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【KNOCK OUT】ぱんちゃん璃奈「悶々としてます」次戦で戦いたい相手と組まれなかったら「暴れようと思ってます」

2021/04/19 12:04
【KNOCK OUT】ぱんちゃん璃奈「悶々としてます」次戦で戦いたい相手と組まれなかったら「暴れようと思ってます」

4月17日には追い込みが終わり、減量期間に入っているぱんちゃん

 2021年4月25日(日)東京・後楽園ホール『KNOCK OUT 2021 vol.2』のセミファイナルで、J-GIRLSピン級&WMC日本女子同級二冠王MIREY(HIDE GYM)と対戦するKNOCK OUT-BLACK女子アトム級王者・ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)のインタビューが主催者を通じて届いた。

 ぱんちゃんは2020年8月、REBELS-BLACK 女子46kg級初代王座(現KNOCK OUT-BLACK女子アトム級王座)決定戦で勝利して初のベルトを手にし、11月の王者第一戦でも勝利して戦績を9勝(1KO)無敗としたが、その試合で拳の脱臼を負い靭帯断裂で手術。戦線を離脱していたが、今大会で復帰を果たす。

 3月31日に行われたカード発表会見では、昨年からの欠場の中、復帰のタイミングを図っていたこと、その中で対戦相手がコロナの影響もあり二転三転したことも明かされた。そんな中で決まったMIREYとの再戦に、彼女はどんな思いをぶつけようというのか?

二度と私とは戦いたくないと思われるように心を折りたい


──先日のカード発表会見では、「再戦したいわけではなかった」というMIREY戦決定の経緯や今後の希望などについて、かなり言いたいことを言った感じに見えました。

「いえ、めちゃめちゃオブラートに包みましたけど、大人なので(笑)」

──そうでしたか(笑)。ただ、対戦相手も決まって試合も近づいている今は、試合に対してどういう気持ちですか?

「今回は楽しみしかないですね。いつもだったら『この相手にはこういう対策をして、確実に勝つぞ!』とか考えてるんですけど、この半年でいろんなことができるようにもなってきたので、自分のパフォーマンスに対する挑戦、どこまでできるかという感じでとらえてます」

──ということは、不安要素は全くない?

「全くないですね。前回のMARI戦(昨年11月)でもありませんでした。その前はあったんですけど、どんどんどんどん不安は減っていってます(笑)。自分の動きがよくなってきていて、自分で『変わってきたな』という実感があるので、対策してきたことをきちんとやって、自分の蹴りやパンチがきちんと出せれば、絶対負けることはないと思っています。だから、いかに自分の攻撃を出せるかということで、相手というより自分の問題という感じです」


──会見の際、一つ気になったのが「ダウンを取って勝つ」という言葉にとどめていたことです。「倒す」「KOする」と言わなかったのには理由があるんでしょうか?

「『まだKOまではいけないかな』と、自分で思ったんです。今のパワーとか今の蹴りだったらダウンは取れるとMARI戦でも思ってたし、今回も思ってるんですけど、失神させてのKOはまだ難しいと思っているので、ダウンを必ず1回、2回取るというのが今回の目標です」

──今回はそこまでということなんですね。

「はい。MIREY選手には前回、判定で勝っている(2019年10月)ので、同じ勝ち方では成長を見せられないと思っています。だからきっちりダウンを取るというところが今回の課題だと思っています」

──いつもそういう風に、段階を踏んで考える方なんですか?

「現実的に考えるという感じですね。今はダウンが目標で、そこがまだできてないのにいきなりKOというのは難しいかなと思っていて。そこで感覚を掴めればKOも自然とできてくると思うので、一発KOとかじゃなくて1発ダウン、2発ダウンという感じです」


──そのダウンを奪う攻撃というのは?

「蹴りでもパンチでも、どっちでも取れると思ってます。どこの部分でも取れると思うぐらい、今回は差があるかなと」

──前回のMIREY選手との対戦では、打たれ強さやタフさは感じませんでしたか?

「今まで戦ってきた他の選手たちもみんな打たれ強かったので、彼女が特にとは感じなかったです。ただ、1回も倒れてない選手でも、倒れることは全然あると思うので。二度と私とは戦いたくないと思われるように、心を折りたいと思います」

──今大会の試合順も発表されて、セミファイナルに決まりました。それについては?

「セミファイナルだろうなと思ってました(笑)。メインがタイトルマッチで、私がセミだろうなと。昨年8月のタイトルマッチ(MISAKI戦)がダブルメインの第1試合で、前回(MARI戦)がメインだったんですけど、一緒だなと(笑)。特に今、順番にはこだわってないです。ただ、一つ前が龍聖君の試合で派手にKOすると思うので、その後だけに頑張らないとなと思ってます(笑)」

──何で対抗しましょうか。

「華は私の方があると思ってるので(笑)。彼はド派手なKOをすると思いますけど、私はスピードとかアグレッシブさを見てもらえたらと思います。この女子の階級で、私はリーチだけだと思われているみたいなんですが、スピードも負けないぐらいあるという自信があって、そのリーチとスピードを使って当てれば誰も入って来れないと思ってます」


──この欠場期間中に、『REBELS』がファイナルを迎え、『KNOCK OUT』はREBORNということになりました。そうした展開を、どう見ていましたか?

「以前は『出たい」と思っていたんですけど、普通に考えてパンチが打てていなかったので、『無理して出て中途半端な試合をするよりは、逆に出なくてよかったな』と思いました。3月に出るのは厳しくて、この4月大会がギリギリだったかなという感じだったんですが、今は準備万端になったので、今は見せられるという気持ちが強いですね」

──イベント全体の流れの中で、『KNOCK OUT』の主役争いも活発になってきました。先ほど名前が出た龍聖選手もその一人ですし、もちろんぱんちゃん選手もその中にいると思います。そこについては?

「龍聖君以外は、主役候補とは思わないですね(笑)。彼はこれからもっともっと目立っていくだろうなと思います。私は別に主役になりたいわけではなくて、強さを見せたいので。主役が弱かったらちょっと……と思うし(笑)、強いところを見せられればいいので、別に今まで通りで応援してくださってる方が十分いてくれるので、特に意識はしてないですね」

──もう一つ、今大会ではもう1試合女子の試合が組まれていて、デビュー戦の相手だった川島えりさ選手が……。

「(遮って)読みましたよ、インタビュー。私は興味ないです。デビュー戦の後もプロで8戦やってきてプライドも持ってるし、戦う相手も違いすぎるし。『勝ち方で勝負』みたいなことも言ってましたけど、そこに関しても負けないと思います。今は次の相手と、その先の選手を見ています」


──分かりました。女子という点では、いろんなイベントで女子が盛り上がっていると言われていますが、そこはどう見ていますか?

「悶々としてますね。戦いたい選手がいるんですよ。彼女と戦いたいし、戦ったら勝てるなとも思っているので、今回しっかり勝ってアピールしようと思っています」

──それも楽しみにしてほしいと。

「はい。今回いい勝ち方をしてアピールして、次戦でその選手と組まれなかったら暴れようと思ってます(笑)」

──暴れるのは思いとどまってほしいですが……(笑)。

「でも今回は、そのためにどうしても差をつけて勝たなきゃと思ってるのは確かですね。今回もダラダラッと勝ってしまったら、言う資格がないので、一つレベルが違うというところをしっかり見せて、みんなが見たいカードを組んでもらおうと思ってます」

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