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【NKB】笹谷淳vs渡部翔太をメインに全11試合、郷野聡寛が2年ぶりキックボクシング出場

2021/04/23 15:04
【NKB】笹谷淳vs渡部翔太をメインに全11試合、郷野聡寛が2年ぶりキックボクシング出場

46歳にして戦い続ける笹谷(右)がメインイベントで渡部翔太と対戦

 2021年4月24日(土)東京・後楽園ホールにてNKB日本キックボクシング連盟『必勝シリーズ Vol.2』が開催される。

 メインイベントは、NKBウェルター級3位・笹谷淳(TEAM COMRADE)vs WMC日本スーパーライト級1位・渡部翔太(チームドラゴン)。

 笹谷は2002年11月にデビューしたベテラン選手で、元J-NETWORKウェルター級&スーパーウェルター級2階級王者。得意のヒジ打ちを武器に国内トップ選手たちと拳を交えてきた。渡部はテコンドー出身で日本テコンドー協会学生大会優勝の実績を持ち、2006年10月にデビュー。チームドラゴンの選手では珍しく、ヒジ無しルールよりもヒジありルールでの試合経験が多い。

 セミファイナルでは蹴拳ウェルター級王者CAZ JANJIRA(JANJIRA GYM)がACCELライト級王者どん冷え貴哉(Maynish KICK BOXING)と対戦。

 CAZは2010年5月デビューでJANJIRA GYMの代表兼選手。J-NETWORK、RISEなど様々な団体のリングで活躍し、蹴拳ではタイトルを獲得。メインに出場する笹谷とは2020年10月にNKBで対戦し、CAZが判定2-0で勝利を収めている。どん冷えは滋賀県大津市のMaynish KICK BOXING(メイニッシュキックボクシング)所属で、このジムの前身は“ムエタイ都市伝説”と呼ばれた初代REBELS-MUAYTHAIスーパーフェザー級&第10代NKBライト級王者ヤスユキ(2016年引退)を中心に個性派選手を多数輩出したDropoutであり、どん冷えはヤスユキのスパーリングパートナーとして鍛え上げられた生え抜きだという。

 第9試合ではNKBライト級3位・野村怜央(TEAM-KOK)と元J-NETWORKスーパーライト級1位NIIZUMAX!(クロスポイント吉祥寺)が対戦。

 野村は2019年4月に大月晴明と対戦し、判定で敗れているもロー&ミドルキックで大月の強打に対抗。右フックでグラつかせる場面も作った。2020年8月にはINNOVATIONのリングに乗り込み、INNOVATIONスーパーフェザー級1位・櫻井健(Hardworker)を2R1分54秒、TKOに破っている。NIIZUMAX!も2004年2月デビューのベテラン選手で、かなり変則的な動きから何が出てくるか分からないトリッキーな攻撃を仕掛ける。


(写真)2年前のトーナメントでは清水のヒジ打ちで敗れた郷野(右)

 第8試合には第4代全日本キックボクシング連盟ヘビー級王者・郷野聡寛(GRABAKA)が登場。元新日本キックボクシング協会ウェルター級3位・臼井壮輔(修実館)と対戦する。

 郷野は修斗、パンクラス、PRIDE、UFCで活躍したMMAファイター。2019年に行われたNKBの「PRIMA GOLD杯ミドル級トーナメント」1回戦では清水武に敗れている。臼井はロッキー壮大のリングネームで新日本キックにて活躍。2013年7月には緑川創とも対戦している。

 ベテラン勢がずらりと並ぶことになった今大会。いぶし銀の魅力を見せつけるのは誰か。

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