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【Krush】4勝4KOパーフェクトレコードの寧仁太・アリが元王者・山際和希と対戦、両者ともKO宣言

2021/05/12 19:05
【Krush】4勝4KOパーフェクトレコードの寧仁太・アリが元王者・山際和希と対戦、両者ともKO宣言

タイトルを失った山際(左)が再起戦で4勝4KOの寧仁太と対戦

 2021年6月25日(金)東京・後楽園ホール『Krush.126』の記者会見が5月12日(水)都内にて行われ、主要対戦カードが発表された。

 ウェルター級3分3R延長1Rで、山際和希(谷山ジム)と寧仁太・アリ(=あにんた/K-1ジム総本部チームペガサス)が対戦する。


 山際は2009年に全日本学生キックボクシング連盟ウェルター級王者となり、プロデビュー後も順調に勝ち星を積み重ね、2015年6月にBigbangウェルター級王座を獲得。2017年2月まで11連勝を記録した。K-1 JAPAN GROUPには2013年から参戦し、2020年8月の第7代Krushウェルター級王座決定トーナメントで連続KO勝ちして悲願だったKrush王座に君臨。しかし、王者として臨んだ11月の『Bigbang』でFUMIYAにKO負けを喫し、続く今年1月の初防衛戦で加藤虎於奈に敗れて王座を失った。戦績は31勝(13KO)16敗4分。


 寧仁太は184cmの長身を誇り、第25回K-1アマチュアAクラス -70kg優勝。3月のK-1では海斗をKOで葬り、戦績を4勝(4KO)無敗としたホープ。

 中村拓己K-1プロデューサーから「期待の新鋭」と紹介された寧仁太は「元王者のベテランとできることでモチベーションが上がるし、勝ってトップに行きたい」と野望ギラギラ。逆に「生き残りを懸けた一戦になる」と紹介された山際は「去年8月に王者になってそこから倒すスタイルに変えようと頑張ってきましたが、ここ2試合は上手くいきませんでした。今はやっとしっくりきて自信があるので試合が楽しみです」と迎え撃つ気満々。


 お互いの印象を聞かれると、寧仁太は「ベテランの域に行ってるし、経験値もあると思うし、パンチも蹴りもバランスよく何でもできる上手さがある。僕はアグレッシブさを活かして経験値を優る試合をしたい」、山際は「試合を見ました。手足が長くて攻撃力があるやりづらい選手かなと思う。僕は年齢が上、キャリアが上の選手とやることはあまりないので、若くて強い選手を倒すことをモチベーションにしています。加藤選手とやる時と同じで燃えていますね」と答えた。

 山際はタイトルを失ってからの再起戦の形となるが、「再起と言う感じではなくて、1回王座を獲ったので、誰もが認める王者になりたい、観客を沸かせる王者になりたいというのがあります。今までしていたような蹴って逃げるような試合はせずに観客を沸かせる王者になりたいです」と、今後は観客を沸かせる試合ができるようになっていくことが目標だとする。


 5戦目にして元王者と対戦することになった寧仁太は「元王者とできることは自分のレベルも上がってきた、そういう自信になると思うので、しっかり勝てるように練習してきました」と自分のレベルに自信を持つ。

 新しいスタイルが「しっくりくるようになった」とした山際は「自分は蹴りの選手でパンチが物凄く苦手で、去年の春くらいからパンがしっくりき始めて、器用ではないので今度はパンチばかりになってしまって、11月と1月の試合は雑になって落としてしまった。それを反省しました。今はパンチへのこだわりがなくなったので、パンチと蹴りを組み合わせ最終的には組み合わせて倒せるようになりました。そのスタイルで倒しに行きます」と、より完成形に近付いたスタイルで倒しに行くと宣言。

 それを受けて寧仁太も「もちろん僕も倒しに行くスタイルなので、そこをリングの上で出したいと思います。必ずKOで勝ちます」と、5戦目もKOで勝つと言い放った。

 山際も「お客さんも認めるような激しい試合をして、なおかつ勝ちに行きたい」と激闘を予告した。

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