2021年9月23日(木・祝)大阪・泉大津市のテクスピア大阪にて2部構成で行われる『DEEP☆KICK 55』および『DEEP☆KICK 56』の対戦カード第一弾が発表された。
K-1 WORLD MAXで活躍した長島☆自演乙☆雄一郎(02GYM/魁塾)が、引退エキシビションマッチを行うことが決定。
長島は2007年に魁塾よりプロキックボクサーとしてデビューすると、2008年にニュージャパンキックボクシング連盟初代スーパーウェルター級王座を獲得。パワフルなフックでの初回KOもさることながら、女性キャラクターのコスプレで入場したインパクトが強く、ネットで大きな話題となった。
2009年2月からはK-1 WORLD MAXに参戦し、いきなりHAYATOをKOして人気者に。2010年の日本トーナメントでは名城裕司、龍二、中島弘貴を破って初優勝。
アニメのコスプレでノリノリで入場する独特なパフォーマンスが話題を呼び、ファンも多く通称「コスプレファイター」と呼ばれており、本人も2010年開催『Dynamite!! ~勇気のチカラ2010~』に出場した際、「職業コスプレイヤー、格闘技はアルバイト」と独特なコメントを残している。同大会では、青木真也(パラエストラ東京)とMIXルールにて対戦し、2R4秒で強烈なKO勝ちを収めた。
そんな長島も今年37歳、昨年2月に行われた『ラウェイinジャパン15~絆~』への出場を最後にプロとして試合に出場しておらず、DEEP☆KICK実行委員会と長島の話し合いにより、DEEP☆KICKでの引退エキシビジョンマッチが決定した。なおエキシビジョンマッチの対戦相手は未定、決まり次第発表される。
プロ戦績43戦23勝18敗2分(13KO)と第一線で長く活躍、14年続いた伝説ともいえる入場パフォーマンスもこれで見納め。「コスプレファイター」の最後の雄姿となる。