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2021年8月14日(土)、リバーサル田町芝浦スタジオにて今成柔術主催の「IRE(Imanari Roll Ecstasy)」第5回大会が行われ、メインの今成コンバット柔術ルールで、今成正和(今成柔術)と朴光哲(フリー)が対戦した。
今成は、2021年6月のRIZINバンタム級GP1回戦で瀧澤謙太(リバーサルジム東京スタンドアウト)相手に、足関節勝負を仕掛けるも捕えることが出来ず判定負け。まずはグラウンド掌底打撃有りの今成コンバット柔術ルールで再起戦に臨む。
対する朴は、2020年11月のRIZINでの白川陸斗(トライフォース赤坂)戦での敗戦でMMAを引退。自身のジム設立のために、会社を起ち上げたばかり。グラップリングに挑戦を表明している。
▼今成コンバット柔術ルール 無差別級 1R10分
〇今成正和(日本)
[1分06秒 トーホールド]
×朴 光哲(日本)
組み合った両者。朴に指輪が残っており、外して再開。頭後ろに手を回した今成が引き込んでフルガードの中に入れる。
頭を胸につけオープンハンドで腹を叩く朴。上体を上げると、今成は朴の右足を外から巻いて腿の内側にあててデラヒーバガードへ。差し込んできた朴の右手を剥がして、左手で右足を掴んだまま右足で脇を押して朴を横に崩すと、空いている右手で朴に掌底!
ニーシールドから、横回転したところで蹴って離れた朴。すぐにシングルレッグで尻餅を着かせる今成は、朴の左足を取りにいくと、固められないように上体を起こして腕を差し入れる朴。
しかし、顔を近づけると今成の掌底が当たる。回転してヒザを曲げる朴だが、今成は外掛けから深く足を挟んで爪先を極めるトーホールド。腹ばいになる朴だがタップした。
【今成コンバット柔術-70キロトーナメント】
村田卓実(今成柔術)
寒河江寿泰(今成柔術)
小林博幸(T-Blood)
タツノスケ(CARPE DIEM芦屋)
ジャッキー(今成柔術)
勅使河原稜太(インファイトジャパン)
杉本 孝(パラエストラTB)
高橋秀彰(今成柔術)
※オーバータイム勝ち
試合時間内に決着が付かない場合は、サドルロック又は50/50のポジションから1分30秒で攻守交代制。一本を取ったタイムが短い方が勝利。両者とも一本が取れない場合は短いタイムでエスケープした方が勝利。
※試合中1分以上グラウンド状態にならない場合、コイントスを行い勝者がサドルロックか50/50の状態を選択しマットの中央で再開する。
今回はケージの中で行われたノーギグラップリングの今成コンバット柔術ルール・70キロトーナメント。ノーポイント、サブオンリー、グラウンド掌底有り、オーバータイムでは50/50とサドルロックを選択するというルールで行われた。
グラウンド掌底打撃ありのため、サブミッションの攻防で顔が近づくとオープンハンドで殴られることもあり、上半身が近づくと頭を防御する、あるいは極めにくくなる攻防の中、極め切れる今成柔術の寒河江寿泰と村田卓実が決勝に進出。熱い試合を繰り広げ、最後はオーバータイムで寒河江が勝利、優勝した。
▼今成コンバット柔術ルール 70キロトーナメント決勝 10分
〇寒河江寿泰(今成柔術)
[オーバータイム]
×村田卓実(今成柔術)
※先行村田の50/50から寒河江が5秒でエスケープ、後攻寒河江の50/50に村田時間差で敗退
▼今成コンバット柔術ルール 70キロトーナメント準決勝 10分
〇村田卓実(今成柔術)
[6分03秒 リアネイキドチョーク]
×勅使河原稜太(インファイトジャパン)
▼今成コンバット柔術ルール 70キロトーナメント準決勝 10分
〇寒河江寿泰(今成柔術)
[オーバータイム]
×杉本 孝(パラエストラTB)
※50/50で寒河江が5秒でエスケープ、杉本は8秒エスケープ
▼今成コンバット柔術ルール 70キロトーナメント1回戦 10分
〇村田卓実(今成柔術)
[オーバータイム]
×タツノスケ(CARPE DIEM芦屋)
※村田が50/50で内ヒールフックを3秒で極める。
▼今成コンバット柔術ルール 70キロトーナメント1回戦 10分
〇勅使河原稜太(インファイトジャパン)
[オーバータイム]
×ジャッキー(今成柔術)
※勅使河原が9秒でサドルからエスケープ
▼今成コンバット柔術ルール 70キロトーナメント1回戦 10分
〇寒河江寿泰(今成柔術)
[1分37秒 内ヒールフック]
×小林博幸(T-Blood)
※1分以上グラウンド状態にならなかったため寒河江がサドルロックを選択、内ヒール極める
▼今成コンバット柔術ルール 70キロトーナメント1回戦 10分
〇杉本 孝(パラエストラTB)
[2分48秒 リアネイキドチョーク]
×高橋秀彰(今成柔術)