2022年3月の試合を最後に、ボクシングに転向することを表明した那須川。現世界王者の評価は(写真はRISE公開練習のもの)
WBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(ワタナベボクシングジム)が、YouTubeの企画で行ったRISE世界フェザー級王者・那須川天心(TEPPEN GYM)とのスパーリングを振り返った。
「ついさっきコラボしてきたんですけれど、それについての感想動画」にて、京口は「一言で言うとやっぱり強いですね。“天才”って一言で比喩しちゃうと失礼にあたるくらい努力もされていると思いますし、身体能力だけじゃないなって感じましたね。考えながらで、感覚派じゃないなと。先の先の先を見ているじゃないですけれど、それは凄い感じたし、対峙してみて距離も遠かったですし、ミットを持ったんですけれど左ストレートが凄い貫通力なんですよ。芯に突き刺さる質のパンチで硬いし、ジャブも打ち分けられるし、いろいろな角度でジャブも打ってきますし、すっごいなと思いましたね。脱帽です。強かった」と評する。
(C)RISE
「適応力半端ない。バランスもめっちゃいいし、凄いって言葉しか出てこーへん。改めて凄さが分かりましたね」と、那須川のボクシングを絶賛する。
京口が「何級でやるの?」と聞いたところ、那須川は「55kgくらいでやるので1回それくらいの体重で試合してみて、バンタムでやるかスーパーバンタムでやるか」と答えていたという。
(C)RISE
それについて京口は「国内は全然日本チャンピオンとかでも普通に戦えるレベルにあると思いますけれど、いかんせん階級がバンタム、スーパーバンタムはレベルが高いので。どういう試合をするのかなって思いますけれど」と、すでに日本チャンピオンクラスの実力があるとし、「村田(諒太)選手のようにデビュー戦から日本チャンピオンと(ノンタイトルでの)対戦もあり得る」とした。