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レポート

【K-1甲子園】聴覚障害のハンディを持つ古宮晴が高校生最後の夏に初優勝

2021/08/29 23:08

▼K-1甲子園 -55kgトーナメント決勝戦 3分1R
○大久保琉唯(栃木県立宇都宮北高校2年)
判定2-0
×齋藤龍之介(茨城県県立下妻第二高校2年)


 2年生対決となった-55kgの決勝戦。大久保はカウンター狙い。相手の出るところに合わせて右ストレート、蹴り返しと的確に攻撃を当てていき、自分からは前蹴りを放つ。齋藤は大久保のカウンターを恐れず積極的に攻撃を仕掛け、右ハイキックで対抗したが、ヒットの的確さで上回った大久保が判定2-0で勝利。


 大久保は「大会が始まる前はこの選手が獲るだろうなって様々な予想がされていましたが、この日になって自分が王者になってホッとしています」とコメント。


 試合後のインタビューでは「齋藤選手とは予選でも当たっていて2-1で向こうも納得できていない結果で、今回は2-0でしたが前よりは圧倒できたかなと思います」と決勝を振り返り、「日々毎日しっかり練習してきた成果が出せて優勝できたのでホッとしています。日々送り迎えしてくれるお父さん、お母さんに喜びを伝えたいです。次は9月12日のK-1アマチュアでMVPを獲って優勝して、その次はプロの舞台で世界チャンピオンになれるように努力したいです」と9月のK-1アマチュア大会にも出場すると語った。


 今年の応援サポーターを務めたタレントで女優の川口葵は「東日本、西日本の予選から見ささせていただき、最後まで見守らせていただいて貴重な経験をさせてもらいました。勝った選手も負けた選手もこれから頑張ってください」と、学生たちにエールを送った。


 そして「年下の選手たちがアツい試合を見せてくださって私自身の刺激になりましたし、凄いなと思いました。プロに向かって戦っていく姿はカッコいいと思いました」と、選手たちの戦いに感動したと締めくくった。

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