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レポート

【K-1】椿原龍矢が延長戦で江川優生を振り切り王座奪取、山崎秀晃は“ヤマザキ春のパンチ祭り”で不可思を70秒粉砕、村越優汰は芦澤竜誠を封じ込む、侵略者・篠塚辰樹が小澤海斗に勝利

2021/03/21 15:03
K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.1~2021年3月21日(日)東京ガーデンシアター ▼第13試合 K-1 WORLD GPフェザー級タイトルマッチ 3分3R延長1R×江川優生(POWER OF DREAM/王者)延長R 判定2-1 ※9-10×2、10-9〇椿原龍矢(月心会チーム侍/挑戦者)※椿原が第4代王座に就く。江川は初防衛に失敗。本戦の判定は29-30椿原、29-29、30-30  江川は2013年10月に高校生でプロデビュー。高いボクシングスキルを武器に連勝を重ね、2019年1月にKrushフェザー級王座を奪取。6月には初防衛を果たし、11月の第3代K-1フェザー級王座決定トーナメントでは3試合連続初回KOで王座に就いた。「K-1 AWARDS 2019」ではMVPにも輝いている。怪我のため12月の武尊とのエキシビションマッチ以来試合から遠ざかり、2020年9月のK-1で椿原とノンタイトルマッチで復帰戦を行ったが、まさかの判定負け。今回はタイトルを懸けてのリベンジマッチに臨む。戦績は14勝(10KO)4敗1分。  椿原はK-1甲子園2017 -55kg王者。2020年7月にフェザー級に階級を上げ、その一戦目ではかつて江川に勝利した桝本翔也を左ハイキック一発でKO。そして前回は江川から番狂わせの勝利を奪い、今回タイトルマッチでの再戦となった。戦績は11勝(3KO)3敗1分。  1R、武居由樹がリング下で見守る。両者、動いてローで牽制。江川がプレッシャーを強めてボディ。江川が右ローからパンチ。椿原はジャブを突き、右ストレートを強振。江川が左フック。江川がプレッシャーを強めていく。椿原は右アッパーをヒット。江川は詰めて左フック。椿原はパンチを打ち返して回り込む。  2R、江川は左ローから。椿原は前蹴り、左ミドル。椿原はパンチからハイ。江川はミドル、ロー。椿原は右アッパー。江川は右ロー。椿原は左ハイ。椿原は前蹴り、足払いで崩す。江川はプレッシャーを掛けていくが、思うように詰められない。椿原はミドル、右フック。さらにヒザ。江川は前に出ているがなかなか手数が出ない。  3R、江川はロー、ミドル。椿原はスイッチも混ぜながら、左ハイ。ステップで絶えずポジションを変えて。椿原は左ハイ。江川はなかなかつかまえきれない。江川はジャブから右を狙うが、椿原は外す。江川のパンチ連打に、椿原は右フックをヒット。椿原はステップでまわって、蹴り、ヒザ。江川はパンチもクリーンヒットせず。ゴング。  判定は1者が椿原で、2者ドローで延長へ。  延長R、江川はロー。椿原は右クロス。椿原はパンチ、前蹴り。江川はゆっくりと詰めて左フック。左右フック。椿原はパンチを放ちながらコーナーから脱出。江川は詰めていく。ロー。椿原は右フック。江川のローが椿原の金的へ。江川が詰めると、椿原は前蹴り、ワンツー。椿原はステップを使い、パンチをヒット。  延長も判定へ。結果は2-1で椿原が勝利。的確さで上回った。  チャンピオンベルトを巻いた椿原は「押忍。まずK’FESTAという大きな大会に出れて、タイトルが取れて、めちゃめちゃ嬉しかったです。僕の試合はつまらないっていう人もいるかもしれないですけど、これから色も華も付けていくんで。来週もK’FESTAあるんで、みなさん、あと一週間、楽しんでいってください!」と満面の笑顔でアピールした。 [nextpage] ▼第12試合 スーパーファイト K-1スーパー・ライト級 3分3R延長1R〇山崎秀晃 (K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者)KO 1R 1分10秒 ※左フック×不可思(クロスポイント吉祥寺/KING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王者)  山崎は伝統派空手からキックボクシングに転向し、2009年12月にKrushデビュー。