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【KNOCK OUT】7・18後楽園の全対戦カード&試合順決定、最終試合は鈴木千裕vs宮越慶二郎の初代BLACKスーパーライト級王座決定戦、ぱんちゃん璃奈は第4試合

2021/07/13 20:07
 2021年7月18日(日)東京・後楽園ホール『KNOCK OUT 2021 vol.3』の全対戦カード&試合順が決定した。  全8試合の最終試合を飾るのは初代KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王座決定トーナメント決勝戦3分3R延長1Rの、鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺) vs宮越慶二郎(拳粋会宮越道場) 。  3月の1回戦で久保政哉を1R1分25秒、右フックでKOして4連続KO、「判定なんてクソくらえ」とKO至上主義を貫く鈴木と、3月の1回戦では延長戦の末に判定2-1で与座優貴を下してベテラン健在を示した、“ニンジャステップ”と呼ばれる独特のフットワークを駆使する宮越。初代王座に就くのはどっちだ。  第7試合は初代KNOCK OUT-BLACKスーパーミドル級王座決定トーナメント決勝戦3分3R延長1Rの、松倉信太郎(TRY HARD GYM)vs田村聖(拳心館)。この階級の新設を提唱した松倉は“自分のための”トーナメントで見事、ベルトを巻くことができるか。3月の1回戦では渡慶次幸平を1R2分14秒、右ストレートでマットに沈める圧倒的な強さを見せつけている。一方の田村は「PRIMA GOLD杯ミドル級トーナメント」を全試合KOで完全制覇を成し遂げ、ヘビー級の試合でも勝利している。1回戦では吉野友規に先制のダウンを奪われるも2R2分9秒、逆転TKO勝利で吉野にプロ初黒星を付けた。  第6試合もタイトルマッチで、KNOCK OUT-REDライト級王者スアレック・ルークカムイ(STURGIS新宿)が、重森陽太(伊原道場稲城支部) を挑戦者に迎えて3分5Rの初防衛戦を行う。2020年9月のワンデートーナメントを制して王者となったスアレックだが、今年2月にシュートボクシングで笠原弘希に2RでKO負けを喫しており今回が再起戦。新日本キックで三階級制覇を成し遂げ、2017年には4年間無敗の18連勝を誇っていたマキ・ピンサヤームに黒星を付けた重森からタイトルを守ることができるか。  第5試合のスーパーファイトKNOCK OUT-REDフェザー級3分3R延長1Rでは、エース候補のKNOCK OUT-REDフェザー級王者・安本晴翔(橋本道場) がBigbangフェザー級王者・竹内賢一(Ten Clover Gym世田谷) と対戦。安本は空手仕込みの殺傷能力の高い蹴り技で怒涛の9連勝中。アマチュアで50戦以上、プロで37戦のキャリアを持つ竹内は番狂わせを宣言している。  そして第4試合では、スーパーファイトKNOCK OUT-BLACK女子 -48.4kg契約3分3R延長1Rで、KNOCK OUT-BLACK女子アトム級王者ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE) がミネルヴァ・ライトフライ級王者sasori(テツジム/PRIMA GOLD)を迎え撃つ。プロデビュー以来10戦全勝で前戦では初の一撃KO勝利を飾ったぱんちゃんだが、どんどん前に出てくるsasoriは過去最強の相手。ぱんちゃんがこの試練を乗り越えられるのか、sasoriが初黒星を付けるのか、大注目の一戦だ。  第3試合にはスーパーファイトKNOCK OUT-RED -57.0kg契約3分3R延長1Rで、KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者・小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)が登場。当初は二冠王・大田拓真(新興ムエタイジム)との王者対決が決まっていた小笠原だが、大田の欠場により新鋭の横野洋(キックボクシングジム3K)との対戦が決定。小笠原としては横綱相撲で王者の実力を見せつけたいところだが、自信たっぷりの“ビッグマウス”横野は番狂わせを狙う。  第2試合には5月のメインイベントでKNOCK OUT-BLACKライト級王座の初防衛に成功したバズーカ巧樹(菅原道場)が早くも登場。スーパーファイトのKNOCK OUT-BLACK -63.0kg契約3分3R延長1Rで、康弘(ゴリラジム)と対戦する。凶暴なイメージながらテクニシャンの一面を持つバズーカに、「ノックアウトすることしか考えていません」と捨て身で来る九州プロキックボクシング(KPKB)初代スーパーライト級王者の康弘も番狂わせを狙う。  第1試合のKNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級3分3R延長1Rでは、初参戦となる元Krushスーパー・ウェルター級王者の中島弘貴(LARA TOKYO)がサッシス(カンボジア)と対戦。2019年6月ぶりの復帰を果たす中島は「ファンにアツい試合をお見せしたい」と意気込んでいる。対するサッシスは元カンボジア・ウェルター級王者の肩書きを持つ35歳で、戦績は55勝(23KO)19敗。2015年1月の日本初ファイトではTOMOYUKIに判定で敗れたが、同年に行った2試合は勝利、2019年9月にも勝利を収めている。  なお、今大会は「全8カードが本来であればメインイベント、セミファイナルとなるべき試合のため、各試合の表記は“第○試合”のみとしてメインイベント、セミファイナルの表記はいたしません」(KNOCK OUTからのリリースより)としている。
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