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【RISE】那須川天心の空手時代のライバル・南原健太がプロデビュー「健太の強さはバケモノ級」(鈴木雄三)

2021/07/15 15:07
 2021年7月28日(水)東京・後楽園ホール『RISE 151』の追加対戦カードが発表された。-85kg契約3分3Rで、佐野勇海(NJKF拳之会)と南原健太(極真会館)が対戦する。  南原は幼少時代から極真空手を学び、小学生の時はあの那須川天心とライバル関係にあった。那須川は体格で上回る南原に勝つために、ステップを駆使して打たせずに打つ現在のスタイルの元となるスタイルを編み出したというエピソードがあり、那須川も「今のスタイルがあるのは健太のおかげ」と話している。南原が史上最年少の17歳で世界選手権大会への出場を決めた時には、エールを送り合った。  身長186cm、体重90kgと重量級の体格で、第32回全日本ウエイト制空手道選手権大会第3位、第11回全世界空手道選手権大会ベスト32、第49回全日本選手権大会第7位、第35回全日本ウエイト制空手道選手権大会準優勝などの実績を持つ。  現RISEウェルター級王者“ブラックパンサー”ベイノアとは極真会館城北支部の同門で、元RISEヘビー級王者・清水賢吾は先輩にあたる。極真会館からは5月にRISEでプロデビューした樋口知春、6月に同じくRISEでプロデビューした山科直史に続いて今年3人目の参戦となった。  2010年から2016年にKrushでプロとして活躍した鈴木雄三(極真会館)は、自身のSNSにて「健太の強さは化け物級です。デビューが楽しみ」と南原の強さを評している。 (写真)RIZIN参戦で注目を集めたテコンドーの江畑(右)からダウンを奪って勝利している佐野 その南原と対戦する佐野は2020年11月の『RIZIN.25』でプロデビューし、テコンドー全日本選手権9連覇の江畑秀範からパンチでダウンを奪い判定勝利。プロ戦績は2勝1分。また、アマチュア時代には2020年3月、ピーター・アーツの息子マルシアーノ・アーツと対戦し、3RにパンチでKO勝ちしている。  南原が清水に継ぐヘビー級エースへの一歩を踏み出すか、それとも佐野がテコンドーに続き極真空手の強豪を撃破するのか。  また、アマチュアボクシング・インターハイ出場の実績もありデビューから2連勝中の藤井重綺(トイカツ道場)が、今回デビュー戦となる真正会の三輪力斗と激突する。三輪は新空手で優勝経験を持つ21歳。南原と同じく空手で培った技術、体力を駆使しRISEのリングでどんな活躍をするか。
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