強打と多彩な蹴り技で白星を重ね、Krushでライト級とスーパー・ライト級で2階級制覇を達成。その後はK-1で活躍していたが今年1月に古巣のKrushへ4年2カ月ぶりに参戦し、堀井翼をKO。3月のK-1では寺島輝もKOし、現在4連勝3連続KO勝ちで安保瑠輝也に挑み、初回KO勝ちで王座を奪取した。  不可思は様々な団体で試合を行い、合計5本のベルトを獲得。2019年6月にK-1へ初参戦、佐々木大蔵に流血TKO負けを喫して初陣を勝利で飾れなかったものの、10月の『Krush』では喧嘩屋・堀井翼にTKO勝ちして再起。2019年12月には大和哲也にKO勝ちし、2020年3月にK-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者の安保瑠輝也に挑戦したが判定で敗れ王座奪取ならず。9月には平山迅に3度もダウンを奪われる惨敗を喫したが、12月は鈴木勇人と倒し倒されの激戦を演じてKO勝ち。  1R、不可思が前に出ると、山崎はバックブロー一閃。さらに掛け蹴り、左右フックと山崎の攻撃が止まらない。不可思はガードしながらローを蹴っていくが、山崎の連打はなかなか止まらない。山崎は右フックを強振、さらに左の縦拳をアゴに打ち込むと、不可思はもんどりうって倒れてそのままストップ。  マイクを握った山崎は「みんな、これがK-1だ! 俺がゴールデンフィストだろ! いやー、気持ちいいです。僕があの人(魔裟斗)に憧れたように、子供に憧れられる存在になります。来週もK-1、ありますけど、よろしくお願いします!」と宣言した。 [nextpage] ▼第11試合【イーライフグループ Presents】スーパーファイト K-1スーパー・フェザー級 3分3R延長1R〇村越優汰(湘南格闘クラブ/第2代K-1 WORLD GPフェザー級王者)判定3-0 ※30-28、30-29×2×芦澤竜誠(PURGE TOKYO)  村越は2011年4月にプロデビュー。2014年7月には第5代RISEバンタム級王座を獲得。K-1には2017年12月から参戦し、2018年6月の第2代K-1フェザー級王座決定トーナメントで優勝して王座に就く。2019年3月に卜部弘嵩の挑戦を退け初防衛に成功すると8月にスーパー・フェザー級転向のため王座を返上。11月には武尊に敗れるも武尊を苦しめた。2020年3月にレオナ・ペタスに敗れて連敗を喫したが、12月の両国大会で山本直樹からダウンを奪って再起。戦績は29勝(11KO)9敗。 芦澤は2018年6月の第2代K-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメントで第3位に輝き、9月には小澤海斗に勝利。しかし11月大会で卜部弘嵩に逆転KO負けし、2019年3月の『K'FESTA.2』でスペインのホルヘ・バレラにも3ノックダウンでKO負けして連敗。スーパー・フェザー級に階級を上げて臨んだ6月の両国大会でも大岩龍矢に敗れて引退を表明したが、2020年9月のK-1 DX「芦澤竜誠を殴りたいやつ、大募集」で現役復帰を宣言。12月のK-1両国大会で島野浩太朗にTKO勝ちして復活した。戦績は22勝(14KO)11敗1分。  両者は2017年12月のK-1で対戦し、村越が判定勝ち。芦澤にとってはリベンジ戦となる。  1R、村越はサウスポー。芦澤は腰を落とし、深い構えから踏み込んでパンチ。村越は蹴りからの組み立て。芦澤は詰めて左右フック。村越の左フックにグラつく芦澤。芦澤は右ミドルからパンチ。力みが目立ち、村越はコンパクトなパンチをヒット。  2R、村越は下がって距離を作るが、芦澤が左フックを痛打。一瞬、村越がフラつくがすぐ立て直す。芦澤が飛び込んでくるところを村越はカウンターを合わせる。芦澤がプレッシャーを掛けていく。村越は前蹴り、ローをヒット。芦澤はノーガードで追い詰めてパンチを強振。村越はコンパクトに右フック、左ストレート。  3R、芦澤がバックキック。さらにプレッシャーを掛けていく。村越は下がりながらパンチで迎え撃つ。村越は前蹴り、ヒザ。芦澤は右ボディ。芦澤の右フックで村越が下がり、芦澤は飛び膝。村越は下がって距離を取って左ミドル。村越がミドル、ヒザ。