MMA
インタビュー

【BREAKING DOWN】朝倉未来が9月再起戦に「タイミングがあえば」と意欲。1分間大会では「僕も出たい。すごく強い菊野選手みたいな人とやるのはあり」

2021/07/05 12:07

やり返しますよ。ここで終わってはだめだなと

 MMA(総合格闘技)では、6月の東京ドーム大会でクレベル・コイケにヒジ打ちをもらい、最後は三角絞めで一本負けを喫した未来。試合直後の会見では引退も示唆していたが、現在は再起に向けて取り組んでいるという。

 公開中の『RIZIN CONFESSIONS #74』では、「やり返しますよ。ここで終わってはだめだなと思います。1カ月じゃ変わらないけど、この生活を続けてどれだけまた強くなれるのか、自分でも気になるのでもうちょっと頑張ろうかなと思います。『格闘技だけに専念してほしい』って声も分かりますけど、YpuTubeの力を使えば、ほかの格闘家より、良い環境を作ることが出来る。格闘技を広めて、自分も強いやつとやる。それが朝倉未来。またクレベル選手と斎藤(裕)選手に勝ってチャンピオンになれば、俺が正しかったとなるので、そのために努力するだけですね、陰で」と語っていた未来だが、すでに右目の腫れも引き、練習を再開している。

「もう全然、大丈夫。試合終わって1週間後からウエイトトレーニングにハマっちゃって、毎日やっていますね。かなりパワーがついて、身体も変わってきちゃったし、ほんとうに再起戦に向けてやっていこうかなという感じです」と笑顔を見せた。

 RIZINは、9月19日にさいたまスーパーアリーナでの大会が決定しており、榊原信行CEOは、朝倉未来にも出場を呼び掛けている。未来は「まだオファーは来ていませんが、タイミングがあえばやってもいいかなと思いますね」と、9月再起戦に前向きだ。

 同時に、『BREAKING DOWN』第2回大会も9月開催を予定。「今日見て、より大物も増えると思うし、今回より自信がある人が出て来るので、だんだんグレードアップすると思います」と、未来は今後の展開に期待してほしいと語った。

 YouTubeは「週3回ほどの更新に限定」し、そこで得た資金を格闘技生活に投資する。自身発案の大会も手掛け、それを自らの戦いに取り込む朝倉未来は、果たして再起戦で誰と戦うか。その進化とともに注目だ。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア