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【Krush】桃から生まれた鬼山桃太朗に噛みつく鬼から生まれた愛瑠斗「昔話では鬼が桃太郎にやられますが、今回の試合は鬼が桃太朗を倒す」

2021/07/09 23:07
 2021年8月21日(土)東京・後楽園ホール『Krush.128』の記者会見が7月9日(金)都内にて行われ、追加対戦カードが発表された。  今大会で玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)が返上した、Krushスーパー・バンタム級王座を争う「第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント」の開幕戦が決定。トーナメントには8選手が出場し、開幕戦を勝ち上がった4名が10月31日(日)東京・後楽園ホールにてワンデートーナメント(準決勝・決勝)で第7代王者を決める。  出場メンバーは鬼山桃太朗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)、愛瑠斗(=えると/健成會)、小倉尚也(スクランブル渋谷)、内田晶(チーム・タイガーホーク)、小巻海斗(真樹ジムAICHI)、黒田勇斗(K-1ジム心斎橋チームレパード)、吉岡ビギン(team ALL-WIN)、璃明武(=りあむ/K-1ジム総本部チームペガサス)の8名。  開幕戦の組み合わせは、鬼山vs愛瑠斗、小倉vs内田、小巻vs黒田、吉岡vs璃明武となった。以下、記者会見での一問一答。 ――トーナメント出場が決まった意気込みは? 璃明武「Krushのベルトはずっとデビューした時から目標にしていたので、やっと獲る時が来た。しっかり獲りたい」 吉岡「まずは前回バンタム級王座の防衛戦で計量オーバーしたにも関わらず、大きなチャンスをいただきありがとうございます」 黒田「僕はずっとKrushのベルトが目標で、このベルトを獲る想いは誰よりも強い。応援してくれている方々と、支えてくれる人たちのために獲ろうと思います」 小巻「とりあえずトーナメント初戦、KOしてインパクトを残せるように頑張る」 内田「ベルトが欲しくてこのリングで戦うと決めたので絶対に獲りたい」 小倉「自分はKrushで武尊選手の試合を見て一から格闘技を始めたので、このベルトへの想いや覚悟は他の選手とは違う。その覚悟を見て欲しい」 愛瑠斗「鬼から生まれた愛瑠斗です。4戦目でチャンスをいただいて嬉しいので、桃太朗退治をして頑張ります」 鬼山「桃から埋まれた鬼山桃太朗です。僕が絶対に獲ります」 ――1回戦の対戦相手の印象は? 璃明武「1階級下のバンタム級でベルトを獲っていて、負けたのもこの前くらい。1回戦から来たかって感じですが、強敵に勝てば乗れると思うので楽しみです」 吉岡「手足が長いし、後ろ回し蹴りが武器なので、以前僕がK-1 JAPAN GROUPデビューした時に延長戦で判定勝ちした蒼士選手と対戦していて、璃明武はダウンを獲って勝っているので強い選手ですが、ここを乗り切れば決勝まで行けると思う」 黒田「前回の試合で僕の前に試合をしていて、パンチのパワーがあって上手い印象。でも、自分の練習での動きが出せれば問題ないと思っています」 小巻「身長が高くて手足が長いですが、僕は日本拳法をやっていた時は無差別だったので身長が高い選手になれているので大丈夫です」 内田「まだ試合は見てないですが、気持ちが強い選手だという印象。アツい試合ができると思う」 小倉「スピードは非常にあるし、技術もあり、今風の選手なので、そういう選手を倒す練習はずっとしているので大丈夫です」 愛瑠斗「自分より身体が全然デカくてパンチのパワーやプレッシャーが強いですが、仲間の犬・猿・雉がいないので大丈夫だと思っています」 鬼山「上手くてセンスのある選手だと思っています」 ――どんな準備をしてトーナメントに臨む? 璃明武「トーナメントに向けてというよりは、強くなれば王者になれるので自分のレベルを上げて1回戦に集中して勝つことを考えています」 吉岡「ここで落としたら意味がないので、1回戦勝てるようにしっかり攻略できるように頑張ります」 黒田「僕も1回戦を落としたら意味がないと思うので、強くなるための練習をしたい」 小巻「トーナメントだという意識はしないで、まず8月勝つことを頭に入れてます」 内田「まず8月勝てるように頑張ります」 小倉「いつも通り準備して、10月は2試合やるつもりで倒せる選手が有利だと思うので、倒すことは意識しています。そしてそれを実現したいです」 愛瑠斗「いっぱいメシ食って身体作りして桃太朗退治をしたい」 鬼山「自分の穴をなくしていって、相手の穴を突いていく準備をします」 ――準決勝、決勝でやりたい相手は? 璃明武「準決勝は(小巻と黒田の)実力が一緒くらいだと思うので予想はできない。決勝は鬼山か小倉が来ると思う。強いので王者決定戦に相応しい試合ができると思う」 吉岡「準決勝は1回ジュニアの時に対戦した黒田選手とやりたい。ドローだったので決着をつけたいです。決勝はぜひ鬼山選手とやりたい。K'FESTAの時に金子選手にあれだけのパワーと技術で負けたけれど凄い感動した。刺激をもらったのでその選手とやりたい」 黒田「僕は準決勝でどっちも強いので、どっちが来てもいいなと思っています。決勝は1度負けている小倉選手とやりたい」 小巻「準決勝、決勝と両サイドにいるんですけれど、ビギン選手とは過去ドローだったので決着をつけたい。そして決勝で小倉選手にリベンジしたいです」 内田「準決勝は相手がよく分からないので、決勝は璃明武選手に後ろ回し蹴りで豪快に負けている映像が毎回流れて嫌なので、それを忘れるくらいの試合をしたい」 小倉「準決勝は鬼山選手とやりたい。タイプも一緒なのでアツい試合ができる。決勝は小巻選手ともう1回やったら盛り上がると思うし、前回楽しかったのでまた面白い試合ができると思います。璃明武選手ともやりたいです。いい選手で勝ち続けているので、璃明武選手とやって勝ったら胸を張って王者と名乗れると思います」 愛瑠斗「カードの組み合わせはよく分かっていませんが、決勝はビギン選手か璃明武君とやりたいです」 鬼山「準決勝は小倉選手と僕もやりたい。決勝は璃明武選手か、ビギン選手とやりたい。決められないですね」 [nextpage] ――ベルトに対する想いは? 璃明武「ここ1年くらいはKrushのベルトを近い目標にしていたので早く獲りたかった。“やっと来たか”なので、獲ってもっと上に行かないといけない」 吉岡「自分は下のバンタム級でベルトを獲りましたが、それと比じゃないくらい層が厚いので、そこで獲ったらもっと胸を張れる。自分のビギンという名前は初心を忘れずにとの意味があるので、バンタム級のことはリセットしてゼロからスタートしてスーパー・バンタム級を死に物狂いで獲りにいきます」 黒田「目標にしてきたし、弟がK-1のトーナメントを獲ったので負けていられないので獲りたい。獲って応援してくれる方々に恩返しをしたいです」 小巻「いつも地道に頑張りますと言っていたんですが、3戦目でトーナメントに出られるとは思っていなかったので、今まで以上に頑張ってベルトを狙いに行きます」 内田「口で言う想いはどうでもよくて、試合でどの想いが強いか見てもらいたい」 小倉「Krushを見て格闘技を始めたのは僕だけだと思う。想いは人一倍強いのし、苦労してきたので。出られない時期もあったり、モチベ―ションを保つのが大変だったんですがチャンスが来たので必ず獲ります」 愛瑠斗「誰よりもベルトが似合っていると思うし、デビュー1年ちょっとで巻いているのはカッコいいので巻きます」 鬼山「ジュニアの時からずっとKrushを見ていて、今のファイトスタイルができたので獲ります」 ──これだけは他の7人に負けないと自信のあるものは? 璃明武「総合的に自分が一番強いと思う。みんな強いと思うので実力は拮抗していると思うが、10月まで時間があるのでレベルを上げたい」 吉岡「身長は小さいがスピード、パワー、全て優っていると思う。全員強い選手ばかりなので、さらにスピード、パワーのレベルを上げて1回戦に挑みたい」 黒田「何があっても気持ちでは負けません」 小巻「8人の中で一番とかと言われると言いにくいですが、頑張ってパンチ力を鍛えます」 内田「自分も気持ちだけは負けたくない」 小倉「気持ちはもちろん負けていないと思いますし、非常にレベルの高い8人が揃ったので、このトーナメントを獲ったら全部で一番と胸を張って言えると思う」 愛瑠斗「パワーでは負けているけれど、技のレパートリー、種類では勝っている」  鬼山「僕はアドレナリンです」 ――愛瑠斗選手は鬼山選手の桃太郎設定を意識したコメントが多いですね? 愛瑠斗「僕のトレーナーの名前に“鬼”が入っていて、鬼のように厳しいんです。ずっと前からTシャツにも鬼のイラストが入っていて『鬼から生まれた』は設定じゃない。だから桃太朗選手と戦うのは運命なのかなと思います」 ――鬼山選手はどう思いました? 鬼山「最初から煽ってくるな、と思っていました。頑張ります」 ――吉岡選手は前回の試合後、どんなことを考え、どんなことをしてきましたか? 吉岡「終わってから凄く応援してくださった方もそうだし、皆さんに迷惑をかけたので申し訳ない気持ちでいっぱいでした。練習もしていたし、階級をアップするのでバンタム級では倒せなかった技術も変えて倒せるようにしないと。変わっていないと思われるのは嫌なので。強い選手がいっぱいいるのでバンタム級の時のようにはいかないと思っています。練習はしていました」 ――吉岡選手はいつからバンタム級がきつかった? 吉岡「王座決定トーナメントの時くらいからでした。再計量でクリアしていたので53kgはもう限界が来ていました」 ――K-1でバンタム級トーナメントを作りたいと言っていましたね? 「その気持ちはありましたし、最軽量でK-1にはない階級だったし、作りたかったんですが体重が伴っていなかった。口先だけではできないと痛感しました」 ――最後にファンへメッセージを。 璃明武「しっかり3試合やって自分が王者になります」 吉岡「大きいチャンスをいただいたので、しっかりものにして1回戦で落ちていては話にならないので8月の1回戦に集中して頑張ります」 黒田「ほとんどの人が僕が王者になると思ってないでしょうが、僕を信じて応援してくれる人のためにも必ず勝って次に進みたいと思います」 小巻「とりあえず8月の試合だけに集中して、次の試合も盛り上げて次こそはKOで勝てるように頑張ります」 内田「8月しっかり勝って、10月しっかり勝ってベルトを獲って宮城に自分のベルトを持って帰りたい」 小倉「まずは1回戦に集中して、去年の10月24日は母親が亡くなった日なので、その1週間後の10月31日に僕が獲る運命だと思うので3試合KOで勝ちたいと思います」 愛瑠斗「昔話では鬼が桃太郎にやられますが、今回の試合は鬼が桃太朗を倒します」 鬼山「3試合倒して王者になります」
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