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MMA
インタビュー

【RIZIN】明暗を分けた北岡のブレーク、そしてサトシの日本マットへの想い

2019/04/25 13:04
【RIZIN】明暗を分けた北岡のブレーク、そしてサトシの日本マットへの想い

(C)RIZIN FF/Mizuaki Wakahara/GONG KAKUTOGI

4月21日(日)神奈川・横浜アリーナにて開催された『RIZIN.15』で、プロ70戦目となる北岡悟(ロータス世田谷/パンクラスイズム横浜)と、プロ8戦目でこれまでMMA無敗のホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)が対戦した。

2017年ムンジアル(世界柔術選手権)黒帯ライト級準優勝のサトシは日系ブラジリアン。ブラジリアン柔術の黒帯のなかでもトップ中のトップが呼ばれる“スーパー黒帯”の一人で、浜松のボンサイ柔術で兄弟とともに同地に根を張り、日本柔術界の至宝と呼ばれるほどの活躍をしてきた。

MMA(総合格闘技)では北岡戦まで7戦無敗。これまでエドモンド金子、チアゴ・オリヴェイラといった実力者に勝利しているものの、北岡ほどのキャリアと実績のある選手との対戦は初めてとなる。迎え撃つ北岡は、サトシ戦に向け、「この2年ほど試行錯誤して形になってきた」という自身のMMAをぶつける構えだった。

試合は、それぞれの経験とバックボーン、さらにファイトスピリットが溢れる熱闘に。

1Rは、北岡が短いリーチながらこれまでに磨いてきたステップからの打撃で先制。そこからアプローチしての組みの展開でもがぶりでサトシの頭を下げさせ、ヒザ蹴りで出血を誘い、ギロチンで決定機を作る。さらに打撃でロープに詰めてのダブルレッグでテイクダウンを奪うなど、北岡が試合を作っていく展開だった。

しかし、2R序盤、勝敗の分岐点となる大きな瞬間が訪れる。

サトシの右ストレートを受けた北岡は、2発目を絶妙のタイミングでダッキングしながらダブルレッグ(両足)のタックルへ。

相手の尻下でクラッチを組んだ北岡はパワフルに持ち上げ、足を払うようにテイクダウンを奪うと、片足を抜きすぐさまサイドポジションでサトシに背中をつけさせ抑え込むことに成功する。

このサイドからの仕掛けは北岡の得意とするところ。もしも相手が抑え込みから無理に逃げて立とうとすれば、その際でギロチンも狙える形だ。

しかし、ここで北岡は出血を気にして顔の血を2度ぬぐうと、レフェリーがストップ、ブレークを命じる。北岡にドクターチェックが入る。左瞼からの出血。止血する北岡。血が止まり、試合再開となるも、それはスタンドからとなった──。

トップ柔術家として足が効くサトシをMMAの攻防のなかでパスガードしていた北岡。このスタンドでの再開は、競技運営部門によると「レフェリー判断によるもの」だという。

ルール上、ブレークからの再開が必ずスタンドからと定められているわけではなく、「膠着ブレークからスタンド再開」されることもあれば、「ストップ・ドント・ムーブからドクターチェックなどの後、ブレーク前と同じポジションから再開」されることもあり、選手に最も近い場所から状況を目視しているレフェリーの判断、そしてリングサイドのサブレフェリーの確認のもと、試合は行われている。

北岡vsサトシ戦では、サイドを奪った北岡が出血のため動きが止まったところにブレークが入り、ドクターチェックの後、試合は「流れるように」スタンド再開となっていった。瞬間・瞬間で試合は展開していくため、難しい判断ではあるが、絶対的に有利なポジションを奪っていた北岡が「膠着ブレークからスタンド再開」に近い形になったのは、レフェリングに再考の余地があり、北岡にとっては不運な形となっただろう。

その後も再び北岡はダブルレッグでテイクダウンを奪ってはいるが足を越えて抑え込むことはできず、逆にサトシの下からの三角絞めや腕十字などの仕掛け、バックからの攻めを防ぐなど、受けの動きのなかで消耗し、ガードの上に留まりながら息づかいは荒くなっていった。そして、その後のスタンドでサトシの右を浴び、北岡はマットに沈んだ。

