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熱波で知られる米国ネバダ州ラスベガスの「UFC APEX」前で、「Khabib plz stop 4 photo (ハビブ、写真を撮りに止まって)」というカードを持った高齢の女性が、元UFC世界ライト級王者ハビブ・ヌルマゴメドフとの2ショットを実現。
その後、7月17日(日本時間18日)の「UFC Fight Night: Makhachev vs. Moises」で生観戦に招待された。
カリフォルニアからネバダに遠征し、高温のラスヴェガスの「UFC APEX」前に何時間も立ち、「私はバビブのことが大好きなの。会ってみたいの」とハビブ愛を訴える女性のことを知ったダナ・ホワイト代表は、彼女をAPEX内に案内。
「私がバビブに会わせて差し上げますからね」と、17日のメインでイスラム・マカチェフのコーナーにつくためラスベガス入りしていたハビブ・ヌルマゴメドフと引き合わせることを約束。グランマは無事、念願のヌルマゴメドフとの面会を果たし、笑顔で2ショットに収まった。
7月10日にダスティン・ポイエーに敗れたコナー・マクレガーに対して「常に善は悪を倒す」と辛らつなツイートをしていたヌルマゴメドフだが、遠路はるばる元王者に会いに来た女性を歓迎。
ホワイト代表も彼女を17日の同地での大会に招待することを約束し、無事、この日、「UFC APEX」にて大会をライブ観戦する運びとなった。
MMA29戦29勝の無敗記録のまま現役を引退したヌルマゴメドフは、ダゲスタンの後進を育成しており、UFCのイスラム・マカチェフ(20勝1敗)、31日の「Bellator263」に出場するイスラム・マメドフ(19勝1敗1分)らをサポート。
ヌルマゴメドを愛するグランマは、そのマカチェフが、メインイベントでティアゴ・モイゼス(ブラジル)をリアネイキドチョークで極める姿を観戦した。
UFC8連勝をマークしたマカチェフは、試合後、「タフな対戦相手だったけど、打撃でも十分やれた。ただ、元王者(ヌルマゴメドフ)がコーナーでグラウンドの指示出してるしさ」と笑顔を見せ、「4Rまでやったのは初めてで、とてもいい経験になった。すべてコントロールできた。頂点を目指す」と王座獲りを宣言。
続けて、「どうして(自分と)試合をしたがらない? 逃げることはできるだろうさ、でも隠れてはいられないよ。俺のほうからいく。ハファエル・ドスアンジョス、しっかり準備期間をあげるから、やろうぜ」と、2020年11月に対戦予定だったものの、マカチェフ自身のブドウ球菌感染症による欠場で試合が流れた、RDSに仕切り直しの対戦を呼び掛けている。