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【RISE】ストリートファイト出身のYA-MAN、初のオープンフィンガーグローブ戦は「殴り合いになる。お互いに流血はあるでしょう」

2021/05/08 11:05
 2021年5月16日(日)無観客大会として開催される『Cygames presents RISE on ABEMA』にて、RISE初のオープンフィンガーグローブ戦でRISEスーパーライト級7位・山口侑馬(山口道場)と対戦するYA-MAN(TARGET SHIBUYA)が7日(金)都内にて公開練習を行った。  YA-MANはシャドーの後、オープンフィンガーグローブ(OFG)を着用してのマススパーを公開。カーフキックやヒザ蹴りをしつつ、アグレッシブに前へ出てくるパートナーを相手にカウンターを取りに行った。 「RISEでOFGの試合をやるとの噂を聞きつけて、自分自身キックボクシングを始める前はずっとストリートでやってきたので。自分の土俵のルールかなと思ってぜひやってみたいと思って立候補しました」と、今回の試合に自ら名乗りをあげたというYA-MAN。  ストリートファイトに関しては「キックボクシングを始めたのは19歳になってからなので、14歳から高校生くらいまでの6年間ですね。1回だけ負けたことがありますが、あとは全部勝っています。もちろん全部素手です」と、いわゆるステゴロ経験は豊富。  そんなYA-MANに素手の戦いでの必勝法はあるのかと聞くと、「ボクシンググローブとそんなに変わらないですね。アゴとテンプルを狙うのが必勝法です。あと鼻とかを殴ると簡単に折れるので、相手の中心線(急所が並んでいるとされる正面から見て頭頂部から股間を一本に結んだ線)を狙います。壊れやすいところを殴るってことですね。お互いに流血はあるでしょう」と答えた。流血戦は避けられない、とも。  実際にOFGを着けた感想は「実際の差(ナックル部分の大きさ)でいうと3cmくらいだと思いますが、やってみると距離感が30cmくらい違うのかなと感じました」とし、「今までと全く違う戦いになると思いますね。蹴りづらいです。OFGは蹴りにパンチが合わせられやすいので。山口選手も蹴りは疲れるみたいで蹴ってこないので、殴り合いになると思いますね。自分もパンチの方が得意だし」と、殴り合いになると予想する。  山口とは「かみ合うと思いますね。相手も前に来るし、自分も退かないので。グローブが変わってもファイトスタイルは変わらない。自分は相手が誰でも退かないです。そもそもパンチの技術が自分の方があると思うので」と自信を見せる。  すでにOFG対策としてMMAのジムへ出稽古に行ったといい、「頭を殴ると痛いですね。だから頭を思い切り殴ったら(拳が)壊れます。でもそこはあまり今までと変わらないと思っていて、ずっと拳でやってきたので当て感はあるのかなと思っています」とした。  左ボディブローを得意とするYA-MANだが「OFGで練習していて一番当たるのが左フックですね。グローブだとストレートと左ボディがいいですが、いろいろ試してみたらOFGは左フックが一番当たりやすかったですね」と、OFGでは左フックが主武器になりそうだとする。  記者会見では、同じくOFG戦を行う山口裕人(山口道場)と松本芳道(KIKC-DIET吉野町)が先に登場して乱闘騒ぎを起こし、会見場が不穏な空気の中で登場したYA-MANも山口侑馬に額を押し付けて挑発し、あわやまたも乱闘かというシーンがあった。  このことについて聞くとYA-MANは「入ってきた時から向こうがヘラヘラしていたんですよ。格下を見るような感じでヘラヘラしていたので、ナメられているなと思ってムカつきました」と、山口の態度に腹が立ったからだという。山口が何もしてこなかったためスタッフに分けられて終わったが、「もしあれ以上のことになっても行ってましたね。あそこでやったろうかと思ったくらいでした。向こうが手を出してきても全然対処できましたよ」との気の荒さ。  さらに会見では「自分はキックボクシングを始めてまだ5年ですが、その5年のヤツに山口侑馬が負けたら最近打たれ弱くなっているし、そろそろ引退した方がいいんじゃないかと思うので、それくらいの覚悟を持ってきて欲しい」と挑発。改めて聞くと「それは自分の配慮です(笑)。彼は長年やってきて打たれ弱くなってきている。自分に負けたら引退した方がいいですよ」とニヤリ。  なお「YA-MAN」とのリングネームの由来を聞くと「ジムに入って初日に、僕の本名は杉山って言うんですけれど会長から『今日からお前はYA-MANだ』と唐突に言われてYA-MANになりました」とのこと。
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