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2021年10月2日(土)に開催される「+WEED presents RIZIN LANDMARK vol.1 」に出場予定だった伊藤空也(BRAVE)が体調不良により新型コロナウイルスの検査を受けたところ陽性と判明、同大会を欠場することが9月24日、RIZINから発表された。
代わりに、内藤頌貴(パラエストラ松戸)が61kg契約(5分3R)で渡部修斗(ストライプル新百合ヶ丘)と対戦する。
内藤頌貴は、内藤のび太こと内藤禎貴の実弟。MMA9勝5敗3分で、修斗世界フライ級(-56.7kg)ランキング6位。2019年10月に「ONE Warrior Series」にワイルドカード参戦を果たし、ONE本戦行きを狙うアレックス・シールドに判定勝ち。2020年3月の前戦では、渡辺健太郎を1R 5分ちょうどに劇的なKOで沈め、2連勝を飾っている。
右利きサウスポー構えから、自ら圧力をかけて試合を作る内藤はパンチ中心のストライカーだ。グラップリングでも兄のび太や、同門の扇久保博正らと鎬を削っており、寝技師・渡部修斗にとって簡単に極められるような相手ではない。
今回、前日計量の61kg契約の緊急参戦で内藤はどこまで力を発揮できるか。スクランブル参戦を決めた内藤は「このチャンスを必ずモノにし、渡部修斗の全てを奪い取ろうと思います」とのコメントを発表。対戦相手が変更となった渡部は「自分は修斗の選手に昔から憧れがあり、超えていきたいと思っていました。全力で闘って勝ちたい」と、2021年3月の田丸匠戦に続き修斗世界ランカー越えを果たしたいとした。
また、「RIZIN LANDMARK vol.1」は、当初5試合を予定していたが、全4試合に決定。
試合順も発表され、メインが68kg契約で朝倉未来(トライフォース赤坂)と萩原京平(SMOKER GYM)が対戦するほか、セミで71.0kg 契約で鈴木博昭(BELLWOODGYM)と奥田啓介(フリーDRAGONGATE)が対戦。
第2試合が61kg契約で今成正和(今成柔術)と春日井“寒天”たけし(志村道場)が対戦。第1試合で渡部修斗と内藤頌貴が対戦する。
◆渡部修斗「修斗の選手に憧れがあり、超えていきたいと思っていた」
「まずはこの試合を楽しみにしてくださったファンの皆様申し訳ありません。このタイミングで試合を受けてくださった内藤選手本当にありがとうございます。そして関係者の皆様ありがとうございます。そして伊藤空也選手、お大事にしてください。またご縁があればリングの上で会いましょう。
今年3月の田丸匠戦に続き修斗世界ランカーの内藤選手と闘えること、本当に嬉しく思います。自分は修斗の選手に昔から憧れがあり、超えていきたいと思っていました。試合まで短いですが、残り期間しっかり準備して、全力で闘って勝ちたいと思います。宜しくお願い致します」
◆内藤頌貴「渡部修斗の全てを奪い取る」
「RIZINファンの皆さん初めまして、パラエストラ松戸所属の内藤頌貴です。このチャンスを必ずモノにし、渡部修斗の全てを奪い取ろうと思います。応援どうぞ宜しくお願い致します」