試合後の会見で、北岡にこのときのブレークについて問うと、北岡は「結構、綺麗なサイド取ってましたからね。まあ、そういうルールなんでしょう。(大事な場面だったと思うが?)そうですね。でもそういうルールだから」と強い口調で話を打ち切った。

ルール的には、サイドポジションからの再開もありえたブレーク。この1点だけを切り取り勝敗が決まったとは言えないが、試合の趨勢に影響を与えたことは間違いない。

ちなみにRIZINルールでは、裁定基準の優先順位を、相手に与えたダメージ(打撃とグラップリングを同じ重みで評価。試合終了につながる可能性のあるダメージやアドバンテージがあったかどうか)→アグレッシブネス→ジェネラルシップとしており、試合全体を総合的に評価している。また、現在、話題となっているONEの裁定基準は、ニア・フィニッシュ→ダメージ→打撃のコンビネーション&ポジショニング→テイクダウンの攻撃と防御→アグレッシブ、の優先順位で、打撃での攻撃を組み技での攻防より上位に置いている。

組み技に置いてはひとつのテイクダウン、そしてコントロールする先にフィニッシュは訪れる。一方でスクランブルすることで生まれる隙もある。今回のケースには当てはまらないが、手順を踏むことの多いコントロールの軽視は、寝技技術の衰退も危惧される。

北岡の取り組みに対し、対するサトシは逆に組み技ではスクランブルを多用、スタンドにおいてはしっかりジャブを突いてフィニッシュへと繋げた。

“スーパー黒帯”の極めの強さも、MMAのなかでは勝手が異なる。それを肌で感じてきたサトシはMMAにアジャストし、スタンドに勝機を求めてきた。と同時に柔術が相手を削り、彼を護った局面も少なくなかった。

試合後にサトシは、「私の試合は『極めがある』と言ったけど、彼は強いから極めるのは難しかった。最初から私のプランはもっと打撃を使うことだった」と明かした。MMAでレスラーがレスリングをテイクダウンデフェンスにも使うように、サトシもセルフディフェンスとしての柔術を駆使し、MMAのなかで身を護り、チャンスをうかがっていた。

試合後、リング上でサトシはブルテリア・ボンサイ柔術の道衣をまといマイクを手渡されると、万感胸に迫る表情で、長い間を置き、涙を流すと、「ごめんね、みんな。私が子供のときからいつもお父さん、PRIDE見てるから、今日、RIZIN出たから、ほんとうに私の夢……」と、亡き父でボンサイ柔術の創始者アジウソン・ソウザとともに幼き頃、PRIDEでの柔術家たちの活躍を見ていた思い出を振り返った。

兄たちがブラジルから出稼ぎのために浜松で働きながら、在日ブラジリアン、そして日本人に指導を始めたボンサイ柔術がジムとして広がり、三男のサトシは兄たちを追って日本で暮らすことを決めた。憧れていたPRIDEの後継の舞台で、自身が勝ち名乗りを受けたことで、さまざまな想いが去来したのだろう。

最後に、「私の生徒たちも友達も奥さんもいるから、これだけじゃないね。絶対、世界一になる! みんないつも応援してくれてありがとうございました」と、日系ブラジリアンとして日本で格闘技を生き、MMAでも頂点を目指す決意を、サトシは力強く日本語で語った。

身体ひとつで相手を制する格闘技には、ほかのスポーツと同様に、そしてフルコンタクトスポーツゆえの独自の心技体の細かな機微が含まれている。

世界的な日系ブラジル人柔術家と、存在感を示した現在進行形のベテランの闘いは、その機微と、格闘技の多様性を感じさせる熱戦だった。

以下に、試合後の両者との一問一答と、試合の詳報を追記する。

サトシ「一番、大事なのは自分ができることを信じて頑張ること」

──試合を振り返っての感想をお願いします。

「最初びっくりしたねー(苦笑)。(打撃は)傷に入ったし、首絞めも入ったからレベルが強いな、ほんとにこのイベント。もうそれだけ最初ちよっとびっくりしたけど、そのあと少しずつ良くなったから、私のゲームプランができて本当に良かった」

──左足をアイシングしているが?

