プロレスデビューを控えた筋肉女子YouTuberちゃんよた(右)の公開特訓を行った京太郎
2021年9月20日(月・祝)神奈川・横浜アリーナ『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~』にて、スーパーファイトのヘビー級3分3R延長1Rでシナ・カリミアン(イラン/POWER OF DREAM)との対戦が決まった元OPBF東洋太平洋ヘビー級王者・京太郎(チーム京太郎)が、異色のコラボを行った。
8月17日(火)、京太郎が姿を表したのは9月14日(火)東京・新宿FACE『P.P.P.TOKYO』にて、プロレスデビューを果たす筋肉女子YouTuberのちゃんよたの公開特訓。
筋肉女子YouTuber兼SOD専属女優として活躍するちゃんよたは今年5月に東京都パワーリフティング協会の「新人限定TOKYOパワーリフティング選手権大会」の63kg級で優勝。総合格闘技、ブラジリアン柔術の練習経験もあり、体型の理想像は中井りんなのだという。
今回はそのプロレスデビューへ向けて、「エロいとデカいは褒め言葉」を標榜するちゃんよたに、日本屈指の“デカさ”と“強さ”を誇る京太郎が戦いのノウハウを伝授するという主旨。まずは京太郎がミットを持ち、ちゃんよたのパンチ&キックを受けると、京太郎は「いいすね。蹴りは完璧」と高評価。続いてラリアットにも応用できるというフックやバックハンドブローも指導した。
その後は京太郎が通常行っているというジャンプを主とした自重トレーニングも。「普段はこういう瞬発力系のトレーニングはあまりやらない」というちゃんよただが、見事こなしてみせた。
特訓を終えた京太郎は、「女優の方がデビューされると聞いて、企画的な感じでやられるのかと思ったんですが、筋トレもめちゃくちゃ真剣にやられている。でも打たれ強さはまた違うと思う。筋肉がある人がK-1に来て倒されないかといえば、すぐ倒される。(打たれ強さは)実戦で殴られたり、投げられたりして身に付くものだと思う」と、実戦経験が必要とアドバイス。
(写真)果たして、ちゃんよたの格闘技挑戦もあるのか
そして「パンチがめちゃくちゃ重い。遠心力とか体の使い方とか“ただの企画じゃないな、真剣に向き合っているな”と思った。素晴らしい。挑戦することは大事」と評価し、「K-1の女子にはデカい人がいないんですけど、今何kgですか? 65kg? そういうガッチリした人がいないんですけど、出てもらっても面白い」とK-1出場にも期待していた。