王座返り咲きなるか、猿田「感情を揺さぶるような試合ができる」
そして、ONE世界ストロー級タイトルマッチでは、日本から猿田洋祐が王座返り咲きを懸けて参戦。ジョシュア・パシオ(フィリピン)と3度目対決に挑む。
2017年10月に修斗世界ストロー級王者となった猿田は、2018年12月からONEに参戦。いきなり元ONE世界ストロー級王者アレックス・シウバを判定で破ると、2019年1月に王者パシオと初対戦。猿田がスプリット判定で勝利、ONE世界ストロー級王座を獲得した。
しかし、3カ月後の2019年4月のダイレクトリマッチで、パシオに4R KO負けで王座陥落。その後、2019年10月にPANCRASE王者・北方大地に2R TKO勝ち。2020年9月に内藤のび太に判定勝ちで2連勝。パシオとの3度目の対戦に臨む。
タイトルマッチに向け、猿田は「9月24日にジョシュア・パシオと3度目の対戦が決まりました。1年ぶりの試合となりますが、試合中、苦しくて辛い選択をすることが出来れば、勝つことは難しくないと思っています。今イメージしている戦い方が出来れば、皆さんの感情を揺さぶるような試合ができると思っていますので、皆さんぜひABEMAで応援をよろしくお願いします」と、意気込みを語っている。
また、8月13日の「ONE:BATTLEGROUND 2」解説を務めた猿田は、「キャリアを終えるまでに最後にやりたい選手が3人がいて、ジョシュア・パシオ、ジャレッド・ブルックス、デメトリアス・ジョンソンとは戦いたい」と語っており、王座奪還で集大成に向かえるか。
対するパシオは、フィリピンのルソン島北部バギオ出身、チーム・ラカイ所属でウーシューベースの王者。2016年10月、当時ONE世界ストロー級王者だった内藤のび太が持つベルトに挑戦したが、リアネイキドチョークで一本負け。2018年9月に、再び内藤と世界王座を争い、悲願の王座を獲得した。初防衛戦で猿田洋祐に敗れたものの、2019年4月の再戦でベルトを取り戻している。
その後、2019年11月にレネ・カタランに2R 肩固めで一本勝ちでストロー級王座防衛。2020年1月には、アレックス・シウバとの5Rの死闘もスプリット判定で制し、2度目の王座防衛に成功している。