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【DEEP】朝倉未来のチーム入り、悲願のプロ昇格を目指す“中央アルプスの天然少女”吉川桃加

2021/05/07 11:05
【DEEP】朝倉未来のチーム入り、悲願のプロ昇格を目指す“中央アルプスの天然少女”吉川桃加

高校生時代からプロ昇格に挑んでいる吉川。女子大生となり、環境も変えて今度こそのプロ昇格を狙う

 2021年6月19日(土)東京・ニューピアホール『skyticket Presents DEEP TOKYO IMPACT 2021~2nd ROUND~』(昼夜興行の夜の部)は、男女混合大会として開催される。

 DEEP JEWELS ストロー級のアマチュアSPルール(パウンド無し、防具無し)3分2Rで、プロ昇格を懸けて吉川桃加(トライフォース赤坂)とSAKI(K-Clann)が対戦。

 吉川は2017年に『有吉反省会』で放映された女子相撲の大会で“可愛すぎる女子相撲選手”として話題となった。女子相撲と並行して高校1年生で総合格闘技を始め、DEEP JEWELSのアマチュアマッチに出場。2020年春に高校を卒業し、女子大生になって長野から東京へ拠点を移し、本格的にプロを目指している。


 2020年3月1日の『DEEP 94 IMPACT』のオープニングファイトでは、高校生として最後の試合でプロ昇格を懸けてのアマチュアマッチに臨むはずだったが、対戦相手の計量オーバーにより試合は中止。グラップリングのエキシビションマッチに変更となり、腕十字で一本を奪って見せた。

 しかし、プロ昇格を懸けた試合では、現在プロで活躍する山崎桃子、平田樹、永尾音波らに敗れ、今年3月大会でも堀井かりんに判定2-1で惜敗し、プロ昇格をなかなか果たせていない。


 そこで吉川は心機一転、東京での拠点をトライフォース赤坂に移し、朝倉未来が主宰する練習会に参加。朝倉兄弟、渡辺華奈らと練習に励み、今度こそプロ昇格を狙う。

「試合経験を積むことも大切だと周囲に励まされています。禅道会での試合以来、応援してくださっている方々と喜びを共有できずにいるので頑張りたいです」と、応援してくれる周囲の人たちのためにも勝利の喜びを分かち合いたいとする吉川。


 対戦するSAKIについては「強い選手だと思うので、対策をしていきたいです」とし、「前回の試合前から寝技の基本を重点的にやってきたので、焦らずに試合で出したいと思っています」と落ち着いて練習してきたことを試合で出すのが目標だ。

 好きな格闘技選手を聞くと「エメリヤーエンコ・ヒョードル選手、那須川天心選手、イリー・プロハースカ選手、朝倉未来選手、朝倉海選手」と多くの名前が出てくるほどの格闘技好きでもあり、そもそも格闘技を始めたきっかけが「私は幼い頃から格闘技を見ていたので、気がついたら好きな格闘家はヒョードル選手でした。中学3年生の大晦日にカッコイイ那須川天心選手を見て、私も格闘技をやりたいと思い始めました」と、那須川天心に影響を受けたという。

「最近はよく読書をしています」と言い、何を読んでいるのか聞くと「今は堀鉄平さん(トライフォース赤坂代表)にプレゼントしていただいた『成功者がしている100の習慣』(ナイジェル・カンバーランド著)を読んでいます」と、自身の成功のために勉強している。


 今回からトライフォース赤坂所属になったことには「練習してくださる皆さん全員がコーチです。スパーを見ていて勉強になりますし、分からないことを聞くと教えてもらえます」と、いい環境で充実した練習ができている。

「アルプスが二つ映えるまち」の長野県駒ヶ根市出身の吉川。格闘技をやっているとは思えないおっとりした印象と天然さを持っている格闘技大好き少女である。

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