もうひとつのGP準々決勝は元UFC vs.元ACA王者対決、渡辺華奈参戦中の女子フライ級戦も
コ・メインもGP準々決勝戦。TUF19覇者でUFC10勝5敗のコーリー・アンダーソン(米国)が、元ACAライトヘビー級王者ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ(トルクメニスタン)と対戦する。
アンダーソンはMMA14勝5敗。2020年11月にメルヴィン・マヌーフを2R、パウンドでTKO。Bellator初陣を白星で飾っている。
対するヤギュシュムラドフは18勝5敗1分。2018年5月にロシアのバルタス・アグナエフをリアネイキドチョークで破り、トルクメニスタン初のACB王者となると、2019年12月に2度目の防衛を果たし、王座を返上していた。11KO・TKO、4つの一本勝ちと83%のフィニッシュ力を、元UFCファイターを相手に発揮できるか。
渡辺華奈が参戦中の女子フライ級では、エミリー・ドュコーテ、デニス・キーホルツに勝利もイリマレイ・マクファーレンとアレッハンドラ・ララに敗れているヴェータ・アルテアガ(米国)が出場。Bellator初参戦のデジリー・ヤネス(米国)と対戦する。
7位のアルテアガはMMA5勝4敗。対するヤネスは5勝2敗のテキサン。テキサスのXKO、LFA、Combateで4連勝も、2019年12月の前戦「Combate 51: Tito vs. Alberto」でCAMMA女子ストロー級王座に挑戦も、スプリット判定で敗れ戴冠ならず。Bellatorに新天地を求めていた。ドュコーテ、キーホルツに勝利しているアルテアガを通して、フライ級戦線の実力を測ることも可能なカードだ。
また、175パウンド契約でポール・デイリー(英国)とサバ・ホマシ(米国)の元UFC対決も実現。現在Bellator2連勝中(エリック・シウバとサッド・アワッドに勝利)のポール・デイリーと、Bellator3連勝中(ミカ・テリル、カーティス・ミランダー、ボビー・ヴォルカーに勝利)のサバ・ホマシ(米国)のサバイバルマッチとなる。