▼フェザー級 5分3R
〇アダム・ボリッチ(ハンガリー)3位 145.8ポンド・66.13kg
[判定3-0] ※29-28×3
×ジェレミー・ケネディ(カナダ)8位 145.7ポンド・66.08kg
フェザー級3位のボリッチと、8位のケネディ。
ボリッチは戦慄の跳びヒザでアーロン・ピコをKOし、Bellatorフェザー級GP参戦。1回戦はパット・カランにKO勝ちしたが、二回戦でダリオン・コールドウェルに一本負け。その後、2連勝中。
ケネディは、UFCで3勝1敗。2018年2月に現王者アレクサンダー・ヴォルカノフスキーにTK0負け。Brave CFを経て、2019年にPFLに参戦し2勝1敗1NC。フェザー級トーナメント準決勝でダニエル・ピネダにギロチンで敗れるもピネダの禁止薬物使用のためノーコンテストになっている。2020年11月の前戦でBellatorデビューし、マット・ベセットに判定勝ちしている。
1R、ともにオーソドックス構え。左ジャブのボリッチは、ワンツーさらに右ロー。ケネディも右ローを返す。間合いを詰めるケネディにボリッチは右のカーフキック! ネイマン・グレイシーのトレーニングパートナーのケネディは左で差して押し込むが、四つで体を入れ替えるボリッチ。互いにヒザ蹴りもケネディのヒザがローブローに。
再開。左ジャブの刺し合い。互いに右ローも打ち合う。ケネディの右ローに右を合わせるボリッチ。さらに右を打ちに行くが、そこにカウンターのダブルレッグテイクダウンはケネディ! ボリッチがケージ背に立ち上がったところでゴング。
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2R、右のカーフキックを狙うケネディ。右の蹴りのフェイントのボリッチは左フック。右オーバーハンドもかわすケネディ。ボリッチの左ジャブが2発、顔面をとらえる。3発目をブロックするケネディ。ボリッチは右ローをヒット。徐々にスタンドでペースを握る。ケネディは右カーフ、さらにヒザを触りに行くが切るボリッチ。跳びヒザをかわされたボリッチは笑顔。さらに左ジャブ、右ハイ! もらったケネディが金網に詰まったところでゴング。
3R、右のカーフキックをヒットさせるボリッチ! ついにダウンしたケネディに上を取るボリッチはハーフからパウンドも、顔を腫らせたケネディは足を手繰り立ち上がる。金網に押し込みシングルレッグでテイクダウンを奪うが、ボリッチは上体を金網で立てて座ると、ニアマウントを奪おうとするケネディ相手に立ち上がりゴング。両手を挙げた。
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判定は3-0(29-28×3)でボリッチが勝利。「タイトルマッチの準備は出来ている。フェザー級GPがどうなるかは知ったことじゃない。月曜日にはサンフォードMMAに戻って練習する」と語った。