やり返しますよ。ここで終わってはだめだなと
MMA(総合格闘技)では、6月の東京ドーム大会でクレベル・コイケにヒジ打ちをもらい、最後は三角絞めで一本負けを喫した未来。試合直後の会見では引退も示唆していたが、現在は再起に向けて取り組んでいるという。
公開中の『RIZIN CONFESSIONS #74』では、「やり返しますよ。ここで終わってはだめだなと思います。1カ月じゃ変わらないけど、この生活を続けてどれだけまた強くなれるのか、自分でも気になるのでもうちょっと頑張ろうかなと思います。『格闘技だけに専念してほしい』って声も分かりますけど、YpuTubeの力を使えば、ほかの格闘家より、良い環境を作ることが出来る。格闘技を広めて、自分も強いやつとやる。それが朝倉未来。またクレベル選手と斎藤(裕)選手に勝ってチャンピオンになれば、俺が正しかったとなるので、そのために努力するだけですね、陰で」と語っていた未来だが、すでに右目の腫れも引き、練習を再開している。
「もう全然、大丈夫。試合終わって1週間後からウエイトトレーニングにハマっちゃって、毎日やっていますね。かなりパワーがついて、身体も変わってきちゃったし、ほんとうに再起戦に向けてやっていこうかなという感じです」と笑顔を見せた。
RIZINは、9月19日にさいたまスーパーアリーナでの大会が決定しており、榊原信行CEOは、朝倉未来にも出場を呼び掛けている。未来は「まだオファーは来ていませんが、タイミングがあえばやってもいいかなと思いますね」と、9月再起戦に前向きだ。
同時に、『BREAKING DOWN』第2回大会も9月開催を予定。「今日見て、より大物も増えると思うし、今回より自信がある人が出て来るので、だんだんグレードアップすると思います」と、未来は今後の展開に期待してほしいと語った。
YouTubeは「週3回ほどの更新に限定」し、そこで得た資金を格闘技生活に投資する。自身発案の大会も手掛け、それを自らの戦いに取り込む朝倉未来は、果たして再起戦で誰と戦うか。その進化とともに注目だ。