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【修斗】初防衛戦を迎える“怪物”安藤達也「初防衛戦のプレッシャー? あるわけない」×石井逸人「俺はこの環境だからチャンピオンになれる」=9月20日(月・祝)後楽園

2021/09/20 17:09

青木真也が再び介入!?「AOKI PROJECT」発動!

 日本最高峰のグラップラー・岩本健汰のMMAデビュー戦が決定。岩本と言えば国内外の柔術、ノーギの世界で快進撃を続け、2018年、2019年と全日本ノーギ選手権無差別級を連覇し、ADCC2019アジア&オセアニア代表 、GTF.3フェザー級王座決定トーナメント優勝等、グラップリングの世界で数々の金字塔を打ち立てている。そんな岩本のMMAデビューをお膳立てしたのは世界を相手に戦う国内MMAのトップランナー青木真也だ。

 2021年5月、コロナ禍の中、無観客で開催されたプロ修斗ABEMA テレビマッチ以来、久々に「AOKI PROJECT」を緊急発動。急遽岩本の修斗デビューが決定した。

▼AOKI PROJECT 提供マッチ 70.3kg契約 5分2R
椿 飛鳥(トライデントジム)
岩本健汰(ロータス世田谷)

 その岩本のMMAデビュー戦の相手に青木が指名したのが“崖っぷちシューター”椿飛鳥だ。青木と椿の関係は2018年に行われた『ABEMA』伝説の格闘リアリティショー「格闘代理戦争2ndシーズン」まで遡る。椿は2017年に全日本アマチュア修斗選手権優勝。持ち前の運動能力と将来性を買われ青木真也推薦選手としてエントリー。様々な試練を乗り越えるも優勝を勝ち取ることはできなかった。その後はONE WarriorSeriesに参戦し、2020年からは主戦場を日本に移すも連敗を喫し、今がまさに崖っぷち状態。

 そんな椿に喝を入れるべく動いた青木だが……。本来なら自信をつけさせるべくそこそこの相手をぶつけるのが普通だが、よりによって国内最強のグラップラーとの対戦を無茶振り欲求。二つ返事で試合を快諾したが、果たして椿の本心は? まさに谷底に叩き落とすマッチメイクとなったが、ここは後がない椿の奮起も期待されるところだ。

 それでも青木真也をして日本で随一のグラップラーと言わしめる岩本健汰のMMAデビュー戦に注目が集まることは間違いない。今まで数々の名だたるグラップラーがMMAに転向しているが、岩本はどれほどアジャスト出来ているのか? グラップリングで通じるポテンシャルをMMAでも披露出来るのか?この試合をマッチメイクした青木真也の魂胆は? 青木は椿と岩本、どちらのセコンドにつくのか? 貧乏くじを引かされたのは椿か? 岩本か? それとも…? クエスチョンマークが多数点在する今回の「AOKI PROJECT」。顛末はこの試合を見届けないとわからない。

 同大会は全試合『ABEMA』格闘チャンネルで完全生中継される。

◆岩本健汰 KENTA IWAMOTO
[所属]ロータス世田谷
[出身]千葉県臼井市
[身長]172cm
[生年月日]1997年2月13日(24歳)
[主な格闘技歴]
ADCC2019アジア&オセアニア代表
第8回全日本ノーギ柔術選手権 アダルトエキスパート ライト級優勝
               アダルトエキスパート オープンクラス優勝
第7回全日本ノーギ柔術選手権 アダルトエキスパート ライト級準優勝
               アダルトエキスパート オープンクラス優勝
GTF.3 フェザー級王座決定トーナメント優勝
第20回全日本ブラジリアン柔術選手権 アダルト 紫帯 ライト級優勝

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