芦澤はなおもパンチを強振し、飛び膝。芦澤がなおも前に出てパンチを振り回していくが、村越はクリーンヒットさせない。  判定は、正確性に勝った村越。芦澤はパンチ一辺倒になって、村越をとらえられなかった。 [nextpage] ▼第10試合 スーパーファイト K-1ライト級 3分3R延長1R〇卜部功也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/第2代K-1 WORLD GPライト級王者&初代スーパー・フェザー級王者)判定3-0 ※30-28、30-27、30-29×蓮實 光(パラエストラ栃木)  卜部は2009年3月にプロデビューし、K-1 WORLD MAX 2011 -63kg Japanトーナメントで準優勝。2015年1月にはトーナメントを制覇してK-1 WORLD GPスーパー・フェザー級初代王座を獲得。2016年にはK-1 WORLD GPスーパー・フェザー級世界最強決定トーナメント優勝、2018年3月にはK-1 WORLD GPライト級王座を奪取して2階級制覇を達成した。  高度なディフェンステクニックとカウンターテクニックを持ち、国内外の名だたる強豪を次々と撃破。長くトップに君臨していたが、2019年3月に後輩でもある林健太に敗れ、ライト級王座を奪われた。2019年7月に再起戦を行うもジュー・シュアイにまさかの初回55秒KO負け。引退をにおわす発言もしていたが、2020年9月に約1年2カ月ぶりの復帰。篠原悠人を延長戦の末に振り切った。戦績は50勝(13KO)10敗。  蓮實は総合格闘家でもあり、Krushには2018年6月から参戦。パワーを活かしたファイトスタイルで4勝(2KO)2敗の戦績をマークし、2020年3月には東本央貴とダウンを奪い合う試合を演じてKO勝利。7月には大沢文也からも3度のダウンを奪ってKO勝ちしているハードパンチャーだが、12月大会では朝久泰央にKO負けを喫した。戦績は5勝(3KO)3敗。  1R、サウスポーの卜部。引き締まった体でキレのある蹴り、速い踏み込みからパンチを打てば、蓮實は重量感のあるパンチを返す。卜部は左ストレート、左ミドル。卜部は軽快なステップから前蹴り、フェイントからのパンチでロープ際まで追い詰めると、蓮實のパンチをかわして卜部はヒザを突き刺す。  2R、蓮實は右ロー。卜部は左ストレートをクリーンヒット。さらにパンチと前蹴りを同時に放って追撃。卜部はそのまま左ストレートを痛打して、ダウン、と思いきやその前の前蹴りが金的直撃と見なされて中断。卜部は警告。蓮實は左フック。卜部は左ミドル、さらに左ストレート。蓮實は右ミドル。蓮實はインロー。卜部は左ストレートのダブル。卜部がステップを使い、蓮實は詰め切れず。  3R、蓮實が前に出てパンチを強振。卜部は左ミドル。卜部はインロー、さらに左ミドルをヒットし、左ストレートで追撃。蓮實はパワーで前に出るが、卜部がポジションを変えて、攻撃をかわして蓮實に詰めさせない。蓮實が突進すると、卜部はパンチを軽く合わせながら体を入れ替える。蓮實が最後の一発を狙うが、卜部が頭を振って的を外してゴング。  判定は3-0で卜部。「アンタッチャブル」が完全復活した。 [nextpage] ▼第9試合 スーパーファイト -59kg契約 3分3R延長1R×小澤海斗(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/第2代Krushフェザー級王者)延長R 判定2-1 ※9-10×2、10-9〇篠塚辰樹(MASTER BRIDGE SOUND)※本戦の判定は30-29篠塚、30-30×2  小澤は空手とアマチュアボクシングをバックボーンに2014年6月のKrushでプロデビュー。11戦目で武尊の相手に抜擢され、乱闘騒ぎを起こすなど武尊に喧嘩を売って注目を浴びた。2016年8月には大岩龍矢を破り、第2代Krushフェザー級王座に就く。武尊には2016年11月の初代フェザー級王座決定トーナメント決勝戦で連敗を喫するもののライバルとして君臨。  しかし、西京春馬に連敗を喫して2戦目ではタイトルを奪われ、ジョージ・バレラ、芦澤竜誠にも敗れるなど大きく後退。覇家斗、鷹大に連勝して再び波に乗るかと思われたが、鷹大戦で左手拳を骨折し、2020年3月の約9カ月ぶりの復帰戦でもジャオスアヤイにTKO負けを喫した。