「3回くらいハイキックが入ったけど、彼のヒジに当たったから。ちょっと腫れたからこれは明後日くらいには治る。目は傷に入ったからもうちょっと時間がかかるけど」

──戦った北岡選手の印象は?

「ほんとうに強い人。もうグランドもよく知ってるから、たぶん極めが難しい。彼の身体は小さいけど力があるから首とか腕とか三角が入っても絶対に彼は逃げられるから、極めが難しくて打撃を使った。でも、最初から私のプランはもっと打撃を使うことだった。彼を極めるのは難しいから打撃で最初からいこうと思っていた」

──相手が打撃でくることも想定内だった?

「もちろんチャンスがあれば極めもやるけど、先にバック取ったけど、三角とか腕も極めることできない。本当に打撃のほうが良くて(北岡を)極めるのは本当に難しい」

──初参戦のRIZINはいかがでしたか?

「このイベントはすごく大きいけど本当に良かった。今までは全部が全て(メインの)私にプレッシャーがあった。試合に絶対に勝つと。でもこの試合にはそれがないから。本当に良かった。強い選手とやれたし」

──今後のプランは?

「ちょっと休みたいね(苦笑)。ほんとうに疲れた。もっと食べたい、とかね(笑)。でもその後でまた、ほんとうに強い人とやりたい。必ずみんなに見せたい。MMAはもう私も強い。柔術だけじゃない」

──ライト級GPに参加したいですか?

「まだ考えていないね。まだ強い人とやりたいとか、みんなに私の力を見せたいとか、ベルトまではまだ考えていない」

──「日系ブラジル人として」と言っていましたが、代表してメッセージをお願いします。

「ほんとにどこにいても簡単じゃない。自分で強くなれてないとどこにいても難しい。自分を心の中から信じていれば、どこでも絶対できる。日本でもブラジルでも。一番、大事なのは自分ができるということを、みんな私の生徒にメッセージとして見せたい。自分を心の底から信じて頑張るからできる」

北岡「整えてきたことを勝利で確信にしたかったけど」

──試合を振り返っての感想をお願いします。

「相手の左を被弾しすぎましたね。まあ、見えて……うーん、もっとちゃんと、ディフェンスしないといけなかったですけど、もらってもいけるくらいの感じに思っちゃったのがだめでしょう。楽な方向にいってるんでしょう、負けるときは。安易な方向というか。負けるべくして負けていると思うし。かなり仕上がっているというか整っている状態だった自信があったので、それを勝利で確信にしたかったんですけど“不正解”ということなので受け止めて……、まあ、諦めちゃいけないみたいなんで。いや、諦められないと思うので、ここからまた頑張る感じじゃないでしょうか」

──サトシ選手と実際戦っての印象は?

「う~ん……そうですね。まあやっぱり寝技強いですけど、MMAだから、とは思っていて。まあそれはそれでしたよね。まあ見ての通りというか。単純に生き物として僕より上だったと思うし、それを磨いて叩いて挑んできたつもりだったので、及ばず悔しいですね」

──サトシ選手は「最初に出てきたことにびっくりした」と言っていましたが、作戦でしたか

「作戦というか。それが俺の勝つ方法だと思っていましたし。何て言うんですかね、ボクシングでもキックボクシングでも、いわゆる打撃格闘技術じゃなくて、“僕の打撃術”みたいな作ってきたもので。このルールで戦うっていう風に思って取り組んでいますし。もちろんいろいろなものを学びながらですし……。僕は誤解を一切恐れないですけど、『練習』という言葉を煽りVで使っていましたけど、僕は練習をナメてませんから。まあ、別に誤解されていいです。そして負けたんだから叩かれるべきです」

──テイクダウンを決めて、出血してブレイクして、スタンドで再開しました。

「結構、綺麗なサイド取ってましたからね。まあ、そういうルールなんでしょう」

──大事な場面だったと思うが?

