K-1K-1
K-1
インタビュー

【K-1】王者として初の試合に臨む壽美「ちょっと重い階級だからこそ、ドカーンと勝つところを見せたいです」

2021/09/02 16:09
 2021年9月20日(月・祝)神奈川・横浜アリーナ『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~』にて、スーパーファイトの女子-53kg契約3分3R延長1Rで櫻井梨華子(優弥道場)と対戦するKrush女子フライ級王者・壽美(NEXT LEVEL渋谷)のインタビューが主催者を通じて届いた。  壽美はKHAOSとKrushで3連勝をあげて2019年8月にヨセフィン・ノットソンと対戦したが、判定で敗れた。12月のK-1初代女子フライ級王座決定トーナメントのリザーブマッチでは真優に判定勝ち、2020年6月のKrushでNA☆NAに判定勝ち。そして11月のK-1で女王KANAを破る大番狂わせを演じ、一躍脚光を浴びる存在に。今年4月にはトーナメントを制して第5代Krush女子フライ級王座に就いた。戦績は11勝(2KO)4敗。 目標を達成したというよりもやっとスタートしたなという気持ち ――約10カ月ぶりのK-1参戦が近づいてきました。今の心境はいかがですか? 「今年4月にKrushのチャンピオンになったことで“もっと強くなりたい”という気持ちがさらに沸いて、練習量もかなり増やして、毎日“格闘技に生きてるな”という時間を過ごしています。だから今回は今までで一番自信を持ってリングに立てる、それぐらいの練習をしています」 ――ベルトを獲って達成感を得るのではなく、さらに向上心が沸いたと。 「チャンピオンになって自分の中で自覚というか、人間としての生き方だったり、練習も普通の選手と一緒の練習をしてちゃダメだなと思いました。身体はちょっとキツいですけど、練習量はかなり増やしてます。やっぱり私はチャンピオンになってからがスタートだと思うし、私が目指しているのはK-1のチャンピオンになることなので、目標を達成したというよりもやっとスタートしたなという気持ちです」 ――さらなるレベルアップのためにどんなことを意識して練習していますか? 「ただこなす練習ではなく“自分には何が必要なんだろう”ということを考えて毎日のスケジュールを組み直しました。ただジムで練習するだけじゃなく、この日はジムで何をする日なのか。練習の前に『今日はジャンプトレーニングを入れよう』や『今日は練習の後にフィジカルトレーニングを入れよう』など、毎日の練習スケジュールを完璧に組んでます。もちろんキツい練習・ガムシャラにやる練習もやりますが、そこにすべて意味を持たせてやっています」 ――さて今回よこはまつりでは唯一の女子の試合となりますが、対戦相手・櫻井梨華子選手の印象をお願いします。 「気持ちが強くて、力強い、パワーがすごいあるんだろうな、一発もらったらヤバいかなと思います。危機感を持って練習していますね」 ――壽美選手にとっては昨年11月のK-1福岡大会でKANA選手に勝利して、Krushのベルトを獲ってK-1に戻ってくる試合です。しっかり強さを見せることが求められる試合だと思います。 「今回は積み重ねでやってきたことが形になっている感覚が毎日あります。1日1日、いかに成長できるかというところに集中してやっていて、自分としても“ここがちょっとよくなったかな”と思う点もあって、スパーリングでもそこを感じます。前回のK-1参戦よりもパワーがついたと思うことが増えたので、力強い試合を見せられたらと思います」 ――K-1の女子はアトム級・ミニマム級の試合が増えていますが、壽美選手はフライ級のファイターとして、この階級をどう盛り上げたいですか? 「やっぱり軽い階級じゃないちょっと重い階級だからこそ、アトム級・ミニマム級とは違う力強さとかドカーンと勝つところを見せたいです」 ――それでは最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。 「この一戦で見ている人全てが“壽美”(ことみ)という、難しい漢字の私の名前を誰もが覚えてくれるような試合をして勝ちます!」
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.334
2024年9月21日発売
UFCデビューの朝倉海をビリー&エリーHCと共にインタビュー。またUFC6連勝で1位ロイヴァルと戦う平良達郎、DJの引退インタビュー、期待のプロスペクト、格闘技の新しいミカタを特集!
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント