大野祐志郎(ALL-WIN team 華王州)
第1試合のスーパー・ライト級3分3R延長1Rで、斉藤雄太(K-1ジム五反田チームキングス)を3R1分28秒、KOで仕留めた大野祐志郎(ALL-WIN team 華王州)が試合を振り返った。
「昨日の試合なんですけども、結果3RKOで終えることができて、一安心しています。内容の前に先程、中村プロデューサーからマイクが長いよと(苦笑)。終わった後にセコンド陣であったり応援に駆けつけてくださった皆さんにもSNS等でも言われて、進行の妨げにもなってしまったかなということで自分も少し反省しています。
試合内容に関してなんですけども、対戦相手の斉藤雄太選手の試合動画を見て研究していく中で、試合後のインタビューでも話した通りなんですけども、自分のイメージ通りで。ただ、自分が1RでKOするという気持ちが強すぎて1R目からガチガチになってしまって、終盤にダウンをとられて。そこで気持ちが焦って3R目にまで行ってしまったっていうのがいけなかったかなというところで、めちゃくちゃ怒られました。まあ、KO勝ちというところで結果を残せた、Krushらしい戦いができたと言ってもらえたので、そこは評価したいと思います」
――次の試合に向けてどんな準備をしたい?
「正直、今回の試合なんですけど、怪我などで全然万全の状態じゃなかったんですよね。練習も全くできない状態で、そんな中、試合に出るのもどうかって悩んだんですけども、逆に万全の状態で出られる選手のほうが少ないなとずっと考えていて。怪我は絶対につきもので、みんなどこかしら傷めているところでの出場で、今回は周りの意見を押し切って参戦しました。とりあえずはその傷を癒やして、次戦に向けて自分の中で課題が見つかったところがあるので、そこを修正していきたいと思います」
――12月のK-1大阪大会出場と大和哲也選手との試合をアピールしていたが、改めてどういう気持ちがある?
「そこはブレずに貫き通していきたいなと思っていて、その気持ちが大和哲也選手に届けばなというところですね。もし、実現するならば必ずいいもの、いい試合を作ってみせます」
――ファンの皆さんへのメッセージは?
「昨日は応援に駆けつけてくださった皆様、ABEMAで応援してくださった皆様、本当にありがとうございます。第1回出場の際もそうなんですけども、SNS等で反響が大きくて、それが凄く力になっています。今後も年齢がどうとかあると思うんですけど、気持ちは前しか見てないんで、毎日精進して強さを探求していくので、必ず面白い試合をする楽しみな選手の皆様の中の一人に加えていただけたらなと思いますので、今後とも注目してください。お願いします」