(C)UNRIVALED
2021年5月22日(土)にGENスポーツパレスにて無観客で行われるピュアグラップリング大会『UNRIVALED(アンライバルド)』のアマチュア大会『UNRIVALED ALTANA(アンライバルド オルタナ)』が開催される。
UNRIVALEDはあらゆる競技者が集うグラップリング大会。レスリング、柔道、サンボ、柔術など、それぞれの特性が生かせるルールとポイント制で、あらゆるグラップリングの可能性を追求する。
試合は、8m四方のマットを使用し、階級別で競う。サブミッションによる一本の他に、投げ技やテイクダウンでの加点、引き込みによる減点などのポイント制を導入し、あらゆる競技がイーブンになるようにルールを設定している。
ナンバーシリーズと、アマチュア育成を目的としたオルタナシリーズで構成。そのアマチュア部門「UNRIVALED ALTANA」(三部構成)の概要および、対戦カードが発表された。
YouTube UNRIVALED公式チャンネルで無料視聴が可能で、エキスパートの第一部は14時45分より配信。
後半の第三部では、MMAやレスリング、柔道、柔術、サンボの実力者がエントリーし、UNRIVALEDのコンセプトを体現するマッチメイクとなっている。
18時から配信される「EXPERT」メインカードでは、PANCRASE女子ストロー級王者の藤野恵実(FIGHT FARM)が参戦。2018年全国社会人レスリングオープン選手権女子50kg級優勝のアマチュアエリートレスラーにてBJJ紫帯の山田海南江(IGLOO)と対戦する。
メインカード第2戦は柔道vs.柔術対決。柔道全日本Jr.優勝経験もある宮川太暉と、柔術本場ブラジルで修行経験のある堤宏太が対戦。オフィシャルでは「全日本Jr.を制した宮川の右一本背負いか、堤のバルボーザ仕込みのサブミッションか。一本決着必至!!」と紹介している。
メインカード第1戦は下前快喜と、深澤新の道衣マッチ。「UFC GYM JAPAN INVITES」でチョークを極めた下前と、柔道国際大会でも入賞歴がある投げ技の深澤と、関節技の下前、こちらも柔術vs.柔道の戦いとなる。
パラエストラ小岩のアンディ・コングは、全日本選手権で2018年紫帯スーパーヘビー級優勝、2019年茶帯オープン優勝入賞。2021年4月のHEATではイゴール・タナベを相手に3度目のオーバータイムの末にスパイダーウェブからの腕十字で敗れている。
谷口実は、ZSTのグラップリングトーナメント「GTF.4」1回戦で、CARPE DIEMの強豪レダ・メブトゥシュを相手に、ディープハーフから両足でレダの足首を極めるアンクルホールドでタップを奪い、大番狂わせを起こした選手。2020年8月のZSTでは、キックルールで信一と時間切れドローに持ち込んでいる。
◆UNRIVALED ALTANA
5月22日(土) GENスポーツパレス
第1部 ビギナー 13試合 11:30試合開始
第2部 エキスパート 14試合 14:45試合開始
第3部 エキスパート 6試合 18:00試合開始
【公式ルール】※公式HPより
関節技や絞め技による一本勝ち
タックルや投げ技によるテイクダウン。+2ポイント
マウント、サイドポジション、バックマウント。+2ポイント
抑えこまれた状態から脱出。+1ポイント
自ら座って相手を引き込む。-2ポイント
サブミッションを仕掛けられている状態から腰上まで持ち上げる→ブレイク
投げ技で背中から着地した場合、IPPON。それ以外は+2ポイント
ガードポジションからトップポジションに移行。+2ポイント