2021年5月30日(日)丸善インテックアリーナ大阪『RIZIN.29』のメインイベントを任された皇治(TEAM ONE)が、4月23日(金)13:00より公式YouTubeチャンネルにて会見。皇治と笹原圭一広報部長が出席した。
「言いたいことありまくりですよ」と切り出した皇治は「榊原社長が俺のことメインって言ってくれとったじゃないですか。俺にしてはけっこうマジな話がありましてRIZINという素晴らしい舞台でメインを任されると言ってくれたのは凄く光栄なことですが、俺も格闘家のはしくれなんでね。そんな同情はいらんぞと。(K-1からRIZINに)引っ越してきて負けてメインするほど落ちぶれていない。ごっつい張り切っているRIZINのええ選手も多いじゃないですか。そういうヤツらにも示しがつかないと思うので、俺は自分の実力でメインを奪ってやろうと思っているのでトーナメントをしてほしいんですよ。こんなに素晴らしいMMAのトーナメントを開催するのだから、俺ら立ち技にもチャンスをくれ」と訴えた。
4人参加のワンデートーナメントを大阪大会で実現させ、その決勝戦をメインにしてほしいという提案だ。
「RIZINファンにもええところを見せたいし、それができてないから。今回マジ気合い入っているんですよ。よくピーピーほざいてる選手が多いじゃないですか。俺が思うに、その実力が本物だったら俺の全てを超えているはずなんですよね。注目度も知名度も全て。それが越えられないんやったらね、ピーピー言ってるヤツらが一番口だけだと。だから俺が実力で証明してやるから、そういうヤツらを集めてくださいよ。自分の方が強いとか実力が本物だと思っとるヤツらを集めてやりたいんですよ」と、文句のあるヤツはかかってこいと呼びかけた。
また、皇治は「俺は地方から出てきた。地方にもいい選手が多いのでどんどん噛みついて欲しい」と、地元大阪や地方在住の選手にも名乗りを上げてほしいと呼びかけた。
これを受けて笹原部長は「前向きに検討します。だったらやってやるって選手が手を上げてくれるのならやりたいと思います。やれるように調整します」と返答。「やりたい選手は事務局に連絡してもらって」と選手募集を呼びかけた。
さらに皇治は「1日2回勝つのでMMA(バンタム級トーナメント)に負けないごっつい賞金を頑張ってください」と、高額賞金を要求。笹原部長は苦笑いし、「社長に言っておきます」とした。
笹原部長は「前向きに検討します」との返答にとどめたが、皇治は「決定」と断言。「ピーピー言ってる選手かかってこい。ファンもアンチのヤツらも楽しみにしてくれ」と言い放った。