今回は約1年ぶりの再起戦となる。戦績は14勝(7KO)8敗2分。  篠塚は今回がK-1初参戦。ボクシングでアマチュア時代にインターハイベスト8の戦績を残し、プロ転向後はA級ボクサーとして3勝(2KO)1敗の戦績。プロボクシングから2018年2月にキックボクシング転向し、TEAM TEPPEN所属として2018年2月にRISEでプロデビュー。2019年5月の森本”狂犬”義久戦は因縁の対決として話題となったが、延長戦の末に敗れた。2020年2月のRISEでの平野凌我戦(初回KO勝ち)以来、試合から遠ざかっていたが今回約1年ぶりに復帰。戦績は7勝(6KO) 2敗。  1R、篠塚のセコンドに平本蓮が付く。篠塚はプレッシャーを掛けてパンチ、小澤はキックで牽制。篠塚は踏み込みが速くてパンチが伸びる。さらに右ミドル。小澤のミドルは空振り。篠塚が詰めるところに小澤の前蹴りが金的へ。篠塚はミドルで距離に入り、頭を押さえるようにしてヒザ。小澤はローを返す。篠塚のパンチを小澤はガードしながらミドルを蹴ってこれがまたも金的に。しばし中断の後、篠塚はショートパンチの連打。ヒザからパンチのコンビネーションが速い。篠塚は右ミドルをヒット、小澤のキックは篠塚が難なくかわす。  2R、小澤が右ローを連打。篠塚は飛び膝蹴り。さらに篠塚は飛び膝蹴り、これを小澤は空中でキャッチしてリングに叩きつけるように回転。小澤は左ミドル。篠塚はパンチ。篠塚は蹴りで牽制してパンチ。小澤はロー。なおもローを放つと篠塚への三度目の金的。小澤に警告。再開、篠塚がパンチで攻める。小澤はバックブロー、篠塚はガードしてパンチ。篠塚が間合いを支配して自由に出入りして攻撃していくのに対して、小澤は攻撃が届かず、後手後手に回る。  3R、小澤のローに、篠塚はパンチ連打からヒザ。小澤はガードをかためて前に出るが、篠塚はパンチ、蹴る。クリンチが多く、頭が当たる場面が多くなる。小澤がボディへのヒザ。篠塚はジャブから飛び膝。小澤はクリンチで押し込む。二人、お互いを抱え込んでヒザを打って、ゴング。  判定は篠塚1者、2者ドローで今大会初の延長へ。  延長R、篠塚はミドル、小澤は懐に飛び込む。篠塚はジャブ、小澤は左ミドル。篠塚はホールディングで警告を受ける。篠塚はパンチから飛び膝。小澤は左ミドルで飛び込む。篠塚は左ボディ、ヒザ。小澤はヒザ蹴り。この時、バッティングで試合は一時中断。再開。小澤は押し込んでヒザ、ボディ。篠塚も返してゴング。  判定は、2-1のスプリットで大接戦を篠塚が制した。 [nextpage] ▼第8試合 スーパーファイト K-1ウェルター級 3分3R延長1R〇近藤魁成 (大成会館/キックボクシングジム3K/K-1甲子園2017・2018 -65kg王者)判定2-0 ※29-29、30-28×2×マキ・ドゥワンソンポン(タイ/真樹ジムAICHI)  近藤は幼少期より空手を学び、難病を克服して2017年に高校1年生でK-1甲子園を制覇。2018年3月にプロデビューを飾り、2018年K-1甲子園を連覇。2019年5月、木村“フィリップ”ミノルのKrushウェルター級王座に挑戦し、KO負けで初黒星を付けられたが、ヒザ蹴りでダウンを先制してあわやの場面を作り出した。11月のK-1ではKrushスーパー・ウェルター級王者ジョーダン・ピケオーの牙城に挑んだが、2R2分40秒、KO負け。2020年8月には「第7代Krushウェルター級王座決定トーナメント」に出場するも決勝でアクシデントによりTKO負けを喫し、またも王座に手が届かなかった。戦績は5勝(4KO)3敗1分。  初参戦のドゥワンソンポンはムエタイで78勝(5KO)27敗2分の戦績を持ち、強烈なフックとローキックが武器で、打ち合いを好むファイトスタイルを身上としているという。中村拓己K-1プロデューサーは「K-1向きの試合をする選手」と太鼓判を押した。戦績は78勝(5KO)28敗2分。  1R、近藤は昨年8月のKrushで右手首を負傷して以来の復帰戦。近藤はロー、ジャブ。マキは思い切った右ミドル。マキのローに近藤もローを返し、さらに力強いジャブ。さらに右ロー。マキが前に出ると、近藤は右フックを合わせる。近藤はジャブ、前蹴り。