「そうですね。でもそういうルールだから」

──テイクダウンしてドミネートすることが今回の狙いだった?

「いや、基本的には殴って攻めるつもりでしたけど。遠い間合い時のボディストレートは好きですけど、距離で打っても合わないのは向かい合って分かるので。遠い間合いで詰める術がテイクダウンになってしまうというだけ。もっと簡単な技、危険な技で、ギロチン、三角とかロールを待ってるかと思ったけど、それは意外となくて、ヴォンフルー(チョーク)とか狙えるんじゃないかという(サトシのギロチンの)抱え方してましたよね。だからこそ、もっとやりようあったんじゃないのかな、とかいうのは結果論ですよね、完全に」

【試合詳細レポート】

▼第9試合 RIZIN MMAルール 71kg契約 5分3R
×北岡 悟(70.6kg/ロータス世田谷/パンクラスイズム横浜)
[2R 3分56秒 TKO]※パウンド
○ホベルト・サトシ・ソウザ(70.7kg/ボンサイ柔術)

1R、サウスポー構えの北岡にオーソのサトシ。前手を触り、先に圧力をかけていくのは北岡。右から左ストレートで前進し、サトシをロープに詰めて右ストレートをヒットさせる北岡。サトシのアゴが上がる。

サークリングするサトシ。なおも詰めてくる北岡にサトシは右ハイ。かわしながら北岡は左で差して組み付くが体を入れ替えたサトシは北岡の右足に外がけから引き込み! 崩されながらもそのまま右足にシングルレッグに入るサトシに、北岡はがぶりから頭を抱える。それを嫌って立つサトシになおも北岡は左腕で頭を抱え、左腕も抱えてアームインギロチン狙いでサトシの頭を下げさせる。

サトシをコーナーに押し込み頭を抱えつつ、ヒザを突き、スタンドのギロチンは北岡! たまらずサトシは横に回りコーナーを出て引き込むように後方に倒れて巴投げで北岡を前転させ、ギロチンを脱する! すぐに立つ両者。スタンドでコーナーに押し込むサトシの左目上から出血があり、ドクターチェック。

スタンド再開。レベルチェンジのフェイントは北岡。サトシは右の前蹴り。さらに右の跳び蹴りから右のスーパーマンパンチも北岡は見切る。詰める北岡にサトシは左ジャブ! すぐに出入りで離れる。さらに右ハイへ。ここもブロックした北岡は蹴り足をとらえてテイクダウン! 尻餅をつくサトシが足を効かせると北岡は深追いせず立たせる。

左のボディストレートからダブルレッグは北岡。尻下でクラッチを取ると持ち上げテイクダウン! 右腕で北岡の頭を抱えるサトシだが、北岡はハーフで対角に抜けて抑え込みに行くが、腰を切り足を戻すサトシがフルガードに戻す。そこに中腰から右のパウンドを腹に突く北岡。ガードのサトシとスタンドの北岡、ブレーク。

スタンド再開。レフェリーに制されながらも前に詰めようとする北岡は前手でサトシの前手を触ってから左ストレートをヒットさせる北岡! さらに右にサトシはコーナーを出る。追う北岡。左ミドルを当て蹴り足をつかまれ、バランスを崩すとそのまま右のバックフィストも。かわすサトシ。

中間距離ではサトシは右ハイ! ブロックする北岡に徐々にサトシが圧力をかけ始め、左ジャブを突く。左に回る北岡は右フック! しかし下がりながらもサトシのジャブが当たり始める。しかし被弾しながらそこに左右を突きながら間合いを詰めていくのは北岡。離れるサトシは右の跳びヒザ。北岡がかわして1R終了のゴング。

2R、オーソから左の関節蹴り、左ジャブはサトシ。北岡は歩くように細かい左右を突いて前進。そこに下がりながら回りながらサトシは左ジャブを突く。しかし北岡も右フックで追う。

