MMA
レポート

【DEEP JEWELS】サラがメインで勝利、女子相撲の強豪・奥富夕夏が連続一本勝ち、元プロ野球選手の松田亜莉紗も一本勝ち

2021/09/04 15:09

▼第2試合 DEEP JEWELSアマチュアAAルール 54kg以下 3分2分
○松田亜莉紗(BLOWS)
2R 1分16秒 ※腕十字→レフェリーストップ
×Sarah(フリー)


 松田(旧姓:金山 1994年12月生まれ=26歳)は小学4年生でリトルリーグに入団、中学はリトルシニア、高校で硬式野球を始め、2013年に女子プロ野球の京都フローラに入団。2013~2014年に女子プロ野球リーグのベストナインに選出され、2014年には外野手としてジャパンカップ個人賞を受賞。そして2015年に京都フローラがリーグの年間女王に輝き、松田は大会MVPに輝いた。


“ありぴー”のニックネームでアイドル的な人気もあったが、2017年に格闘技転向のため引退。2019年には『新婚さんいらっしゃい!』に出演して話題を呼んだ。ハワイのHMCで3カ月間MMAの練習をしてプロを目指していたが、2019年に結婚・出産を経験し1年間産休。今回ようやく初の試合を迎えた。対戦相手のSarahは高校生。


 1R、ミドルの蹴り合いからスタートし、Sarahが組み付くとロープに押し付けられた松田だが体勢を入れ替えてボディロックからテイクダウンに成功。ボディへのパウンドを入れるがSarahが立ち上がり、両者ダブルレッグの攻防。


 2R始まってすぐに松田がボディロックからテイクダウン。サイドを奪うとブリッジで返そうとしたSarahからマウントを奪う。ここから腕十字に行こうとした松田だが、セコンドから「それ逆」と言われて体勢を立て直し、最後はきっちりと腕十字の体勢に。レフェリーがストップし、松田が初の試合で鮮やかな勝利を収めた。

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