2021年6月13日(日)東京ドームで『Yogibo presents RIZIN.28』が開催された。
第7試合のバンタム級トーナメント1回戦で渡部修斗(ストライプル新百合ヶ丘)に1R3分22秒、TKO勝ちした朝倉海(トライフォース赤坂)が試合後、インタビュースペースにてコメントした。以下、その全コメント。
――今の気持ちは?
「まずは1回戦しっかり勝ててひと安心って感じです」
――対戦する前と後で印象は?
「違ったものはないですが、あそこまで徹底してタックルに来るとは思っていなかったですね。ちょっとビックリしました」
――タックルで寝技に持ち込まれそうなシーンがたくさんありましたが、渡部選手なので想定していたと思いますがどう戦おうと考えていましたか?
「しっかりタックルを切る練習だったり、寝技になった時の対応は準備してきたので、別にそんなに気にすることなく思い切り打撃で勝負しようって感じでした」
――井上直樹選手と朝倉選手が最後に残るんじゃないかとの声が多いと思いますが、井上選手を意識していますか?
「自分の試合前に見ていたんですが強いですね。本当に強い選手だと今日の試合を見て思いました」
――次に戦いたい相手は?
「誰でも大丈夫です。誰でも倒します」
――今後の展望は?
「2回戦が決まっているのでそこもしっかり勝って、必ず大晦日に優勝したいと思います」
――今回コンディションがいいと何度も言われていましたが、そのいいコンディションを保ったままリングに上がれましたか?
「そうですね。しっかり準備したきたので自信をもってリングに上がることができました」
――その調子の良さは、試合中にどんな場面で感じましたか?
「トレーニング内容、食事を変えたことによってスピードが上がったというのと、パワーも上がった気がします」
――チョークに関してはどうでしたか。フロントチョークを仕掛けられた場面もありましたが?
「あれはもう反応していたし、全然入ってなかったので問題なかったです」
――今回復帰戦の不安はなかったですか?
「不安は一切なかったですね。対戦相手の分析をして、客観的に自分の実力と比べた時に普通に勝てるだろうなって想いがあったので、そんなに不安要素はなかったです」
――未来選手の敗戦に関してはどのように思われていますか?
「本当に悔しいですね。兄貴の毎日努力していた姿を近くで見ていたので、今まで以上に格闘技に向き合っていた姿を見ていて、絶対に勝ってほしかったので悔しかったです」
――引退も考えるとのコメントがありましたが、その話はされましたか?
「そこはまだ話していませんが、僕の想いとしてはまだやって欲しいなって気持ちがあります」
――フィニッシュになったパウンドはガードの中からでしたが、下から取られるリスクもあったんですが作戦だったのでしょうか?
「パウンドは元々得意なんですけれど、今でそういう展開にならなったから見せてこなかっただけで、得意なパターンでした」
――いつもよりスタンドでの打撃が慎重で、テイクダウンを徹底的に切っていこうということに集中しているように見えましたが?
「そうですね。もっと詰めて打って行こうとの想いがあったんですが、想像以上にタックルに入ってきたのでああいう形になりました」
――最初に右手でバックに回られるのを防いだ時に、取られないとの手応えを感じましたか?
「最初に入ってこられた時に組みでも勝てるなって感覚がありました」
――もし選択権があるのならば、戦ってみたい選手はいますか?
「誰でもいいです。誰でもいいので次の相手をしっかり倒して必ず優勝します」
――今回の試合に関する不安はなかったということですが、今回負けたらとか絶対に優勝しないといけないとのプレッシャーはありましたか?
「その部分のプレッシャーは少しは感じますが、そのプレッシャーをかき消すくらいの練習をしていますし、強くなっている自信の方が上回っているので大丈夫です」
――中川翔子さんがリングアナウンサーをされましたが、その感想は?
「僕のYouTubeがきっかけで決まったと思うんですが、影響力のある方なのでこうしてRIZINのリングで協力してくれることによってたくさんの人に見てもらえるきっかけになったと思うので感謝したいと思います。女性初のリングアナということでプレッシャーもあったと思いますが、力強くやっていただいて感謝したいと思います」