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インタビュー

【K-1】元同門の後輩・林健太と拳を交える佐々木大蔵「僕と健太にしか生み出せないものがある」

2021/08/30 17:08
 2021年9月20日(月・祝)神奈川・横浜アリーナ『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~』にて、スーパーファイトのスーパー・ライト級3分3R延長1Rで第3代K-1ライト級王者・林健太(FLYSKY GYM)と対戦するKrushスーパー・ライト級王者の佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)のインタビューが主催者を通じて届いた。  佐々木は2008年にK-1甲子園でベスト8入り、同年5月にプロデビューし、2016年にKrushライト級王者となった。2018年4月の2度目の防衛戦で同王座を失い、スーパー・ライト級に転向すると同年11月のK-1スーパー・ライト級王座決定トーナメントでは準優勝。2019年6月大会では不可思をTKOで下している。2020年2月大会で鈴木勇人を破り、ライト級に続いての2階級制覇に成功。7月に近藤拳成を相手に初防衛し、12月のK-1では大和哲也を判定3-0に降している。今年5月には平山迅を破り2度目の防衛に成功。戦績は29勝(6KO)17敗1分。 一緒にご飯を食べて『次は誰だろうね』みたいな話をしていた ――2年前に続いて2度目の「よこはまつり」出場が決まりました。心境を教えてください。 「横浜アリーナ大会には出たかったので、出場が決まって素直に嬉しいです。横浜は僕の地元というか、応援してくださる方も横浜の方が結構いらっしゃるので、その中で試合ができるということと、横浜アリーナには旧K-1の大会を観戦に行ったり、あの雰囲気がすごく好きなんです。一昨年もよこはまつりに出場して、あの花道を歩いてるので、また歩きたいなという思いがあったし、すごく楽しみです」 ――今回の対戦相手は元同門の林健太選手という心境的に難しい相手です。 「5月も僕(Krush)と健太(K-1)は同日に試合があって、そこに向けて一緒にスパーリングもやっていたので、まさか次の戦いで相手になるとは…と思いました。それこそ前回の試合が終わって、共通の応援してくれる方がいて、その人を交えて一緒にご飯を食べて『次は誰だろうね』みたいな話をしていたんです(笑)。だから、こんなに早く試合が決まると思わなかったと言えば思わなかったです」 ――なるほど。逆にいつか戦う可能性があるとは思っていましたか? 「はい、いつかはやると思ってました。同じ階級ですし、お互いやっぱりベルトを目指しているので。そんな健太とK-1、しかも横浜アリーナ大会で拳を交えることはすごく光栄なので、僕としては楽しみです」 ――一緒に練習している仲間として、やりにくさはないですか? 「僕は決まった相手とやるというだけで、常に自分の高みを目指すということは変わりません。相手が決まればそこに向けて自分の足りないところだったりとか、相手の良さを知って練習していくので、それは別に健太が相手だからどうというのはないですね」 ――では改めて対戦相手の林選手の印象をお願いします。 「やっぱりパンチのイメージというか、1発もらってもその倍返してくる。(卜部)功也とやった試合はすごく印象的で、気持ちを見せる選手というか、気持ちで戦う選手だなと改めて思いました。健太はお客さんの心を揺さぶることができる選手ですよね」 ――これまで一緒に練習している相手と試合することはあったのですか? 「ここまではないですね。でも僕はお互い試合に向けて全力で準備をして、ベストの状態でリングに上がってぶつかり合えればいいかなと思います。結果はその後に出るものだと思うので。そういう試合ができれば、スーパー・ライト級のベルトに向けても、お客さんに向けても、いいアピールができるんじゃないかと思います」 ――それでは会場に来るお客さん・生中継を見る人たちにどんな試合を見せたいですか? 「みなさんはスパーリングを見たい訳じゃないと思いますし、いざ試合になったらお互い色んな思いが乗っかると思います。僕と健太にしか生み出せないものがあると思うし、それを横浜アリーナという会場でお客さんと一緒に作り上げていけたらと思います。勝負ごとなんで勝者と敗者がいて、残酷な部分はありますけど、お互いに全力を出し合えたらいいなと思います」
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