C-ZUKA(T-GYM)
第2試合の女子ミニマム級 3分3R延長1Rで、MMAファイターのKAI(ファイティスジムMSC)に延長R、判定2-1(10-9×2、9-10)で勝利を収めたC-ZUKA(T-GYM)が試合を振り返った。
「昨日は応援ありがとうございました。以前は保育士をしていて、このコロナ禍になって仕事の責任上とかもあって、都内には行けなかったんですけど、環境が変わって、今回1年8カ月ぶりにKrushに参戦させていただくことになりました。本当に長い期間空いてしまったので、試合感覚とかも忘れてしまった点もあるんですけど、期間が空いたことでいろんなことを一から見直すことができたので、また新たな自分を発見できたかなって思います。今回ギリギリな試合で、毎回ヒヤヒヤさせてしまうんですけど、その中でも自分の課題と収穫が見つけられたので、その点をまた頑張っていきたいと思います。ありがとうございました」
――久しぶりのKrushで勝利して、一夜明けての心境は?
「とりあえず不安しかなかったんですけど、試合ができることが本当にありがたいことだなと、それを一番に感じています。
――試合の中で良かった点と悪かった点は?
「良かった点として、今までスロースターターで1Rでダウンをもらったりすることがあったんですけど、とりあえず今回は落ち着いて入ろうということで、両方のセコンドの声がよく聞こえたかなって思います。周りの声がよく聞こえて、落ち着いて対応できたかなと思います。悪かった点としては疲れてしまったりスピードが全然なかったり、もちろん倒せるパワーもまだまだついてないと思うので、伸びしろたっぷりっていうことで頑張っていきたいと思います」
「今回階級も上げて、今まで45kgでは苦しい中でやってきたことがあって、今回初めて追い込みの練習が楽しく感じられて、元気に当日を迎えることができたので、この階級でも戦えるなということが分かったので、筋力アップ、スタミナアップを頑張っていきたいと思います」
――K-1・Krushの女子が盛り上がっているが、そこでどういう活躍を見せたい?
「本当に上にいる選手みたいに倒せる力って、正直まだないと思っているんですけど、自分のリーチとか巧い戦い方をして、どこまでいけるのかっていうのは挑戦していきたいところではあります」
――ファンの皆さんへのメッセージは?
「今回、周りでコロナが出たりして、来てくれるはずの方も何人も来れなくなってしまったんですけど、中継で見てくれて、たくさんのありがたい言葉をもらいました。1年8カ月ぶりということで試合が決まった時に、周りの人が自分の試合が決まることでこんなに喜んでくれるんだっていうのが初めて感じられたので、そういうふうに周りの人にパワーや勇気を与えられる試合を今後も頑張っていきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします」