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【DEEP】ストラッサーが前王者・佐藤にドミネート勝利「RIZINチャンスをくれ」、相本が復帰戦で木下を14秒TKO、関が五明に競り勝つ、大島が須田下し伊澤に対戦呼びかけ、力也が濱口TKO、50歳対決・郷野が近藤に判定勝ちで2勝2敗に、春日井が魚井にフルスイングさせず完封、元NKB王者・杉山が中務を右ST KOで越智をコール

2025/09/15 17:09
 2025年9月15日(月・祝)東京・後楽園ホールにて『宗明建設 Presents DEEP 127 IMPACT』(DEEP YouTubeメンバーシップ/U-NEXT/サムライTV配信)が開催された。 ストラッサー起一が佐藤洋一郎をテイクダウン、3年10カ月ぶり白星掴み「RIZIN、空白の時間があった。チャンスくれ!」 ▼DEEPウェルター級 5分3R ※選手名から前戦×佐藤洋一郎(KATANA GYM)77.50kg[判定0-3] ※28-29、27-30×2〇ストラッサー起一(総合格闘技道場コブラ会)77.40kg  ストラッサーは、PANCRASEで王座に挑戦し、HEATでウェルター級王者となった後、UFCに参戦し、3勝2敗と勝ち越してRIZIN、Bellatorでも活躍。2024年3月の『RIZIN LANDMARK 9』でイゴール・タナベと対戦予定だったが、イゴールの体重超過で試合中止に。  2025年2月マレーシアでの『FIRE CAGE Fighting Championship』でグレイゾン・チバウとウェルター級タイトルマッチ(5分5R)が決まっていたが、チバウが負傷欠場。同大会のセミファイナルでロランド・デイとライト級タイトルマッチを戦うはずだった元UFCのディエゴ・ヌネス(ブラジル)がスライド出場し、ストラッサーと対戦。ヌネスが1R 右フックでKOしている。今回、7カ月ぶりの再起戦でDEEP初参戦となる。  佐藤は、MMA25勝13敗3分。2010年にカン・ミンジョンを下し、修斗環太平洋ミドル王座を獲得。2016年からDEEPに参戦し、2018年4月にDEEPウェルター級王座戦で王者の住村竜市朗に挑戦も判定負けで戴冠ならず。一時は4連敗も喫したが、2022年5月に小林ゆたか、9月に嶋田伊吹、2023年4月にキム・デファンをいずれも判定で破り、3連勝。  2023年10月にグアム『BRAWL 3』でJ.J・アンブローズとドローと。2024年4月に嶋田との再戦で1R リアネイキドチョークで一本勝ち。2024年7月に王者・鈴木槙吾を1R TKOに下して新王者に。25年5月、日拳出身の角野晃平に左ハイKO負け。王座陥落した。  勝者が王者・角野晃平への挑戦権を得るウェルター級戦だ。 ストラッサー「自分のすべてを出して佐藤選手を叩きのめします。僕も酸いも甘いも経験してきて、いろんな経験してたどり着いた強さっていうものがあります。それを証明したいと思います。応援よろしくお願いします」 佐藤「上の舞台から、DEEPに降りてきてもらって、まあ楽に勝てると思ってるかもしれないですけど、DEEPも佐藤洋一郎もそんな甘くないんで、それを見せつけてあげたいと思います」  1R、両者オーソドックス。距離を詰める佐藤にストラッサーが組み付くと外掛けテイクダウン。パスを狙うストラッサー。佐藤の頭をケージに押し付けながらハーフに。頭を佐藤の左脇に差し込んで肩固めのプレッシャーを掛ける。頭を抜いて上半身を固めたストラッサー。固めたまま足を抜こうとするストラッサー。しかし残りわずかでガードにもそした佐藤。ヒジを入れるストラッサー。1R終了。  2R、また詰める佐藤。ストラッサーはケージ際をサークリング。右を入れた佐藤だが、ストラッサーがケージに詰めてタックルに。テイクダウン。マウントに。ハーフに戻した佐藤。クローズドガードにするが、首がケージに押し込まれた体勢に。またパスを狙うストラッサー。ハーフにした。残り1分。  レフェリー動きがないと見てブレイク。詰めてきた佐藤にシングルレッグに入ったストラッサーだが、潰した佐藤が上に。しかしストラッサーが上を取り返してまた佐藤のガードになる。密着したままパウンドを入れた。2R終了。  3R、詰めていく佐藤。ストラッサーシングルレッグ。潜りながら上を取ったストラッサー。脇に頭を差し込んで肩固めを狙うストラッサー。下から抱えた佐藤だが、ストラッサー上から肘を入れる。ハーフに。またブレイクがかかる。  両者ともにカットがあるが、ストラッサーにドクターチェックが入る。続行。消耗が見える両者。右を入れたストラッサー。タックルに首を抱えた佐藤。  ストラッサーシングルレッグに。潰して上になろうとした佐藤だが、ストラッサーは足を抱えてまた上になる。下からキムラを狙う佐藤だがディフェンスしているストラッサー。下からパンチを入れる佐藤。ストラッサーも密着したまま殴る。タイムアップ。  29-28、30-27、30-27の3-0でストラッサーが勝利。  マイクを取ったストラッサーは「口ではでかいことを言ってますけど、これが今日の精一杯の、根性の試合でした。正直、試合をするのはめちゃめちゃ怖いよ。でも、たくさんの方々に応援していただいて、ようやく勝つことが出来ました。僕の格闘技人生、格好良いものではないですけど、これからもまだ44歳。泥臭く格闘技をつきつめていきますんで、よろしくお願いします。自分はDEEPウェルター級を絶対に引っ張っていくんで、お任せください」とコメントし、試合を組んだDEEPに感謝の弁を述べると、 「1つだけ言いたいことがあります。RIZIN聞け! 2年前にイゴール戦がなくなって、そこから俺の空白の時間がある。俺に輝く場所、ワンチャンスくれ! お願いします。忘れたものを取りに行かせてくれ」とRIZIN参戦をアピールし、妻と娘をリングに上げると、家族への感謝でマイクを締めた。 [nextpage] 計量ミスから復帰の相本宗輝、木下カラテをサウスポー構えの右でTKO。11月3日のRIZIN神戸出場アピール ▼DEEPフェザー級 5分3R ※以下、選手名から前戦×木下カラテ(和術慧舟會HEARTS)66.25kg[1R 0分14秒 TKO]〇相本宗輝(ROOM)66.10kg 相本「お久しぶりです。相本宗輝です。まず初めにこの場をお借りして、ちょっとお知らせさせてください。前回、本当、計量ミスしてしまい、DEEP関係者の皆さん、本当に申し訳ございませんでした。そして、自分の試合を楽しみにしていたファンの皆さんも本当、期待を裏切ってしまって申し訳ございません。あの後、ほんと、いろいろ考えさせられて。でも、こうして今ここにいるのもファンのみんなの応援メッセージだったり、家族や一番近くで支えてくれる友達のおかげで今ここに立ててます。ちょっと言葉にするの苦手なんで、試合ですべて見せます。楽しみにしていてください。木下選手、最高のストライカー対決で会場を沸かせるんで、よろしくお願いします」 木下「押忍、お願いします。ちょっと誤差で計量間違えてしまったんで、すぐに合わせます(※計量パス)。試合が待ち遠しいですね。よろしくお願いします。押忍」  フェザー級5分3R。  和術慧舟會HEARTS所属の木下は9勝9敗1分の28歳。昨年12月に韓国で行われたBLACK COMBAT13に出場したが、キム・ミンウに1RKO負け。今年6月にはKNOCK OUTに出場し、KNOCK OUT UNLIMITEDルールで高塩竜司に2RKO勝ちしている。  ROOM所属の相本は7戦全勝の24歳。昨年12月のDEEP TOKYO IMPACT 2024 6th ROUNDでは前園渓に1RKO勝ち。今年開催されたDEEPフェザー級GP2025にノミネートしたものの、一回戦の高橋遼伍戦に向けた減量中に緊急搬送され欠場している。  1R、サウスポーの木下に相本はオーソドックス。右インローから入る。右ジャブを突く木下に、右で踏み込んで、そのままサウスポー構えになった相本は、木下と左を打ち合いからすぐに右フック!  ヒットし動きが止まった木下に前手の右フックで飛び込むと顎に入って木下がダウン! しがみついて凌ごうとする木下を引き剥がし鉄槌連打! 意識が飛びKO!  1R0分14秒、相本がKOで復活の勝利。  水野はマイクで「前回の水抜きでぶっ倒れて、記憶飛ばして。みんなのおかげです。みんなありがとう」と駆けつけた応援団に感謝の弁を述べると、「ライト級上げろとか、環境変えろとか色々言われてますけど、自分は0から10までこのみんなとやってきて、世界一になるんで、本気で応援してくれる人たちは自分についてきてください」とコメント。 さらに、「ダメージも何もないんで、11月3日、もし良かったら榊原さんRIZINお願いします。自分の目標はUFCのベルトなんですけど、やっぱり日本で、RIZINで戦っている姿を仲間たちに見せたいので、良かったらお願いします」と、RIZIN神戸大会出場をアピールした。  また、DEEPフェザー級GP「幻の本命」復活に、フェザー級GP優勝の水野新太は「俺がやってやりますよ。自分とやったらどうなるか分かんないんで。違う展開になると思います」と対戦に早くも燃えていた。 [nextpage] 関鉄矢が進化の五明宏人に競り勝ち、ダウトベック戦から再起 ▼DEEPフェザー級 5分3R×五明宏人(JAPAN TOP TEAM)66.25kg[判定0-3] ※28-29×3〇関 鉄矢(SONIC SQUAD)66.15kg 関「ちょっと試合が久々になってしまって、計量が一番心配だったんですけど、無事戦う権利を得れてよかったです。安心してます。楽しんでいくんで、よろしくお願いします」 五明「計量をクリアして、関選手もクリアして、自分の試合を見せられるように頑張ります。関選手、よろしくお願いします」  フェザー級5分3R。  JAPAN TOP TEAM所属の五明は8勝5敗の29歳。今年開催されたDEEPフェザー級GP2025では、一回戦では中村大介に判定勝ちしたが、準決勝で高橋遼伍に判定負けで敗退。  SONIC SQUAD所属の関は16勝10敗1分の31歳。前戦は昨年6月のRIZIN.47で、カルシャガ・ダウトベックに1RKO負け。  1R、サウスポーの五明に関はオーソドックス。距離を詰める五明。関は前に詰めると右をヒット。効いて膝を着いた五明のバックに回った関が右のパウンドを連打する。立ち上がりケージ際まで移動した五明。バックにつこうとする関だが、五明は正対すると離れた。また間合いを詰める五明。関はケージ際をサークリングする。  詰める五明だが間合いには入らない。見合いから関がタックルに入ったが、距離があり切られる。五明が左を一発打ち込む。テンカオを入れた五明に関が組もうとしたが、五明がケージに押し込むと引き剥がして離れた。  パンチで出る五明。半身の体勢でステップすると左で飛び込んでヒットさせた。さらにテンカオをヒットさせるが、関がキャッチしてテイクダウンを狙う。ケージでこらえた五明。1R終了。  2R、関が頭を振りながら前に出る。組み止めた五明がケージに押し込んだ。入れ替えようとする五明だが離れた。関シングルレッグ。右足に絡む関からバックを狙ったが、関が上になり五明のガードに。下からの五明の蹴り上げをサバいてガードに入った関。  五明背中を向けて立ちに行く。バッククリンチした関だが、五明引き剥がして離れた。左右のパンチで出る関。右ハイ。蹴りを出した五明だがローブローになりタイムストップ。再開。  五明が詰める。テンカオに合わせて関がシングルレッグに入るとそのままボディロックしスタンドバックに。正対して離れた五明。残り1分。左で飛び込んだ五明に関も右フックをヒット。ワンツーで出た五明に関もワンツーを返した。2R終了。  3R、五明の左がヒットするが、関もワンツーを返す。頭を振りながら詰めた関にワンツーを入れる。四つに組んでケージに押し込もうとした関だが、逆に五明が押し込む。そのまま強引に倒れ込みながらバックを狙う。  反転しようとした関だが五明が両足をフックし四の字ロック。回転して反転しようとする関についていく五明だが、関は逆方向に回転して反転に成功。逆にバックに回った。  しかし五明は足のフックを防いで離れる。残り1分。五明が組んでケージに押し込む。引き剥がした。前に出る関。五明もパンチを打ち返す。最後に五明の蹴り足をキャッチした関がテイクダウン。タイムアップ。  判定三者29-28の3-0で関が勝利。 [nextpage] 大島沙緒里が須田萌里を返り討ち、伊澤星花にさいたまSAで対戦呼びかけ ▼DEEP JEWELSアトム級 5分3R〇大島沙緒里(リバーサルジム新宿 Me,We)47.70kg[判定3-0] ※29-28×3×須田萌里(SCORPION GYM)47.80kg  DEEP JEWELSアトム級5分3Rで、大島沙緒里(リバーサルジム新宿 ME,WE)と須田萌里(SCORPION GYM)が対戦する。  大島は3歳から柔道を始め、2014年全日本ジュニア44kg級優勝、2014・2016講道館杯48kg級7位などの成績を収めて2020年1月に修斗でプロデビュー。2020年6月、トーナメントを制してDEEP JEWELSアトム級王座に就いた。RIZINで浅倉カンナ、山本美憂、ソルト、クレア・ロペスに勝利。2024年5月のDEEP JEWELSで村上彩に1R TKO勝ちし、DEEPとDEEP JEWELSミクロ級王者となった。前戦は2025年5月、イ・イェジに判定負け。  須田は、柔術ベースのグラップラー。2020年10月にDEEP JEWELSでプロデビュー。2022年7月、RIZIN沖縄大会でにっせーに腕十字で一本勝ちでRIZIN白星デビュー。2024年1月には韓国のBLACK COMBATでグローブ掴みをしてきたパク・シユンに判定負けを喫し、アウェーの辛酸を舐めたが、その後は2連続一本勝ち。25年3月、浜崎朱加を相手に大方の予想を覆す、1R一本勝ちでレジェンド超えを果たした。7月、RIZINでNOELに腕十字で一本勝ち。  両者は2022年5月のDEEP JEWELSにて、DEEP JEWELSアトム級タイトルマッチで初対戦。王者の大島が1R2分58秒、キムラロックで完勝している。  現在4連勝中と大きく成長した須田がリベンジを果たすか、それとも現在2連敗中の大島が返り討ちで復活の狼煙をあげるのか。  RIZINスーパーアトム級王者・伊澤星花(JAPAN TOP TEAM)は「大島さんか萌里ちゃんか、勝った方とやりたいなっていう感じですね」と発言しており、この試合の勝者が伊澤に挑むことになるかもしれない。 須田「3年前に負けてから悔しくてめちゃくちゃ練習してきたんで、試合では練習してきたことすべてを出してリベンジしたいと思います。応援よろしくお願いします」 大島「3年前の試合は本当に今回も見てはなくて、頭の中にはないんですけど、今回しっかり準備ができたので、あとは出すだけかなと思っています」  1R、両者オーソドックス。大島がダブルレッグに入りテイクダウン。ハーフでキムラクラッチに取ると足を抜いて上四方の体勢に。下から須田が両足で大島の頭を挟む。  キムラを解除した大島に須田は下から横三角を狙ったが、大島は首を抜いて解除すると後ろ袈裟固めに。須田足に絡んで膝十字へ。膝を抜いてディフェンスした大島がまた上を取る。ハーフで首をギロチンに抱えていたが、須田が解除。サイドで押さえ込みヒジを入れる大島。足を抜いてパスした。サイドからヒジを入れる。ゴング。  2R、間合いを詰めて蹴りを出す須田。前蹴り。キャッチした大島だが引き剥がした。パンチで出た大島に須田が四つで組む。差し返した大島。離れる。また蹴りをキャッチした大島に、片足のままパンチを入れる須田。大島が須田の足をキャッチしたまま膝を着いたが、そのままシングルレッグに入り上を取った。ハーフで押さえ込む。  須田下から大島の左足をキャッチするが、足を抜いて立ち上がる大島。またガードに入る。須田また足をキャッチし膝十字・ヒールホールドと足関を狙っていく。バックに着く大島。須田ガードを取ると腕十字。肘を抜いてディフェンスする大島だが、上を取った須田。サイドを取ると肘を入れる。2R終了。  3R、前蹴りで出る須田に大島がダブルレッグでテイクダウン。ハーフで固めると足を抜いてサイドに出た。うつ伏せになった須田をがぶった体勢に。大島がバックに回ろうとしたタイミングで正対してガードを取った須田。インサイドから鉄槌を入れる大島。  須田の三角は密着して防ぐ。ケージを蹴ってうつ伏せになった須田だが、大島はまたがぶるとそのままケージに押し込む。倒れ込んだ須田をハーフで押さえ込む。須田の立ち際にバックを取り後方に引き込む大島。  須田が立つとバックからアームロックを狙うが、大島が後方に引き込んで両足をフック。反転した須田だが大島が上を取り、須田のガードに。最後に腕十字を狙った須田だが、大島は腕を引き抜いて防ぎタイムアップ。  判定三者29-28の3-0で大島勝利。  双子の娘をケージに招き入れた大島はマイクを取ると「本当に勝つってすごく難しくて、ここ1カ月は育児を放棄して毎日練習してきました。その結果が判定になってしまって悔しいんですけど、私はまだまだ挑戦したいですし、この2人にも素晴らしい景色を見せたいです。私はまださいたまスーパーアリーナで試合をしたことがないので、こんな試合で申し訳ないですけど、伊澤選手と試合できるのであれば、もっと強くなるので挑戦させてください」と、U-NEXT中継の解説席についていたRIZIN女子スーパーアトム級王者伊澤星花への挑戦をアピールした。  中継で伊澤は「私がやってやりましょうかね」と同じJTTの朝倉未来のかつてのコメントをオマージュしてみせると、「いつでもGOの準備は出来ているので、いつでもどこでもやりますよ」とコメントした。 [nextpage] スクランブル参戦の力也が濱口奏琉を左右フックでTKO ▼DEEP 58.5kg以下 5分2R〇力也(FIGHT FARM)58.35kg[1R 4分21秒 TKO]×濱口奏琉(パラエストラ和泉)58.45kg※柴田“MONKEY”有哉(Team KIZUNA)は負傷欠場 濱口「3週間前に対戦相手が変わったんですけど、やることは変わんないんで、しっかり自分のやるべきことやって倒したいと思います。応援よろしくお願いします」 力也「急のオファーでもしっかり作ってきたんで、いい試合できると思うので、応援よろしくお願いします」  58.5kg契約5分2R。FIGHT FARM所属の力也は11勝12敗の32歳。先月のDEEP 126 IMPACTで本田良介と対戦したが、1Rリアネイキドチョークで一本負けしている。  パラエストラ和泉所属の濱口は5勝3敗の22歳。前戦は6月のDEEP OSAKA IMPACT 2025 2nd ROUNDで、元修斗・パンクラスフライ級王者の神酒龍一に3RTKO勝ち。  1R、サウスポーの力也にオーソの奏琉。飛び込んで左ボディを狙う力也に濱口は右ミドルをヒット。