ミットで得意の打撃にさらに磨きをかけている萩原(C)RIZIN FF
2021年10月2日(土)に開催されるRIZINの新シリーズ『RIZIN LANDMARK vol.1』のメインイベントで、朝倉未来(トライフォース赤坂)と対戦する萩原京平(SMOKER GYM)が9月24日(金)に公開練習を行った。
萩原は2分1Rのミット打ちを行い、ジャブ、ワンツー、ヒザ蹴り、右ヒジ、ワンツー・左フック、右アッパーと打撃を披露「コンディションは最高です。明日でも戦えるくらいいい感じです」と笑顔で絶好調宣言。
メンタル的にも「ワクワクが大きいですね。試合が近付くにつれて楽しみな気持ちが湧いている。早く試合がしたい。楽しみです。向こうは上から目線でナメた態度ばかり取っているので、ぶっ飛ばしてやるから見ておけって気持ちもありますね」と燃えている。
昨年大晦日の平本蓮戦以来と試合間隔はだいぶ空いたが、「不安はないです。だいぶ空いたとは言っても1年は空いてないので、全然心配はない。普段の練習から実戦に近いスパーリングをやっているので」と全く不安はないとする。
萩原は試合決定の記者会見からずっと「ナメられている」と憤っている。「こんなに相手にナメられた経験がないので、いつもより腹が立っている感情が出ている面がある」と怒りを感じているという。
朝倉が会見で警戒しているとした右ストレートに関しては「バッチリですね」とニヤリ。「パンチはミットをやっていても感触がいい。スパーでも当たるほど精度が上がっているし、当て感もこの試合が決まってからさらに磨きがかかっている。どれだけ研究されようが打ち込んでやろうと思っていますよ」と自信を見せる。
ミット打ちではスタンドのヒジ打ちも繰り出した。これは「組み付いて戦うと相手が言っていたが、そういう戦い方をされても接近戦での技を自分自身が持っている。そこからいろいろな、ヒジだけじゃなく細かい技を持っています。掌底とか相手が嫌がる攻撃をいっぱい使おうと思っています」と、徹底して相手の嫌がる技を仕掛けていくとした。
試合の主導権は「常に僕が握る試合になりますね。全部自分から仕掛けていって、ゲームを作っていく展開になるので、向こうはカウンターであったり、蹴りをつかってペースをとってこようとすると思うがその対策もバッチリしてある」と、様々なシチュエーションを想定して対策をしていると自信満々。
「この試合で世代交代じゃないけれど、格闘技界の主役が変わると思う。これから先は俺に任せとけと伝えたいですね。10月2日を機に格闘技界の勢力図と僕の人生が変わると思っている」と、朝倉未来を格闘技界の主役の座から引きずり下ろし、自分がその座に座ると萩原は言い放った。