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【UFC】シリル・ガーヌがデリック・ルイスをTKOでヘビー級暫定王座者に! バンタム級でアルドがムニョスに完勝、体重超過のマネル・ケイプが跳びヒザKOで初勝利、ヤドン、ルーケ、フィジエフが勝利=UFC265

2021/08/08 08:08

▼ウェルター級 5分3R
〇ビセンテ・ルーケ(ブラジル)170lbs/77.11kg
[1R 3分25秒 ダースチョーク]

×マイケル・キエーザ(米国)170.5lbs/77.34kg

 ウェルター級5位のキエサ。6位のルーケ。同級の王者にはカマル・ウスマンが君臨する。

 ライト級からウェルター級に上げたキエーザは4連勝中。フィニッシュした試合はすべて一本勝ちというグラップラーだ。1月の前戦ではニール・マグニーをグラウンドで圧倒しての判定勝ち。

 対するルーケは直近10戦で9勝1敗で3連勝中。首系のサブミッションを得意とするが、打撃でのKOも多く、3月の前戦では元王者のタイロン・ウッドリーに1R ダースチョークで一本勝ちしている。

 1R、先に圧力をかけるのはルーケ。オーソからサウスポー構えのキエーザの右足に左カーフキックを狙う。しかしサイドステップを続けるキエーザも左ストレート!

 なおも追うルーケは左ストレート! 腰が落ちたキエーザに左ローも当てるが、そこにダブルレッグテイクダウンはキエーザ! すぐにバックテイクからリアネイキドチョーク狙い! シングルバックからパームトゥパームで絞めるが、腰をずらしたルーケは上に。

 キエーザの立ち上がり際に得意のダースチョーク! 後方に回したルーケに、キエーザは足を刈られないように手でルーケの足を押していたが、ルーケは自分の腹の上でキエーザを極めた。

 試合後、ルーケは、「(キエーザのRNCは)80%は入っていたけど逃げ方はわかっていた、ダースを極めるときだと思った」とフィニッシュを振り返った。

 続けて、王者ウスマンに対し「ウェルター級で証明しなくてはいけないだろう。カマル、コルビーとの試合(11月)が終わったら、俺たちがやる時が来るだろう」と対戦をアピールした。

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