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【DEEP JEWELS】ちびさいKYOKAがプロ2戦目に臨む「JEWELSのミクロ級と言ったら“ちびさいKYOKA”と言ってもらえる選手になりたい」

2021/08/27 12:08
【DEEP JEWELS】ちびさいKYOKAがプロ2戦目に臨む「JEWELSのミクロ級と言ったら“ちびさいKYOKA”と言ってもらえる選手になりたい」

念願だったデビュー戦は苦い思い出となってしまったKYOKA。今回は柔術黒帯の村上と対戦する

 2021年9月4日(土)東京・新宿FACE『skyticket Presents DEEP JEWELS 34』の第3試合、ミクロ級5分2Rで村上彩(フリー)と対戦する、ちびさいKYOKA(SAI-GYM)。


 KYOKAは中学では家庭科部でスポーツ経験はなかったが、叔父がブラジリアン柔術を学んでいたことで格闘技に興味を持ち、中学を卒業してからフィットネス感覚でジムに入門。3~4年経った頃に試合やジムでのスパーリングを見て試合に興味を持ち始めたという。2018年『イサミリバーサルサマーカップ2018』のアダルト白帯ルースター級優勝を経て、2020年北日本アマチュア修斗選手権アトム級優勝。この実績により修斗プロライセンスを取得したがなかなか試合が決まらず、2021年6月の『DEEP TOKYO IMPACT 2021』でプロデビュー。


 新潟県で2人目の女子プロ格闘家となったことが話題となり、テレビ新潟のワイドショーでクローズアップされ、2021年2月8日付けの日刊スポーツ新潟版でもクローズアップ記事が掲載されるなど注目を集めた。そこで何が注目されたかと言うと、その小さな体格だ。身長146cm、通常体重42kgで、しなしさとこ(148cm、42kg)やナナチャンチン(147cm、43kg)よりも小さく、新潟の番組でも“国内最小最軽量女子ファイター”として紹介されている。そのデビュー戦では古林礼名に判定負けで黒星スタート。

 今回から、おそらくシビサイ頌真をもじったと思われる、小ささと所属するSAI-GYMを合わせた“ちびさい”をリングネームに付けて心機一転プロ2戦目に挑む。対戦する村上はまだプロ1戦1勝ながら「アトム級GP 2021」出場にも抜擢された柔術ベースの選手だ。


 KYOKAは村上について「黒帯柔術家で寝技はとても強いと思いますので怖いです。コスプレイヤーなので可愛くてうらやましいです…」との印象。

 デビュー戦の反省点には「細かいMMA技術や身体の使い方など基礎が身に付いていなく、悔しい展開になってしまい、良いところをお見せできず申し訳なかったです」と、まだまだ基礎不足を感じたとする。


 それでも「私は不器用で小さいですが、JEWELSのミクロ級と言ったら“ちびさいKYOKA”と言ってもらえる選手になりたいです。応援よろしくお願いします」と、地道に一歩ずつでもトップを目指して歩んでいきたいと話した。

 そんなKYOKAの支え――パワースポットは雄大な日本海なのだという。今年の夏も海水浴に行き、カラフルな水着でいつも格闘技での活動を応援してくれている友人たちと海を楽しんだ。


「海、大好きです。夏は海水浴で、夏以外にもよく行くんです。日本海、夕日が綺麗ですよ」とKYOKA。国内最小最軽量と身体は小さいが、雄大な日本海のように女子格闘技界にとって大きな存在を目指していく。

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