次がRIZINラストマッチになると明言した那須川天心。その相手は誰になるのか
2021年6月13日(日)東京ドームで『Yogibo presents RIZIN.28』が開催された。
第9試合の1vs3スペシャルマッチで大崎孔稀(OISHI GYM)、HIROYA(TRY HARD GYM)、所英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)と3人連続で戦った那須川天心(TARGET/Cygames)は、試合後に「僕は来年3月をもってキックボクシングを卒業してボクシングの道に専念します。悲しいんですけれど、次の年末がRIZINでの最後の試合になります。大晦日でRIZINは最後なのでそれにふさわしい試合をしたいと思います」と、年末がRIZINでの最後の試合になるとマイクで語った。
大会終了後、榊原信行RIZIN CEOが総括を行い、那須川の“RIZINラストマッチ”について聞かれると「難しいですよね」とし、次のように話した。
「当然ファンの中では武尊選手との試合、いろいろなことが上手く運べれば今日がひょっとしたら天心vs武尊戦だったかもしれない。武尊選手の怪我で、そこに向けて一気に舵を切ることに行く前にストップしてしまっていますけれどもね。そういう可能性ももちろんゼロではきっとないだろうし。体重の問題とか、ルールの問題とかあると思いますが、果たしてRIZINという大晦日の舞台で、武尊選手とかK-1さんサイドが了解するのかどうかという問題もあるだろうし。
それが難しいことになった時には、じゃあ天心のRIZINラストマッチを誰にするかは、その時に外国勢が入れているのかもしれないし、またしっかりRISEの伊藤代表とも相談して、天心サイドの意向も確認して最後にふさわしい相手を用意できたらいいなと思います。ただまあ、いろいろな方向性が可能性としては天心にもあると思うので、年末に向けての相談を関係者の皆さんとしていけたらいいかなと思っています」と、那須川vs武尊が組めればベストだが、年末へ向けて関係者と相談して決めていきたいとした。