▼第11試合 DEEPフェザー級 5分3R
○牛久絢太郎(K-Clann)
[1R 3分49秒 TKO]
×ザック・ベナベンテ(Vida Brazilian Jiu-Jitsu)
フェザー級では2018年11月の「PANCRASE301」で近藤孝太に勝利後、2019年1月に台湾「Way Of The Dragon Championships 3」でマルシオ・セザールに判定勝利していたK-Clannの牛久絢太郎がDEEP初参戦。ジョーンズと同じグアムのザック・ベナベンテと対戦する。ベナベンテはPXCでギロチンチョークで1勝の記録が確認できるのVida BJJ所属選手だ。
1R、牛久の左を効かされたベナベンテが金網に後退。ダブルレッグでテイクダウンした牛久に、下のベナベンテは三角絞め! 右腕は伸ばされながらも左拳を股の間に残した牛久がかついで外す。足を戻すベナベンテを金網に押し込みインサイドからヒジを落とす牛久。ベナベンテは足が効かなくなり折りたたまれるとヒジ、パウンドの連打を浴び、レフェリーが間に入った。
PANCRASEからDEEPに参戦し、初勝利を挙げた牛久は「まだまだ足りないところいっぱいありますので、これから成長した姿を見せたいと思います。あと、今日父が誕生日で、おめでとう。佐伯さん、この舞台に立たせてくれてありがとうございます」とマイクで語った。
▼第10試合 DEEP KICKルール 55kg以下 3分3R
△内藤凌太(ストライキングジムAres)
[判定1-1]※30-29,28-29,29-29
△堀尾竜司(TRY HARD GYM)
1R、ともにオーソドックス構え。近づき得意の跳びヒザは堀尾。内藤は左ハイ。堀尾は前蹴りで突き放し、内藤の詰めにケージづたいに回る。追う内藤は右ロー。
2R、左ローの連打から歩くように詰める内藤。金網詰まりながらも左ミドル返す堀尾。ワンツーからの右ハイを当てる内藤! 下がる堀尾だが右ストレート返し左ミドルまで繋ぐが内藤が細かい左右で前に。内藤のラウンドに。
3R、ワンツーから左ハイまでひっかける内藤。ブロックする堀尾は左フックで左回り。近い距離ではヒザ。しかし追う内藤は右ロー! 左インローを効かせる。内藤のハイをかわして左ボディブロー、ヒザ蹴りは堀尾! 互いに手を休めることなく打ち返し。
▼第9試合 DEEP JEWELS 49kg以下 5分3R
○古瀬美月(Y&K MMA ACADEMY)
[判定3-0]※29-28×3
×樋田智子(カルペディエム福岡)
1R、サウスポー構えの古瀬は左ストレートからそのままダブルレッグテイクダウン! クローズドガードに入れる樋田は手首を持ち十字狙い、蹴り上げから立つ。樋田のローブロー後、古瀬がインターバル、再開。左ローからオーソにスイッチする古瀬。サウスポー構えに戻すと、樋田は右ロー。古瀬も中間距離から左ミドルを当てる。
前足にシングルレッグは古瀬。ギロチンチョークの構えの樋田に古瀬すぐに片足を越えるが下の樋田もハーフで二重がらみ。抱きつき凌ぐ。
2R、古瀬の左に右ミドルを当てる樋田。古瀬は左スーパーマンパンチを狙うがかわす樋田。ダブルレッグテイクダウンは古瀬。1R同様にギロチンチョークを狙う樋田にクローズドの中には入らない古瀬。ハーフから二重がらみも背中つかされる樋田に古瀬は単発ながら右のパウンド。左で枕に巻くが、離れて立ち際を打撃で狙う。左回りで右ミドルを当てる樋田。古瀬も左ミドル。細かいワンツーは古瀬だが、テイクダウン奪われた樋田もスタミナ落ちない。
3R、ステップを踏み右ミドルは樋田。角度を変えて出はいりは古瀬。ボディロックから小外テイクダウンも樋田は蹴り上げから立つ。追う樋田。下がる古瀬はスタミナ厳しいか。ワンツー連打から右を当てる樋田! 下がる古瀬はボディロックから小外がけテイクダウン! ピンチをハーフで上に。ヒジを落とす古瀬。しかし足を戻してガードから樋田も蹴り上げて立つと左右で前へ。古瀬も左ハイを放つがかすめてかわした樋田が左右で前に出てゴング。
判定は3-0で要所でテイクダウンを奪い削った古瀬が辛勝した。
▼第8試合 DEEPフライ級 5分2R
○藤田大和(リバーサルジム新宿Me,We)
[2R 0分9秒 TKO]
森脇公三(トイカツ道場)
1R、ともにオーソドックス構えから。右ローを当てる藤田は右ストレートでいきなり藤脇にヒザを着かせるが、藤脇もダブルレッグへ。がぶる藤田にガードの中に入れる藤脇はラバーガード、下からキムラ狙う。インサイドから鉄槌は藤田。腰を殺しながら金網から横に寝かせる藤田は膠着しながらも細かい鉄槌を顔面、腹に打ち分ける。
2R、右フックを効かせた藤田はラッシュ。クリンチにいく森脇をはがし、右フック! 動きが落ちた森脇に左右連打でレフェリーが間に入った。
▼第7試合 DEEPバンタム級 5分2R
○城田和秀(NEXUSENSE)
[1R 1分42秒 ノーアームギロチンチョーク]
×KEN(フリー)
1Rともにオーソドックス構え。KENは右ロー。その打ち終わりに詰めた城田はダブルレッグテイクダウン。足を払いながら右手を首に巻き、グラップリングで得意としている形からパスガード。ハイエルボーのノーアームギロチンを極めた。
▼第6試合 DEEPフェザー級 5分2R
○神田航也(パラエストラ柏)
[1R 3分35秒 リアネイキドチョーク]
×加藤貴大(BRAVE)
序盤から右で差して崩していく神田。背中を着かされた加藤は、左で差して立つが、すぐに脇差し投げる神田。右脇を差された加藤だが、神田が捨て身気味の投げの際でバックに。立つ神田にすぐに喉下に腕を巻き、スタンドバックでタップ奪った。神田はケージレスリングで制しながら、スクランブルで隙を見せた。
▼第5試合 DEEPライト級 5分2R
×岸本篤史(BRAVE)
[1R 1分16秒 リアネイキドチョーク]
○ベッチーニョ・ヴィタル(KRAZY BEE沖縄)
ベッチーニョはダブルレッグテイクダウンから足越え素早くバックに。すぐに両足を巻きリアネイキドチョークを極めた。
▼第4試合 DEEP KICKルール 63kg以下 3分3R
○和希(TRY HARD GYM)
[判定3-0]30-27×2,30-28
×若月 諒(team zeroone)
▼第3試合 DEEPウェルター級 5分2R
×涌井 忍(和術慧舟會HEARTS)
[判定0-3]
◯嶋田伊吹(Fight Holic)
▼第2試合 DEEPフライ級 5分2R
◯石神保貴(EX FIGHT)
[判定3-0]
×曽我英将(ALLIANCE)
▼第1試合 DEEPバンタム級 5分2R
◯松丸息吹(パラエストラ千葉)
[1R 2分55秒 リアネイキドチョーク]
×SO(平中道場)
【計量記事】