インローを浴びせるとマキは嫌がり、近藤のジャブでマキは鼻血を吹き出した。  2R、鼻血が止まらないマキ。前に出てプレッシャーを掛けていく。近藤は左ボディ、左フック。体を入れ替えて右ロー。マキは右ミドル。マキは飛び上がるように右ミドル。近藤はパンチで返していく。  3R、マキはゆっくりと前進。近藤はジャブを突き、ステップを使って位置を変え、前蹴り、ヒザ蹴りをヒット。だが、近藤は得意の右のパンチをほとんど使わず。マキはミドル、パンチで攻めていくが、近藤はジャブを突き、下がって距離を取ってダメージを最小限にしてゴング。  判定は3-0で近藤。得意の右を封印し、左ジャブと蹴りで上手くポイントアウトした。 [nextpage] ▼第7試合 スーパーファイト K-1スーパー・ライト級 3分3R延長1R×鈴木勇人 (K-1ジム五反田チームキングス/第7代Krushスーパー・ライト級王者)TKO 3R 1分28秒 ※ドクターストップ〇ヴィトー・トファネリ(ブラジル/ブラジリアンタイ・闘英館/FIGHT DRAGON -70kg優勝)  鈴木は2016年12月にKrushでプロデビューすると、サウスポースタイルから繰り出す左ミドル&左ストレートを武器に頭角を現し、2019年1月にKrushスーパー・ライト級王座を獲得。2019年8月の初防衛戦ではK-1ファイターとして活躍していた左右田泰臣の挑戦を退けている。現王者・佐々木大蔵に2連敗を喫してタイトルを失ったが、7月大会でFUMIYAを初回KOに破って再起。10月のKrushでも松本篤人を激闘の末にKOし、12月のK-1では不可思とダウン応酬の激闘で場内を盛り上げたが最後は2Rでマットに沈んだ。 トファネリはMMAとキックボクシングの二刀流で、キックボクシングでは2018年5月の『RISE』で直樹に判定負け、2020年7月のRISEで原口健飛に敗れたが、中野椋太や麻原将平を鮮やかなバックスピンキックでKOしている。2020年11月のK-1に初参戦し、ウェルター級で野杁正明と対戦。ダウンを奪われて大差の判定負けを喫したが、タフさを見せつけた。今回はスーパーライト級に階級を落としてK-1での2戦目に臨む。  1R、サウスポーの鈴木。大きく構えて左ミドルを軸に攻める。トファネリは遠目から思い切ってパンチで飛び込む。さらに鈴木のミドルにはインローをカウンター。狙いはカーフか。トファネリは後ろ廻し、カカト落としをまぜ、かと思えばワンツーで打ち抜く。 2R、鈴木が得意のミドルから左のパンチ。トファネリは足払いのような右ローを多用。鈴木が左カウンターをヒット。トファネリも右ロー、パンチを返す。鈴木はヒザ蹴り、左ストレートから左ミドル。  3R、鈴木は左ミドル、パンチ。トファネリは右ストレート、ローを返していく。トファネリのパンチに鈴木はふんばり切れずに倒れてしまう。激しい消耗戦となった。鈴木は右目尻から激しく出血。ドクターチェック。傷が深く、なかなか血が止まらず、ドクターストップ。  トファネリはマイクを持つと「押忍! みなさん、ありがとうございました!今日、試合に勝ってとても嬉しいです。K-1で戦って、日に日に強くなります!」と日本語でアピールした。 [nextpage] ▼第6試合 スーパーファイト K-1クルーザー級 3分3R延長1R×加藤久輝(ALIVE/第2代HEAT総合ルールミドル級王者)KO 2R0分26秒 ※右ミドルキック〇サッタリ・ウィラサクレック(イラン/WSRフェアテックス・イラン/M-1世界ヘビー級王者)  加藤はハンドボール出身で日本代表も経験。2009年から大道塾で空道を始め、2010~2014年全日本体力別重量級5連覇と2010・2012・2013全日本無差別優勝を達成。2013年からはMMAに参戦し、HEAT、Bellator、RIZINで活躍。2018年6月からはK-1にも参戦し、2連勝で2019年3月にK-1 WORLD GPクルーザー級王者シナ・カリミアンに挑戦したが判定負け。再起戦でK-JeeにKO勝ちするも、2020年3月のタイトルマッチでの再戦では王者K-JeeにKO負け。9月には延長戦の末に新鋭の杉本仁に判定負けを喫し、連敗中。  サッタリはWAKOアマチュアムエタイ世界ミドル級王者、ムエタイ・プレジデントカップ2012優勝、ムエタイ・アジアンビーチゲーム2014優勝、ムエタイ・アジアインドア&マーシャルアーツ2017優勝などの実績を持ち、プロ戦績は10勝(3KO)1敗。