那須川天心の妹・梨々が、兄の6戦目よりも早い4戦目での王座戴冠を狙う
2019年7月5日(日)東京・後楽園ホール『RISE 133』の対戦カード第一弾が発表された。
3月23日の『RISE 131』で開幕した「RISE QUEENアトム級王座決定トーナメント」の決勝戦(王座決定戦)、元J-GIRLSミニフライ級王者・紅絹(NEXT LEVEL渋谷)vs那須川梨々(TEAM TEPPEN)が行われる。
紅絹は2006年10月デビューのベテラン選手で、パンチを主体としたトリッキーなファイトスタイルで各団体にて活躍。2012年11月、J-GIRLSミニフライ級王者になったのを皮切りにタイトルマッチを多数経験。3月の1回戦ではNJKFミネルヴァ日本アトム級王者・百花を破り、ベテラン健在を示した。
梨々は那須川天心の妹で、兄同様ジュニアキックを経て高校生になった2018年6月にプロデビュー。いきなり元TRIBELATEピン級王者でNJKFミネルヴァ・アトム級2位の佐藤レイナを下したが、11月の2戦目で百花に初黒星を付けられた。しかし、1回戦では優勝候補と目されていた平岡琴を延長戦で振り切り、決勝進出を果たしている。
今回はタイトルマッチのため、3分5Rで行われる(通常は3分3R。他団体では女子の試合は1R2分で行われることが多い)。体力的に過酷な戦いになるが、紅絹は「みんな梨々選手を応援しているのは分かっています。でもBBAナメんなよ。もう35歳ですが、3分5R動ける身体を作ってくるので。ここに上がっちゃえば(年齢差は)関係ない。バチバチの3分5R出来るように練習してくるので試合を楽しみにしていてください」と、1回戦の後に宣言。
梨々は「体力も凄くあるしめっちゃ手ごわいと思いますが、戦うとなったらぶっ倒すのでよろしくお願いします」と、KOでの王座獲得を誓っている。兄の天心は16歳・プロ6戦目でRISEバンタム級王者になっているが、その記録を超えることができるか。
<決定対戦カード>
▼RISE QUEENアトム級(-46kg)王座決定戦 3分5R無制限延長R
紅絹(NEXT LEVEL渋谷/元J-GIRLSミニフライ級王者)
那須川梨々(TEAM TEPPEN/2017年KAMINARIMON全日本女子-45kg級優勝)
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トーナメント1回戦が行われた3.23「RISE 131」全試合結果