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【BOM】MIKE JOEと松島勲也がヒジありルールで対戦、晃希vsレンタのWMCインターコンチネンタル・ライト級王座決定戦を仕切り直し

2021/08/23 18:08
 2021年9月26日(日)東京・大田区総合体育館で開催されるムエタイのビッグマッチ『BOM~The Battle Of MuayThai~-ouroboros 2021-』の対戦カード第二弾が発表された。  ミドル級(72.50kg)3分3R延長1Rのヒジ打ちありルールで、第4代Bigbangスーパー・ウェルター級王者MIKE JOE(BATTLE FIELD/TEAM J.S.A)とJ-NETWORKミドル級&KOSスーパーウェルター級王者・松島勲也(MSJキックボクシングジム)が対戦する。  JOEはアマチュアボクシングからキックボクシングに転向し、MMAにも挑戦した184cmの長身選手。2020年8月のKrushに初参戦すると、藤村大輔を相手に独特な柔らかい動きでパンチをかわし、右のストレート&フックをヒットさせての判定勝ち。12月の『スーパービッグバン』では神保克哉に判定で敗れたが、今年3月のK-1では木村“フィリップ”ミノルの代替選手として出場したEITOを2Rに右フックでKOしている。戦績は8勝(3KO)4敗4分。  松島は少林寺拳法、空手を経て、20歳の時の失恋がきっかけでキックボクシングを始めて22歳でプロデビュー。福岡の『KING OF STRIKERS』でスーパーウェルター級王座に就くと、2018年10月にはJ-NETWORKミドル級王座を奪取。左右フックの強打を持ち2019年は2月、3月、7月と連続KO勝利を飾っている。今年4月のBOMでは「BOMミドル級(72.50kg)王座決定トーナメント」に出場したが、1回戦でJに延長戦の末に判定負け。7月のBOMではオープンフィンガーグローブ戦でプライチューンポーンをTKOに破った。また、実家が教会でクリスチャンのため“闘うクリスチャン”や“リアル神の子”の異名を持つ。  強打を持つ両者だが、ヒジ打ちありのムエタイルールでは松島の方が1日の長がありそう。しかし、JOEは「僕は古いファイターが好きで、好きな選手はナジーム・ハメドとウィラポンのムエタイ時代。新しいのでもポンサネー(笑)。ムエマッドで男らしい試合をしたかったんですが中途半端でしたね」とムエタイ好きなコメントをしており、ヒジありルールでもムエマッドぶりを発揮しそうだ。  WMCインターコンチネンタル・ライト級王座決定戦(61.23kg)3分5Rでは、晃希(Team SRK)とレンタ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション)が対戦。  晃希はこれまでWMC日本スーパーライト級王座、大和ムエタイ同級王座、DBS同級王座、RKAライト級王座、UKFインターナショナル同級王者、DBS同級王座、UKFキックボクシング・イーストアジア・スーパーフェザー級王座、TRIBELATE同級王座と三階級制覇8冠王のタイトルコレクター。4月のBOMでは「BOMスーパーライト級(63.00kg)王座決定トーナメント」で健太にKO負けを喫している。  レンタは福田海斗や石井一成が所属するウォーワンチャイプロモーション所属で、ムエタイの本場ラジャダムナンスタジアムにも上がっている和製ムエタイの注目株。アマチュアで約70戦を経験し、プロでは15勝3敗2分1無効試合。  両者は6月13日の『KING OF STRIKERS』にて同じWMCインターコンチネンタル・ライト級王座決定戦を行ったが、1Rに偶発的なローブローで無効試合となり、今回再戦を迎えることとなった。  WMC日本スーパーバンタム級(55.34kg)3分3Rでは、WMC日本スーパーバンタム級王者・加藤有吾(RIKIX)がDBS&RKAスーパーバンタム級王者ダイナマイト柿崎(DRAGON湯沢)と対戦。  加藤はジュニア時代から石井の指導を受け、プロデビューすると持ち前の強打で頭角を現し、2019年12月にWMC日本スーパーバンタム級王座を奪取。2021年1月のINNOVATION岡山ジム主催興行で行われた「岡山ZAIMAX MUAYTHAI 55kg賞金トーナメント」で、元山祐希と壱・センチャイジムを破って優勝している。9連勝で一躍注目を集める存在となったが、セミファイナルに抜擢された今年2月のNKNLでは宮元啓介に判定2-0で惜敗。7月のNKNLではジャパンキック認定バンタム級王者・翼から2度のダウンを奪って勝利した。戦績は17勝(7KO)4敗。  柿崎はアマチュアで10戦10勝(10KO)という戦績を引っ提げて2010年3月にプロデビュー。東北を拠点として東京、名古屋など各地のリングで試合を行ってきた。前戦は8月の『戦場』で小澤翔に判定2-0で勝利している。  WMC日本ウェルター級(66.68kg)3分3Rでは、第4代WMC日本ウェルター級王者KAZU(GTジム)と第9代J-NETWORKウェルター級王者・峯山竜哉(WSR西川口)が対戦。  サウスポーのKAZUは4月のBOMでYOUTAに左ストレート、左ヒジ、組んでのヒザで優勢に立ち、判定2-1で接戦に勝利。峯山は7月のBOMでの「WMCインターコンチネンタル・ウェルター級次期挑戦者決定戦」で誠を1R35秒、蹴り足を掴まれたままでの左の連打で仕留めた。
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