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インタビュー

【RIZIN】扇久保博正「TUF盟友モレノと同日に格闘技を盛り上げられれば」×春日井たけし「GPのダークホースになる」=6月13日(日)東京ドーム

2021/06/13 01:06

扇久保「集大成、だと思っています」


──いよいよ試合に向け、現在の心境はいかがですか?

「ワクワクしています」

──対戦相手の春日井選手の印象は?

「気持ちがすごく強い選手という印象です」

──どんな試合展開になると予想しますか?

「7年前に戦っている(2014年2月「VTJ 4th フライ級トーナメント1回戦」)のですが、その時僕はずっとタックルに行っていましたが、それと違う展開になると思います」

──公開練習で対戦相手についてはおうかがいしたので、その後について。YouTubeで寒天を食べ切ったお味はいかがでしたか?

「ちょっと知覚過敏のところが痛くて、かなり苦戦して食べましたが、しっかり完食できたと思います」

──寒天は健康食ですが、減量用に食べたというわけではないのですよね。

「フフフ、減量ではなく(相手を食べる)リハーサルじゃないですけど、そういうイメージでやりました」

──「塩抜き」をキーワードにカリウム定食をSSNSにアップされていましたね。これは彼女さんが?

「そうですね、食事面ぜんぶサポートしてくれています」

──愛の力ですね。それにジャイアン貴裕選手の鹿肉も。

「そうですね、鹿肉はずっと1カ月前から毎日食べています」

──ファイターにとって、高タンパクで低カロリーなジビエはやはりいいのでしょうか。

「減量にもすごいいいし、気分的に獣になったようになれるので、いつも自分は食べています」

──獣になって試合に臨む、と。

「そうです」

──ボクシングのパーソナルトレーニングもされているそうですね。

「以前からやっていましたが、今年に入ってからまたしっかりやるようになった感じです」

──組み技強者同士の戦いの中で、打撃が勝負のポイントとなるということですか?

「似たようなタイプなので、打撃の面で優位に立ちたく、パンチを磨きました」

──ところで同日の13日に、扇久保選手が準優勝だったTUFで、同部屋だったブランドン・モレノがUFC世界フライ級タイトルマッチに臨みます。

「TUFのとき、二段ベッドでブランドンが下で僕が上で寝泊まりしました。今回、あっちば米国、こっちは東京ドームででかい大会(アリゾナ州グレンデールのヒラ・リバー・アリーナで有観客大会)に出るので、すごいなあと思っています。いつも『頑張ろう』ってメッセージ送ると返してくれたりするので、お互いに、場所は違いますけど、格闘技を盛り上げられればいいなと思います」

──前回はデイブソン・フィゲイレードがドロー防衛でした。今回の予想は?

「ブランドンが4ラウンド、右アッパーでKO勝ちじゃないですか。なんだろう、きっとやってくれると思います」

──岩手県のご出身で、大谷翔平選手と同郷ということで刺激も受けますか。

「そうですね。岩手から、あとは菊池雄星とかもいて、かなり刺激を受けます。自分もそれに続いて頑張ろうと」

──試合次第では地上波テレビ放送もあるかと思いますが、YouTubeのチャンネルの登録数をどれくらいに伸ばしたいでしょうか。

「いま1万7千人なので、終わった後、5万人くらいに増えたらいいなと思います」

──今回のバンタム級トーナメントをどういう位置づけで臨みますか。

「集大成、だと思っています。それぐらいの位置にはなるんじゃないかと思っています」

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