左右のフックを振って出る力也だが、濱口はスイッチしてサウスポーに構えるとアッパーから右フックをヒットさせる。  またオーソに戻しインロー。力也が左右のフックで出たところにタックルを合わせた。濱口がケージに押し込み両脇を差してヒザを入れる。いったん離れた。  右ミドルを入れる濱口。ステップしながら打撃を入れる濱口。飛び込んで四つに組んだが、パンチを入れて引き剥がす力也。左ミドルを入れる。濱口は右ストレート、右ミドル。ワンツー、インローを入れる濱口。  シングルレッグに入る濱口だが、力也は切ってヒジの連打を入れる。離れたがケージまで下がった濱口。力也間合いを詰めると左右のパンチ。ダウンした濱口がタックルでしのごうとしたところに鉄槌。レフェリーストップ。  1R4分21秒、TKOで力也勝利。セコンドの高谷裕之、田村彰敏の祝福を受けた。 [nextpage] 郷野聡寛が近藤有己に判定勝ち「人間の骨格と地球の重力を理解して利用」 ▼DEEP73kg以下 5分2R〇郷野聡寛(リングス・ジャパン/ファイティスジム MSC)71.70kg[判定3-0] ※19-19マスト郷野×2, 20-18×近藤有己(パンクラスイズム横浜)72.15kg 近藤「最強のライバルと最高の試合をします。よろしくお願いします」 郷野「ずっと……人体の構造と地球の重力を勉強してきて、要は運動を物理と数学で実践する、理解して実践するということをやってきたんで、それがうまくいけば年齢を感じさせない面白い試合をお見せできると思うし、もしかしたら若い選手たちのヒントになれるかなと思って。そういう試合がをすることで、おっさん同士の試合に価値を出せたらいいなと思うんで、よろしくお願いします」  73kg契約5分2R。リングス・ジャパン/ファイティスジムMSC所属の郷野は38勝24敗8分の50歳。MMAは2023年4月のGLEATで井土徹也に判定勝ちして以来の試合。4月にNKBのリングでキックボクシングの試合を行い判定負け。  パンクラスイズム横浜所属の近藤は67勝40敗9分の50歳。昨年11月のDEEP 122で毛利昭彦に判定勝ちして以来の試合。  両者は4度目の対戦。初対決は2001年のパンクラスで、近藤が3RパウンドでTKO勝ち。5年後の2006年にPRIDEで行われた再戦では郷野がスプリット判定勝ち。それから13年後の2019年にパンクラスで3度目の対戦が行われ、その時は近藤が判定勝ちしている。お互いが20代・30代・40代の時に対戦しており、今回は50代同士での対戦となる。  1R、オーソの郷野にサウスポーの近藤。間合いを詰める近藤。郷野はステップで距離を取る。インロー、ミドルを入れる。近藤が左ミドルをヒット。郷野は両腕を下ろしてノーガード。近藤の左ミドルに郷野は右でボディ、顔面にパンチを入れる。  郷野のバックブローにワンツーを合わせた近藤。ケージを背負う郷野だが、出てきた近藤に右ストレートを入れる。左フックを放つ郷野。近藤カーフキック。郷野はボディストレートをヒット。タックルを見せた郷野だが受け止めた近藤。郷野が前蹴りを出したが、キャッチした近藤。下になった郷野をハーフで押さえ込む。ヒジを入れる。郷野は脇腹にパンチを入れる。1R終了。  2R、郷野の右ミドルにインローを返した近藤。郷野左ハイ。飛び込んでパンチを見せた郷野。ジャブをヒット。右ミドルを入れた郷野。圧を掛けてきた近藤だが、郷野がジャブで出て下がらせる。右ハイ。ジャブからミドルを入れた郷野。近藤の右と郷野の左が相打ちに。  バックキックを見せた郷野だがバランスを崩しスリップ。そこからシングルレッグに入る。近藤は首を抱えて押し倒す。ハーフから潜ろうとした郷野だが、近藤が押さえ込んだ。近藤が足を抜いてマウントを狙ったが、ハーフに戻した郷野。タイムアップ。  判定19-19マスト郷野、19-19マスト郷野、20-18郷野。3-0で郷野が判定勝ちし、対戦成績を2勝2敗とした。  マイクを取った郷野は「世界中で試合をしてきたけど、やっぱり日本って最高なんですよ。日本人の賢さ・謙虚さ、思慮深さ。そういうものを持っている民族って他にいないんですよ。そういったものが外国勢力によって壊されている。こういうことを言うから、格闘技界3大陰謀論者に入れられちゃうんだけど」と苦笑しながら日本を憂うコメント。  セコンドの高阪から「長い!」と巻きの指示が入り、「今自分が50歳でまだ勝てるのは、人間の骨格と地球の重力を理解して利用しているからで、そういうことを東大和市にあるジムで教えているので、もし良かったら一緒に体を動かしましょう」とまとめた。 [nextpage] 春日井寒天が魚井にフルスイングさせずドミネート判定勝ち ▼DEEPバンタム級 5分2R×魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)61.40kg[判定0-3] ※18-20×3〇春日井“寒天”たけし(寒天ファイトスピリット)61.70kg 春日井「明日は行きます。行けなかったら、ごめんなさい」 魚井「なんとか仕上げることができて、ホッとしてます。目の前の寒天選手とお客さんの前に立つ資格を得れたと思うんで、盛り上げますんで、よろしくお願いします」  バンタム級5分2R。和術慧舟會HEARTS所属の魚井は25勝15敗5分の40歳。前戦は3月のRIZIN.50で、赤田功輝にスプリット判定勝ちしている。  寒天ファイトスピリット所属の春日井は28勝9敗3分1NCの37歳。本名での3年ぶりの復帰戦。2022年5月のHEATで引退試合を行って以降は、覆面ファイターの寒天マンとして、皇治主催のNARIAGARIやBREAKTHROUGH COMBATで試合を行ってきた。  1R、サウスポーの魚井に春日井はオーソドックス。左右のフックを入れた魚井だが、春日井詰めてタックルへ。テイクダウン。ハーフで押さえ込んでパウンドを入れる春日井。ガードに戻した魚井だが、春日井はガードの中からパウンド落としていく。下から三角を狙った魚井だが春日井は両腕をガードの中に入れて解除すると、またパウンドを入れる。体を起こした春日井に下から蹴り上げを入れる魚井。春日井はまたガードに入り殴る。上からパウンドを入れ続ける春日井。1R終了。  2R、ステップしながらジャブを入れる春日井。春日井が左右のパンチで飛び込んでタックルへ。テイクダウン。ガードを取った魚井。下から春日井の左腕をネルソンに抱える。動きがなくレフェリーブレイク。間合いを詰めた魚井だが、四つに組んだ春日井がケージに押し込んだ。ヒザを入れる。  離れ際に左フックを入れた魚井。ステップして飛び込むフェイントを見せる春日井。魚井が左右のフックを放つが、春日井飛び込んでタックルへ。非違で抵抗する魚井。片膝を着いたが、ケージを使い立ち上がると入れ替える。離れた。  大振りの左フックを放った魚井だが、バランスを崩したところで春日井が上を取る。ハーフで押さえ込んだ。パウンドを入れる春日井。鉄槌。下から足を抱えた魚井に春日井も足関を狙ったがタイムアップ。  判定20-18×3の3-0で春日井が勝利。 [nextpage] 元NKB王者・杉山空が中務修良を右ストレートKOで越智をコール ▼DEEPストロー級 5分2R×中務修良(NOMAD)52.55kg[1R 3分48秒 TKO] ※右ストレート→パウンド〇杉山 空(THE BLACK BELT JAPAN)52.35kg 杉山「THE BLACK BELT JAPANの杉山空です。前回の試合よりパワーアップした姿を見せるので、皆様楽しみにしていてください。絶対盛り上がる試合になると思うので、応援よろしくお願いします」 中務「三重から来ましたNOMADの中務修良です。1年ぶりのDEEP、とても楽しみにしてました。ちょっと前回、越智選手に負けてしまって、再起戦ということで頑張らないとなと思っていて。今回の杉山選手、めちゃくちゃ若くてイケメンで戦うの楽しみにしてたんですけど、今回、僕、39歳になって、息子がセコンドつくんですけど、まあちょっと息子の前では負けられないしってことで。しかも息子の方が(杉山に)歳近いっていうね。そんな感じで盛り上げるんで、よろしくお願いします」  ストロー級5分2R。NOMADの中務は11勝6敗の39歳。第2代WARDOG CAGE FIGHTストロー級王者。昨年12月に現DEEPストロー級王者の越智との対戦が組まれたが欠場。今年3月のRIZIN.50香川大会で仕切り直しで越智戦が組まれたが、3Rギロチンチョークで一本負けした。  THE BLACKBELT JAPAN所属の杉山は1勝0敗の19歳。キックボクシングではNKBフライ級王座を獲得。4月のDEEP TOKYO IMPACT 2025 2nd ROUNDでプロデビューし、多湖力翔に1RでTKO勝ちしている。  1R、サウスポーの中務にオーソの杉山。飛びヒザを見せた杉山だが、中務がタックルに入りテイクダウン。杉山のガード。しかし動きがなくレフェリーブレイク。左のパンチで飛び込んだ杉山がボディロックの体勢に。前転して足関を狙った中務だが、杉山が上から押さえ込む。  ガードに戻した中務がフックスイープで浮かせて立ち上がるが、杉山が四つでケージに押し込むとヒザを入れる。右のヒジを打ち込む杉山。中務は首投げ、四つからテイクダウンを狙うがこらえて上になる杉山。立ち際にヒジを入れた。  投げを狙った中務だがスッポ抜けて下になる。起き上がり立ち上がる中務だが、杉山のヒジで右眉の上にカットがありドクターチェック。再開。杉山が右のパンチで飛び込むとビッグヒットし中務ダウン!