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レポート

【DEEP JEWELS】サラがメインで勝利、女子相撲の強豪・奥富夕夏が連続一本勝ち、元プロ野球選手の松田亜莉紗も一本勝ち

2021/09/04 15:09

▼第3試合 DEEP JEWELSアマチュアKICKルール ストロー級 1分30秒2R
○ラジーナ(コンパス幼稚園)
判定3-0 ※20-18×3
×小日向美結(禅道会駒ヶ根道場)


 第3試合に出場するラジーナは、2017年1月に旗揚げされて同年10月に活動を停止した『GIRL’S BUDO ENTERTAINMENT 「SEI☆ZA」』で活躍したラジーナ・ビスタ(ネパール)だ。


 ラジーナはチームSEI☆ZAの第1期育成メンバーとして18歳でネパールから来日し、日本で修行しながら試合にも出場していた、伝統派空手をバックボーンに持つ選手。2017年1月のSEI☆ZA旗揚げ戦ではクリスティーナ・コウスタ(ギリシャ)に3本先取されて黒星。5月の第2戦では禅道会との3vs3勝ち抜き戦の先鋒として伊藤良恵にパンチの連打でKO勝ちしたが角田光優に3-0のポイント差負け。7月のTeam DATEとの4vs4勝ち抜き戦では華DATEにレフェリーストップ負け。そして10月にはキム・イニョンに3ポイント先取されて黒星と、SEI☆ZAでの戦績は1勝4敗。


 現在は島田裕二レフェリーが営むコンパス保育園で保育サポートを行い、子ども向けスポーツアカデミー「Jスポーツアカデミー」にて子供たちにキックボクシングを指導しているという。3月のDEEP JEWELSオープニングファイトでサラとキックボクシングルールで対戦して引き分けている。小日向はまだ17歳で、7月の『KROSS×OVERアマチュア大会 NEXT』では2RにTKO負けを喫している。


 1R、ミドルを蹴る小日向にラジーナはワンツーから右ハイキックへつなげる。左右ハイキックが2度決まり、ラジーナは左右ストレートを連打して前へ出る。小日向はパンチをもらって下がり続けた。


 2R、ローを蹴る小日向何ラジーナが再びストレートの連打で前進。小日向が右オーバーハンドを合わせ始めるとラジーナの突進はストップしたが、パンチを的確に当て続け、終盤にもう一度ラッシュ。ヒザ蹴りで対抗する小日向だがパワーの差は明らかでラジーナの完勝となった。

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