MMA
インタビュー

【UFC】ホーゼンストライク「ブレイズを1Rか2Rで倒す」「日本でのRIZINでの経験はとても良かったよ」

2021/09/26 11:09
 20201年9月25日(日本時間26日)米国ネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナにて、『UFC 266』が開催されている。  ヘビー級では6位(MMA12勝2敗/UFC6勝2敗)のホーゼンストライクが登場。4位のカーテォス・ブレイズと対戦する。  RIZINに参戦し勝利も1試合でリリースされたホーゼンストライクは、2019年2月のUFCデビューから4試合連続KO勝利で、5戦目に現王者フランシス・ガヌーにKO負けを喫した。しかし、6月の前戦で15勝2敗(UFC4勝1敗)のサカイを1R 4分59秒 TKOに降し、再起を遂げている。ホーゼンストライクに話を聞いた。 【UFC】「コロナ感染で吐血の王者ヴォルカノフスキーがフィジカルで勝ちきれないような試合になったら、オルテガの試合になる」(高阪剛) スリナムの子供たちが「ビギ・ボーイが試合に勝ったことを知っているか?」と話してくれている ──あなたのTシャツには何と書かれていますか? 「We believe in Bigi Boy. 私たちは“ビギ・ボーイ”を信じている。僕のニックネームだよ」 ──前戦ではサカイ選手のローキックを研究して、右でノックダウンを奪いました。1R 残り1秒でTKO勝ちしたことについて、どのように感じていますか? 「サカイとの試合は、自分がヘビー級のトップにいることを示すためにも、大きな意味があったと思います」 ──カーテォス・ブレイズは、NJCAAでヘビー級選手権を獲得するなど、オールアメリカンのレスラーでしたが、KO勝ちも多いハードパンチャーでもありますす。彼はデリック・ルイスに敗れましたが、彼のレスリングとボクシングをあなたと比べてどう評価しますか? 「私は彼とグラウンドで戦いたくはありません。でも、彼も私とは立ち合いたくないと思っていると思います。彼は私をテイクダウンしようとするか、あるいは絶え間なく攻撃してくるでしょう。私はそれを止めるためにそこにいるのです。彼はまずグラップラーで、次にMMAファイターだと思っています」 ──どのような試合展開になると思いますか? 「私はキックボクサーですから、彼は私を組んで抑え込みたいでしょう。何度もね。でも、1ラウンドでKOだと思います。そうでなくても、2ラウンドで倒しますよ。それが私のやり方ですから。いい準備ができました。この試合はいい感じで臨めて、ワクワクしています」 ──現在のヘビー級戦線とご自身の展望をお聞かせください。 「土曜日にカーティスに勝って、4位になります。すぐにでもタイトルマッチに臨むことができると思いますし、もし別の試合が必要になったとしても、忙しくしていたいのでそうします。忙しくしていたいので、6カ月も7カ月も試合を待ちたくはありません。僕がトップに行くには短いリストなんです。トップ5がヘビー級の本命です」 ──ATTのキング・モーとのトレーニングは、あなたにどのような良い影響を与えましたか? 「ATTでは、コーチが自分に集中してくれます。彼は、私が試合に出て勝つためのすべての準備を助けてくれました」 ──あなたのヒーローは? 「タイロン・スポーンが私のヒーローです。彼とは長い間、一緒に仕事をしてきました。彼には何かと助けてもらっています」 ──K-1でも活躍したスポーンさんですね。RIZINでは判定勝ちしましたが、1試合だけでリリースされました。現在はMMA10連勝中ですね。日本での経験はあなたにどのような洞察を与えましたか? また、1試合でリリースされたことに動揺はありませんでしたか? 「日本でのRIZINの経験はとても良かったと思っています。K-1ルールで戦っていた時に、日本の素晴らしい評判を聞いていましたが、あの時、ついに自分の目で日本を見ることができ、とても楽しい時間を過ごすことができました。スリナムから日本まで飛行機で行き、3日間、合計32時間以上かかったので大変でした。疲れましたが、それでも仕事をやり遂げることができました。それ以外にも、日本の人々やファンとの経験は、とても素晴らしいものでした。団体の扱いも良かったです。自分にとっては良い経験をさせてもらったという以外ないです」 ──母国のスリナムでは、貧しい地域の若者の健全な育成活動に関わり、少年たちに自分のジムを無料で開放していますね。時にはトレーニングを行い、有望なアスリートになった人もいると聞きました。現在もそのような活動を続けているのでしょうか? 「ええ、とんでもない例を挙げましょう。子供が道を歩いているとすると、普通はゴミの話をしているだけですよね。今は違います。彼らは、“ビギ・ボーイが試合に勝ったことを知っているか?”と話しています。私は彼らが興味を持つようなこと、UFCで戦っているので、その言葉が広まったのです。キックボクシングはスリナムで最も人気のある格闘技のひとつですが、他にもテコンドー、柔道、柔術、レスリングも行われいますが、レスリングは人気がありません。僕がUFCに参戦して3年が経ち、今では誰もが柔術をやっていますし、多くのキックボクサーがレスリングをやり始めて、少しずつミックスされてきています。MMAは短期間で大きな成長を遂げています」 ──日本のファンにメッセージを。 「日本の皆さん、日本のファンの皆さん、皆さんが私のことをフォローしてくれて嬉しいです。土曜日に素晴らしい作品をお届けします。これからもついてきてください。私はいくつかの炎を持って戦います。みんな、また会いましょう!」
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