6月2日(日)兵庫・神戸ワールド記念ホールで開催される『RIZIN.16』の対戦カード第一弾発表記者会見が5月1日、都内ホテルで行われた。
キックルール59kg契約試合として、才賀紀左衛門(フリー)vs 国崇(拳之会)が決定。会見には才賀が出席した。
才賀はRIZINでは2017年年末にMMAで朝倉海にTKO負け。キックでは2019年2月17日の「PANCRASE REBELS RING.1」で浅川大立に判定勝ちして以来の試合となる。
会見では、「久しぶりにRIZINに帰ってきてワクワクしていて楽しみです。関西は地元だし、面白い試合で沸かせて最後は勝って、エエとこ全部持っていきたいと思うので楽しみにしていてください」と地元での試合に向けて意気込みを語ると、「クロスポイントでも練習していますが、TRY HARD(GYM)でもしっかりやってます」と練習環境の変化も明かした。
岡山在住の国崇は会見には出席せず、以下のコメントを主催者を通じて発表している。
国崇(vs.才賀紀左衛門)
「戦うとは思っていなかった選手なのでこれから研究する」
「今までヒジ有りルールにこだわって試合をして来たんですが、会長と相談して視野を広げて戦って行く事にしました。その第1戦がRIZINという大きな舞台で高揚しております。対戦相手の紀左衛門選手については、戦うとは思っていなかった選手なのでこれから(会長が)研究して行きたいと思います」
また、ほかカードとして、MMAで山本アーセンvsティム・エスクトゥルース、ロッキー・マルティネスvsジェイク・ヒューンが決定。キックで一刀vs.中村寛が組まれている。各選手のコメントは下記の通り。
◆山本アーセン(vs.ティム・エスクトゥルース)2勝4敗
「2月に父親になった。カッコいいところを見せないと」
「再びRIZINのリングで試合ができて嬉しいです。2月に父親になりましたのでカッコいいところを見せないといけないと思っています。しっかりとKOで倒して、今年はたくさん試合していきたいです。よろしくお願いします」
◆ティム・エスクトゥルース(vs.山本アーセン)4勝1敗
「リスペクトを持って倒したい」
「男として、ファイターとして、武道の原点である日本で戦う事はこの上ない名誉だ。格闘技を世界で一番理解している国民の前で私のスキルをあます事なく披露したい。このような機会を与えてくれたRIZINとアーセン選手に感謝したい。最大限のリスペクトを持って倒したいと思う」
◆ロッキー・マルティネス(vs.ジェイク・ヒューン)13勝4敗2分
「いつオファーが来ても良いように練習していた」
「RIZINのリングで戦えるなら相手など選ばない。いつオファーが来ても良いように毎日トレーニングをしてきた。俺は日本のファンの前で、ファンから求められるような試合をするだけだ」
◆ジェイク・ヒューン(vs.ロッキー・マルティネス)12勝9敗
「ロッキーは超タフな野郎。ドツキ合いが楽しみ」
「一日も早く日本に戻ることを望んでいた。ロッキーは超タフな野郎だ。そんなやつとRIZINのリングでドツキ合えると思うと今から楽しみでしょうがないぜ」
◆一刀(vs.中村寛)
「今回はチャンスを掴むため。次回は適正体重で関東の根性ある奴とやらせて欲しい」
「中村選手とタイトルマッチを戦った友達が負けて、それが本当にイライラして、今回は“仇討ちの一刀”になってやろうかなと。関西同士は面白くないけど、関西初上陸のRIZIN、やるからには神戸の人間が目立って盛り上げないとね! それができるのは神戸では俺以外きっといない。今回はチャンスを掴むために本来の体重ではない試合にチャレンジしますが、できれば次回は適正体重で、関東の根性ある奴とやらせて欲しいですね。キックの試合ももっと組んでほしい。これから俺がRIZINの主役になってやります! “今日イチ”盛り上げる試合するから、RIZINさん!!! 次回参戦のオファーよろしく!」
◆中村 寛(vs.一刀)
「3分は立っといてほしい」
「参戦については……生温いところ目指してないんで、とりあえずおもろい暴れっぷり魅せます。とりあえず後は試合観てもらったら分かります。対戦相手について……自分が周りの選手を知らんすぎるんもあるけど……一言で言ったら全く聞いた事ない(笑)。とりあえずどんなやつか知らんけど、3分は立っといてほしいですね」