2021年9月19日(日)さいたまスーパーアリーナで開催予定の「Yogibo presents RIZIN.30」の追加対戦カード発表会見が8月11日(水)、都内で行われた。
▼ライト級(71.0kg) 5分3R矢地祐介(フリー)武田光司(BRAVE)
6月大会で修斗王者の川名TENCHO雄生(Y&K MMA ACADEMY)を判定で降し、2連敗から脱した矢地祐介(フリー)が連続参戦。現DEEPライト級王者の武田光司(BRAVE)と対戦する。
川名戦の勝利後、リング上で「国内チャンピオン、どちら(DEEP/PANCRASE)でもいいので求める人と試合したいです」とアピールしていた矢地は、今回の会見で「どうも、ヤッチくんです。6月に続きまた参戦させていただき嬉しく思います。対戦相手の武田選手はチャンピオンのサトシ選手を除いて日本人で一番の位置にいる選手だと思っているので、その選手と戦えるのはとても美味しいなと思っています。しっかりこの試合に勝ってまたベルトに絡んでいけたらいいなと思っています」と連戦に意気込み。
対する武田は、3月にPANCRASE同級王者の久米鷹介に判定勝ち後、拳の治療を経て、矢地と対戦する。
2020年9月に武田がスプリット判定で降している川名に、ユナニマス判定で勝利した矢地について、YouTubeでは「予想が外れた。矢地選手が強くなっていた、というか上手くなっていた」と評価しているが、「俺はPANCRSEのチャンピオンの久米選手に勝っているから、まずは(矢地には)久米選手とやってもらってからでいいかなと思う。いま俺がやるのは違うと思う」と対戦に否定的だったが、会見では「去年の9月に川名選手、今年3月に久米選手、チャンピオン2人とやらせてもらったんですけれど、そこで勝つことが出来てここで矢地選手ときて。矢地選手はチャンピオンでも何でもないんですけれど、ライト級のエースでRIZINに居座っているので、そこで僕が勝ってエースの座を奪ってやろうと思います」と語った。
また、相手に勝つイメージについて、武田は「6月の川名戦を見たけど、前よりも上手くなっている印象。『ブランニューやっちくん』と言われているが、僕はBRAVEジムで宮田先生に1から10まで教えてもらっているので、それを試合で証明したい」とコメント。
対して矢地は「(武田の印象は)何よりガッツ、根性、丈夫さ、そこは際立っているので、僕もその部分で勝って『ガッツ勝ち』したい」と、泥臭い勝負でも上回る覚悟があることを語っている。