足が止まったところにサトシは右ストレート! 続く右を北岡はダックしてかわしながらダブルレッグへ。ここも尻下でクラッチを取った北岡はパワフルに持ち上げ、足を払うようにテイクダウン! 右腕が頭をギロチンに抱えるサトシの対角に出てヴォンフルーも狙うとサトシも頭を解く。サイドポジションでサトシを抑え込む北岡。脇腹にパンチを入れ、サトシの右脇を開けさせる。右脇を締めるサトシ。ここで北岡は出血を気にして顔の血を2度ぬぐう。

ここでストップしたレフェリーがブレーク。北岡にドクターチェックが入る。左瞼から出血。止血する北岡。血が止まり、試合再開は、なぜかスタンドからに!

試合を止められなかった北岡も急ぐように間合いを詰めに行くと左ミドルから入る。中間距離、サトシは左目を腫らした北岡に右ハイ。しかしブロックする北岡。サトシは左ジャブのダブルから右ストレート。北岡はこれまでより遠間からダブルレッグへ。

がぶるサトシだが北岡はロープまでドライブ。サトシの両ヒザ裏をつかむとサトシはハーフネルソンで差し上げる。しかし北岡は引っこ抜いてテイクダウン! 足は超えさせないサトシに北岡はフットスタンプを狙う。ガードから足を効かすサトシに北岡は両足をさばく動作から、右足首を掴み後方に倒れながらストレートフットロック(アキレス腱固め)へ!

外がけでサドルロックをさせないよう脇を締めながらすぐに片ヒザ立ちまで持っていくサトシは右のパウンド。腹を突き出し再度極めに行く北岡だが、サトシは右足を抜く! その立ち際に一瞬半身になった北岡にサトシは素早くバックへ! 差しにきた北岡の右手も巻き込んですぐに両足を鼠径部に巻くサトシ。

左腕は脇下から右腕はのどもとに巻くサトシ。北岡の右手はサトシの右足で縛られたままだが、アゴ下の右腕が外れた瞬間に北岡はサトシの右足を両手で抱えて上に上げながらヒザ立ちになり亀に。サトシは前方に落ちながら北岡の左腕を抱え三角へ。すぐに右腕を三角の中に差し入れる北岡は胸を張るとサトシは腕十字に移行。

ヒジを抜いた北岡はサトシの両足を腹を突き出して潰しパウンド1発。さらにサトシをくの字にさせて抑え込みながら息を整えるが荒い息づかい。インバーテッドガードの状態でブレーク。

北岡は左まぶた、鼻から再び出血。強い右のロングフックで詰める北岡! しかしサトシも右に回り右ストレート! さらに北岡の入りに左ジャブ。これが当たると左右のラッシュを休まず打つ。北岡の大きな右が空を斬る。サトシは回転を上げ猛ラッシュ! その右が北岡をとらえ、一瞬、北岡がヒザをガクッと落とすがこらえて倒れない。持ち直し再び上体を立てるが、サトシは横殴りの右フック! これに足が揃ったところにサトシは右ストレート! 北岡が後方にもんどりうって倒れ、頭が大きくロープ外に。ここも北岡にとっては不運なことに足は効いて目は生きていたが、体勢的に抵抗が難しい形でパウンドを2発受けることになり、レフェリーが間に入った。

サトシは兄のマルキーニョス、クレベル・コイケ、三崎和雄とハグし歓喜の雄たけび。ブルテリアのボンサイ柔術の柔術衣をまとい、手で胸を叩いてからマイクを持つと、「みなさん元気ですか。ごめんね、みんな。今日、私の試合は極めがあると言ったけど相手が強いから、もう極めるのがちよっと難しいね、ほんとうに……(涙を流しながら)ごめんね、みんな。私が子供のときからいつもお父さん(亡きアジウソン・ソウザ)、PRIDE見てるから、今日、RIZIN出たから、ほんとうに私の夢……だから、いつもみんな応援して、私の生徒たちも友達も奥さんもいるから、これからだけじゃないね。みんな、絶対、世界一になる! みんないつも応援してくれてありがとうございました!」と、日本マットへの想いを語った。

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