたい、という気持ちだけで自分に沢山の時間を費やしてくれた事、本当に感謝しております」と、これまでお世話になったジムの代表や周りの人たちにお礼を述べ、「今後しっかり強くなって皆様に恩返しできる選手に必ずなりますので、今後とも応援して頂けると嬉しいです。またこれから新しい環境でお世話になる皆様、どうぞ宜しくお願い致します」と言葉を結んでいる。
ケイトは柔道、糸東流空手、ボディビル、スポーツインストラクターを経て、2020年10月に『DEEP JEWELS』でアマチュアSPルール(防具無し、3分2Rでパウンドは禁止)にて初試合。熱戦の末に藤田翔子に敗れるもその可能性を見せつけて、12月にはプロデビュー戦で熊谷麻理奈を腕十字で極める一本勝ちを飾った。しかし、今年3月大会で前に出るHIMEの打撃に後退し、プロ2戦目で初黒星。9月にはミッコ・ニルバーナにも判定負けを喫し、連敗となった。
8月に3日間だけ東京へ出稽古を行い、「やはり選手がたくさん集まっているので活気があふれていて、1人1人のレベルがすごい高いと感じました。特に伊澤(星花=DEEP JEWELSストロー級王者)選手の技術が凄すぎて、圧倒されたと同時に自分も必ず追いつきたいと思いましたし、伊澤選手レベルの人と毎日練習すれば確実に自分の自信にも繋がっていくと感じました」との感想を話していた。
連敗を喫し、思うところがあったのだろう。新たな練習環境で復活なるか。