ダウンを奪っての判定勝利にも自分に不合格点を与えた橋本
2021年9月24日(金)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.129』の一夜明け会見が、25日(土)都内にて行われた。
セミファイナル(第9試合)のKrushバンタム級3分3R延長1Rで、鵜澤悠也(K-1ジム五反田チームキングス)を判定3-0(29-27×2、30-27)で破った橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が会見に出席。前夜の試合を振り返った。
「楽しみに待っていてくださったファンと支えてくれたスポンサーの皆さん、応援に来てくれたみんなに感謝の気持ちでいっぱいです」と、昨年12月以来の復帰戦を終えて感謝の気持ちを述べる橋本だが「最高のパフォーマンスが出来なくて申し訳ない気持ちです」と試合内容に納得がいかない様子。
「計量後の会見も体調不良で出られなくて、自己管理が出来てなかったので最高のパフォーマンスができなくてダメダメでした」と自らに不合格点を与える。
対戦した鵜澤とは会見やSNSを通じてやり合ったが、試合を終えて印象が変わったかと聞かれると「別に。特にないです」と素っ気ない。
逆に良かった点はと聞くと「倒す一発は見せられたかなと思います」とダウンを奪った攻撃をあげた。しかし試合内容は「全然盛り上がらなかった。塩試合をやってしまいました」とやはり厳しい自己採点。
パフォーマンスが発揮できなかった理由は何かと聞かれると「言い訳はしたくないんですが、やはり自己管理が減量も含めて出来ていなかったのだと思います」と、調整が上手く出来なかったと話した。
「今回の反省を活かして次の試合では最高で最強のパフォーマンスができるように毎日必死に全力で行きます」と決意を新たにする橋本。
今後については「盛り上げていきたいというか、昨日の試合内容では全然言える立場じゃないですけれど、僕が一番強いことを証明していきます。バンタム級で一番になります」と、頂点まで這い上がっていくと語る。
最後にはもう一度「昨日の試合では全然有言実行できなかったので、次までにもっともっと強くなって最高のパフォーマンスが出来るように仕上げていきます」と、次を見てくれとした。