5本ロープのRIZINのリングを根本的に作り直すと榊原CEOが明言
2021年8月16日(月)にスカパー!などで放映される『RIZINで逢いましょう』(スポーツライブ+) の第8回番組内で、榊原信行RIZIN CEOが新しいリングを作ることを明らかにした。
14日(土)にYouTubeにて公開された番組トレーラーの中で、初期に行っていたLED入りのロープが光る演出について触れた際、RIZIN総合演出の佐藤大輔氏が「ロープの強度を増さないといけない、みたいなことを最近言われているじゃないですか」と質問。
榊原CEOは「だからリングを作り変えようと思っているので。確かにPRIDEの頃はこんなに転落なんてものはなかったし」と、選手がロープの外に出てしまうことが多くなったため、リングを作り変えると答えた。
(写真)押し込まれた時に選手がロープの外に出てしまうことがある現状のリング
「構造に問題があるんですか、今、もしかしたら」と聞かれると、「そこを検証して。それはあそこ(ロープ)にLEDを入れている今のロープの構造に問題があったりとかするのかもしれないので、根本的にゼロから作り直します」という。
作り変えるのはロープだけでなく「広さは変えずに(PRIDE時代は7メートル四方)、これは戦っている選手の意見も聞きながらだけれど、エプロンをPRIDEの時代よりは伸ばしているんだよ。だけどもう少し外側のエプロンのところがあってもいいのかもしれない」と、ロープの外側部分を広げて選手がロープからはみ出しても落ちないようにしたいとする。
そこでゲストの那須川天心が「縦にロープを入れてもいいんじゃないかなって」と、横だけでなく縦にもロープがあれば選手の身体が出にくくなるのではないかと提案。これに榊原CEOも「入れてもいいかもね」と答えた。
選手の意見も取り入れながら「根本的に作り直す」という新たなRIZIN専用リング。斬新なアイデアを取り入れるのか、どのようなものとなるのか注目される。