レフェリーストップ!  1R3分48秒、TKOで杉山勝利。  試合後マイクを取った杉山は「デビュー戦多胡選手とやって、2戦目中務選手に勝って、もうやる相手は1人しかいないですよね。今ストロー級全然盛り上がってなくて、自分がストロー級最強になるので、越智選手とタイトルマッチお願いします」と、MMAデビューから3戦目でのタイトル挑戦を要求した。 [nextpage] 組みのケンシロウが石塚雄馬にRNCで一本勝ち ▼DEEPライト級 5分2R×石塚雄馬(AACC)70.65kg[2R 1分31秒 リアネイキドチョーク]〇ケンシロウ(FIGHTER'S FLOW)70.80kg ケンシロウ「デビューしてから今3連勝中なんですけれども、前回BreakingDownとの対抗戦で、先鋒戦をやらせていただきました。今回ナンバー大会に初出場ということで、これから、DEEPライト級の中心選手となっていきますんで、応援よろしくお願いします」 石塚「ケンシロウ選手、遅咲きですごいなあと思いますけども、結構黄色い声援がすごいらしいんで、悲鳴に変えれるような試合展開にできたらなと思います。押忍」  ライト級5分2R。AACC所属の石塚は9勝13敗の42歳。FIGHTER'S FLOW所属のケンシロウは昨年11月にDEEPでプロデビューしてから3連勝中。38歳。  1R、両者オーソドックス。カーフを入れたケンシロウ。左ハイ。組んで首相撲ヒザを入れたケンシロウが大内刈りでテイクダウン。石塚のガード。背中を向けた石塚。バックについて両足をフック。リアネイキドチョークに入るケンシロウ。石塚外してハーフになるが、再びバックに回ったケンシロウがバックマウントに。  亀で動きが止まる石塚にパウンドを入れる。仰向けの体勢。反転して立ち上がった石塚。スタンドに。左右のパンチで出ていく石塚。ケージまで詰めたところでケンシロウがタックルに入る。石塚が受け止めてケージに押し込んだ体勢のまま1R終了のゴング。  2R、ケンシロウのローにパンチを合わせた石塚。ケンシロウが首相撲ヒザを入れると石塚四つに組むが、ケンシロウが外掛けテイクダウン。パウンドを入れる。バックに回りチョークを狙う。うつ伏せの体勢になり絞め続けると石塚タップ!  2R1分31秒、チョークスリーパーでケンシロウ勝利。 [nextpage] 佐々木耀のバギーチョークをスラムの高橋正親が判定勝ち ▼DEEPフェザー級 5分2R〇高橋正親(BRAVE GYM)66.10kg[判定3-0] ※20-18×3×佐々木 耀(k-clann)65.70kg 佐々木「ちょっと面白い試合しようと思うんで、皆さん注目お願いします。応援お願いします」 高橋「デビュー戦、しっかり楽しんでフィニッシュで終わらせたいと思います。お願いします」  フェザー級5分2R。BRAVE所属の高橋はプロデビュー戦。K-clann所属の佐々木は3月のDEEP TOKYO IMPACT 2025 1st ROUNDでプロデビューするも判定負け。  1R、サウスポーの高橋に佐々木はオーソドックス。左右のパンチを入れる高橋。佐々木のタックルをがぶるとバックを狙う佐々木。サイドについた。佐々木下からバギーチョークに捕らえる。高橋持ち上げるとスラムで叩きつけた。しかし放さない佐々木。高橋はもう一度担ぎ上げると今度は頭から落とす。バギーチョークを解除した佐々木。  亀になり立ち上がるが高橋がスタンドバック。スクランブルを狙った佐々木。ガードに。パウンドを入れる高橋。ガードから足に絡んだ佐々木だが、高橋ハーフに。反転を狙った佐々木。高橋こらえてバックマウントに。  正対して反転を狙った佐々木だが高橋が両足をフックしバックマウント。そこから腕十字を狙ったが落ちて下になる。すぐに立ち上がった高橋。佐々木飛びつき腕十字を狙ったがスッポ抜けて下になる。また上になった高橋がハーフにしてヒジを打ち込む。1R終了。  2R、飛び込んで左を入れた高橋。左右のパンチで佐々木をケージまで下がらせるとタックルに。バックに回る。立ち上がった佐々木を投げてサイドを取るが、佐々木はまたバギーチョークを狙う。首を抜いた高橋がバックを狙うと向き直って下になる佐々木。  ハーフガード。高橋はマウントに。肩固め。亀になった佐々木が股下から抜けて立ち上がった。左右のパンチを打ち込むが、高橋がすぐにタックルでテイクダウン。残り1分。腕十字を仕掛けようとする佐々木だが、高橋は密着したまま防ぐとパウンドを入れていく。残り15秒で体を起こした高橋。立ち上がるとパウンドで飛び込んだ。タイムアップ。  判定20-18×3で高橋勝利。 [nextpage] トップ取った菊川が平石に判定勝ち 【オープニングファイト】※17:40開始 ▼OPファイト DEEPフェザー級 5分2R×平石光一(PUREBRED)66.15kg[判定0-3] ※19-19マスト菊川×2, 18-20〇菊川イサム(KATANA GYM)65.75kg 菊川「どんどん前に出て、1Rで仕留めたいと思います。よろしくお願いします」 平石「大和魂。エンセン井上さんの弟子としてしっかり上を目指して頑張りたいと思います。よろしくお願いします」  フェザー級5分2R。PUREBRED所属の平石 vs. KATANA GYM所属の菊川。  1R、両者オーソドックス。詰めてきた菊川にワンツーを入れる平石。パンチで詰めてケージを背負わせた菊川。左右のパンチが入り平石しゃがみ込むようにダウン。すぐに起き上がり、四つから外掛けテイクダウンを狙ったが、バランスを崩し下になる。  すぐに起き上がりタックルに入る平石。ケージでこらえる菊川。スタンドバックにして投げた平石だが、菊川はすぐに立つ。菊川が投げでテイクダウンを狙ったが、今度は平石がこらえて上を取った。が、ハーフから足を抜いてマウントを狙った瞬間に上を取り返した菊川。ガードの中からパウンドを入れる。ガードの中で立ち上がった菊川がパウンドを落とすが、足で阻んだ平石が立ち上がった。四つに組んだ菊川が外掛けテイクダウン。平石のガードで1R終了。  2R、開始前にパンチで鼻血を出した平石のドクターチェックが入るが続行。間合いを詰めた菊川が四つでケージに押し込む。離れる。左右のフックを放ち詰めた菊川。ケージに押し込むと大内刈りでテイクダウン。パウンドを入れる菊川。  平石が体を起こしてきたところでバックに回る。平石が立ち上がると放してパンチを入れた。首相撲ヒザを入れた平石だが、菊川はまたケージまで押し込むとタックルへ。平石がヒザを入れて引き剥がした。  また首相撲ヒザを入れる平石。ヒザの連打を打ち込む平石。菊川が距離を取ると追っていくが、蹴りを放った際にスリップダウン。上を取った菊川。密着してパウンドを入れ続ける菊川。そのままタイムアップ。  19-19マスト菊川、19-19マスト菊川、20-18菊川。判定3-0で菊川勝利。 [nextpage] パンクラスイズム横浜 佐藤照栄がJTT涼太にスプリット勝ち ▼OPファイトDEEPフライ級 3分2R アマチュアルール×涼太(JAPAN TOP TEAM)56.95kg[判定1-2] ※19-19マスト佐藤×2, 19-19マスト涼太〇佐藤照栄(パンクラスイズム横浜)56.85kg 佐藤「今回の対戦相手の所属がJTTということで、このパンクラスイズム横浜vs.JTTの戦いは、2023年から遡って行われている戦いです。そして我々がすべて負けてしまっている、そんな状況でございます。なので今回は、6度目の正直、我々の天敵JTTに絶対勝って初黒星をつけてやろうと思ってます。そして11月2日、我々の代表・北岡悟さんの試合もJTTの選手との試合が決まっているということで、絶対勝って繋げようと思います。以上です」 涼太「死ぬ気で勝ちに行きたいと思います。お願いします」  アマチュアSルール・フライ級3分2R。JAPAN TOP TEAM所属のRYOTA vs. パンクラスイズム横浜所属の佐藤。  1R、サウスポーの佐藤にオーソドックスのRYOTA。ゴングと同時に間合いを詰めた佐藤がタックルでテイクダウン。RYOTAガードから腕十字。体をまたいでディフェンスした佐藤。またガードに戻すRYOTA。パウンドを入れる佐藤にまた腕十字を狙ったRYOTA。  佐藤が腕を引き抜くとRYOTAは下から蹴り上げ、佐藤の左足に足関を仕掛ける。回転して外した佐藤がパスガードしてサイドに出るが、再びガードに戻したRYOTA。蹴り上げを入れるRYOTAはのガードに入る佐藤だが、RYOTAが今度は三角に捕らえる。腕を流されないように耐えている佐藤。首の後ろを抱えて絞めるRYOTAだが、佐藤耐えて1R終了のゴング。  2R、お互いのパンチが相打ちとなるが、佐藤の左でぐらついたRYOTA。佐藤間合いを詰めるとタックルに入りテイクダウン。ガードを取ったRYOTAだが、佐藤は立ち上がり離れてスタンドに戻す。インローを蹴る佐藤だがローブローとなりタイムストップ。  再開。ジャブを入れる佐藤。左ハイ。ヒットしたがRYOTA前に出てパンチを入れる。佐藤ダブルレッグでテイクダウン。サイドについた。背中を向けたRYOTA。反転して上を取るが、佐藤すぐに立ち上がる。首投げで投げたRYOTAだが、佐藤が倒され際に上を取る。ハーフ。パウンドを入れる佐藤。タイムアップ。  判定19-19マスト佐藤、19-19マストRYOTA、19-19マスト佐藤。2-1のスプリットで佐藤が判定勝ち。
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