2020年10月のKrushに初参戦を果たすと谷川聖哉を右フックでKOし、強烈なインパクトを残した。K-1には今回が初参戦。  1R、サウスポーの加藤。サッタリはプレッシャーを掛けて左右フック、右ミドルで攻め込んでいく。加藤は左ボディストレート、左ロー。サッタリは力強いパンチ。加藤が左フックをクリーンヒットすると、サッタリの右目尻から出血。サッタリはパンチ連打、ヒザと打ち出すと止まらない。サッタリは右クロスでダウンを奪う。加藤が立ったところでゴング。  2R、サッタリがプレッシャーを掛け、左フック、左ミドル、さらに右ミドルをボディに打ち込むと加藤はその場でヒザをつき、そのまま立てずにKO。  実力者・加藤をKOしたサッタリ。「みなさん、こんにちは。ありがとうございました。私のファイトをエンジョイしてくれましたか? みなさんを楽しまれるためにベストを尽くしました。サポートしてくれるみんなに感謝してます。今日は母国イランの正月です。ハッピーニューイヤー! みなさん、愛してます。押忍」とマイクで話した。 [nextpage] ▼第5試合 スーパーファイト K-1クルーザー級 3分3R延長1R×RUI(K-1ジム福岡チームbeginning)判定0-3 ※27-30、26-30×2〇谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/第1回、3回真正会全日本空手道選手権大会重量級優勝)  RUIは193cmの長身を誇るサウスポーで2017年からK-1 JAPAN GROUPに参戦。2019年の初代Krushクルーザー級王座決定トーナメントでは1回戦で愛鷹亮を3R2分31秒、顔面ヒザ蹴りでKO粉砕。5月の準決勝では植村真弥を判定3-0で破り、決勝へ勝ち上がったが元同門のK-JeeにKOで敗れた。その後、2020年1月に中平卓見をKOしたが、11月K-1福岡大会でANIMAL☆KOJIにKO負けを喫した。戦績は13勝(5KO)9敗1分。今回よりK-1ジム福岡に移籍。  谷川は2016年正道会館第14回ウェイト制全日本空手道選手権大会重量級準優勝、第1回&第3回真正会全日本空手道選手権大会重量級優勝の実績を持ち、極真会館にも挑戦して2016年第33回全日本ウェイト制空手道選手権大会重量級4位、2016年第48回全日本空手道選手権大会7位入賞の成績を収めた。その実績が評価され、他流派ながら第11回全世界空手道選手権大会の日本代表にも選ばれている。  第3回K-1アマチュア全日本大会 チャレンジAクラス +75kgで優勝し、2017年5月にキックボクシングでプロデビュー。2020年3月に待望のK-1初参戦を果たしたが植村真弥とドロー、10月のKrushではサッタリ・ウィラサクレックにKO負け。当初1月大会(延期)でシナ・カリミアンとの対戦が決まっていたが、カリミアンはK-Jeeとのタイトルマッチが決まったためRUIと対戦することになった。戦績は4勝(2KO)4敗1分。  1R、サウスポーのRUIは前蹴り、パンチ、ヒザで攻撃。谷川はプレッシャーを掛け、飛び込んで左右フックをヒットさせていく。RUIが前に出てヒザを当てると、谷川が押し返してパンチで反撃。RUIは前蹴り、谷川は後ろ廻しを放つが空振り。  2R、RUIがプレッシャーを強めて前に出たところに、谷川の左フックがヒット。さらにロープに押し込み、左右フックを浴びせていく。RUIも左ストレートを当てるが、谷川は構わず前に出てパンチで攻め、右ハイキック。RUIはクリンチで攻撃を止めるのが精一杯。RUIが前蹴り、これに谷川がハイキックとパンチを返してゴング。  3R、RUIが前に出ていくが、谷川は右フック、ボディで押し返す。谷川のパンチでRUIがダウン。谷川がパンチ、ミドルで畳みかけるが、RUIも前に出てパンチ、ヒザを返す。  判定は3-0で谷川。K-1 JAPAN GROUPで初勝利を飾った。 [nextpage] ▼第4試合 スーパーファイト K-1女子アトム級 3分3R延長1R〇菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/Krush女子アトム級王者)判定3-0 ※30-27×2、30-26×NOZOMI(TAD)  菅原は第5回K-1アマチュア全日本大会チャレンジBクラス女子-50kg優勝、第6回・第7回K-1アマチュア全日本大会チャレンジBクラス女子-45kg優勝の実績を引っ提げて2019年1月にプロデビュー。2戦目で初黒星を喫したがその後は負けなしで、2020年11月の女子アトム級王座決定トーナメント決勝戦で第3代Krush女子アトム級王座に就いた。戦績は5勝1敗。2020年3月に美容技術専門学校を卒業し、“戦う美容師”として活動している21歳。今回がK-1には初出場となる。  NOZOMIは高校1年生で2019年9月に16歳になったばかり。同年8月に開催された『K-1甲子園』に出場し、女子ワンマッチで判定勝ち。この試合で関係者から高い評価を受け、10月にプロデビューを果たした。デビュー戦では軽快なフットワークから飛び込んでの高速ワンツー、圧倒的なスピードと出入りの速さ、そしてカウンターの技術を存分に発揮してダウンを奪っての判定勝ち。12月には森川侑凜にも判定3-0(30-27×3)の完勝、そして2月27日の『Krush.122』ではチャン・リーに判定3-0(30-29×2、30-28)で勝利し、無傷の3連勝。  菅原の対戦相手候補が数名上がっている中で、『Krush.122』の試合結果を見て対戦相手を選考。その結果、NOZOMIに白羽の矢が立ったという。  1R、菅原はプレッシャーを掛けて前蹴りをヒット。NOZOMIはステップで距離を取り、遠目からパンチで反撃。菅原はサイドキックをヒットも、思うようにパンチの打ち合いには持ち込めない。  2R、菅原は前に出て、サイドキックで先制してパンチ。NOZOMIが回り込もうとするところに菅原が右ストレートでダウンを奪う。菅原が左足を浮かせて、いつでも前蹴り、サイドキックを蹴れる体勢でじりじりと詰めていく。NOZOMIはパンチを連打するがクリーンヒットせず。菅原が距離を支配したままゴング。  3R、NOZOMIはステップからパンチを狙うが、菅原の前蹴り、サイドキックを使った防御網をなかなか崩せない。NOZOMIは強引に入って左フックを当てるが、菅原はパンチを打ち返して主導権を渡さない。菅原の力強い右ストレートをヒット。NOZOMIがパンチを強振したところに菅原の前蹴りがヒット。菅原が左ミドルをヒットしたところでゴング。  判定は3-0で菅原が完勝。左足を巧みに使って前蹴り、サイドキックで先制し、力強さを増した右ストレートを要所で当てた。NOZOMIは攻め手なしで完敗。まだ16歳だけにこの試合を糧にどう成長するか。 [nextpage] ▼第3試合 スーパーファイト K-1フェザー級 3分3R延長1R〇軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/第2代Krushバンタム級王者)判定3-0 ※30-27、30-26×2×森坂 陸(エスジム)  軍司はK-1アマチュア優勝を経て2015年2月にプロデビュー。2016年にK-1甲子園優勝を果たし、2017年9月にはKrushバンタム級王座を獲得(第2代)。2019年10月に将史の兄・玖村修平を破り、2020年2月にはK-1で大活躍したスリヤンレックから勝利を収める金星を得た。満を持して9月にKrushスーパー・バンタム級王者の玖村将史に挑戦したが判定負け。12月からフェザー級に階級を上げて亀本勇翔にKO勝ちした。戦績は13勝(4KO)5敗1分。  森坂は2017年5月からK-1 JAPAN GROUPに参戦し、2019年3月にはK-1出場も果たしている。2017年7月には現K-1フェザー級王者・江川優生から勝利を収めた戦績が光る。2020年には「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」に出場して決勝まで勝ち上がったが、決勝で新美貴士に敗れて王座を逃した。戦績は12勝(3KO)10敗2分。  両者は2018年9月のKrushで対戦し、軍司が判定勝ちしている。  1R、ステップと手数で距離を取る森坂に対して、軍司は前に出てパンチ。軍司は左フック、左ボディ。森坂は下がりながらパンチ、蹴りを返す。  2R、プレッシャーを強める軍司。右フック、左ボディが力強い。下がる森坂に、軍司は右ストレート、左ボディ。軍司はワンツーから飛びヒザでダウン奪取。森坂が立ってゴング。  3R、森坂は左ミドル連打からバックブローも軍司はガード。軍司は、森坂の攻撃をまったく気にせずに前に出て、力強いパンチを打ち込む。さらにバックブローもこれは空振り。軍司は森坂の蹴りをスウェーで外し、森坂のノーガードにバックブロー。さらにロープまで詰めてパンチを浴びせてゴング。  判定は3-0で軍司。ダウンを奪取しての完勝にもKO宣言をしていた軍司は首を振って不満そうな表情を浮かべた。 [nextpage] ▼第2試合 スーパーファイト K-1ライト級 3分3R延長1R×東本央貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Krush YOUTH GP 2012 -63kg級準優勝)TKO 1R 1分20秒 ※ドクターストップ〇瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス/第4回K-1アマチュア全日本大会 チャレンジAクラス -65kg優勝)  東本は2012年9月のKrush初参戦でHIROYAをKOしたことで注目され、Krush・K-1のトップ選手たちと拳を交えてきたベテラン選手。4連敗を喫したが2020年1月に川崎真一朗をKOして復活の雄叫び。3月のK-1では蓮實光の剛腕でマットに沈んだが、8月のKrushではラウェイの金子大輝を1R3分2秒、左フックでKO。12月には鈴木孝司も左ミドルでKOした。町田にハンバーガーショップも経営している“戦うハンバーガー屋さん”。戦績は14勝(8KO)15敗。  瓦田はアグレッシブなファイトスタイルでデビューから5連勝。その後は東本央貴、川崎真一朗、ワン・ジーウェイに敗れたが、蓮實光と前戦の稲垣柊にはKO勝ちしてる。7月21日のKrushでは得意の伸びる右ストレートを駆使して里見柚己、SEIYA、大沢文也に勝利して現在3連勝と絶好調のK-1ジム総本部の若手リーダー格。戦績は10勝(5KO)3敗。  1R、瓦田がパンチ、蹴りで遠目から先手を取り、距離を詰めるとヒザ。瓦田が思い切ったパンチや蹴りを放って東本を下がらせ、跳びヒザを突き上げるとこれがクリーンヒット。東本の眉間から流血し、ドクターストップ。  瓦田はマイクを持つと「今日、応援ありがとうございました。東本選手にTKOで勝ったんですけど今1勝1敗なんで、もっと大きな舞台で決着戦をやりたいです。自分たち総本部は試合が続いてて(梶原)代表もギリギリの状態で練習に付き合って貰って、少しは恩返しが出来たかなと思ってます。K-1、Krushで5連勝なんでそろそろタイトルを狙わせて貰いたいなと思ってます」とKrush王座挑戦をアピールした。 [nextpage] ▼第1試合 スーパーファイト -75kg契約 3分3R延長1R〇神保克哉 (K-1ジム目黒TEAM TIGER/第4回K-1チャレンジAクラス -70kg優勝)判定3-0 ※29-28、30-28×2×ジュリオ・セザール・モリ(ブラジル/ブラジリアンタイ/team Mori/S-BATLLEヘビー級王者)  神保はK-1アマチュアを経て2015年6月にKrushでプロデビュー。2019年6月にはKrushスーパー・ウェルター級王者ジョーダン・ピケオーに挑戦したことも。2020年3月には「K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」に抜擢されたが、1回戦敗退。11月の『スーパービッグバン』でBigbangスーパーウェルター級王者MIKE JOEに判定勝ちして再起を飾っている。戦績は9勝(4KO)6敗1分。  モリはブラジル・サンパウロ出身の日系ブラジル人ファイターで、ダニロ・ザノリニが代表を務めるブラジリアンタイに所属。日本国内の重量級戦線で活躍し、S-BATTLEヘビー級王者にも輝いた。重量級らしからぬスピードと回転力のあるコンビネーションを得意とする。戦績は9勝(6KO)5敗。  1R、神保は動いてパンチと蹴り。モリはパンチ主体に攻撃。神保のボディ攻めが有効。さらに右ローで森の足が流れる。モリはパンチからヒザ。神保のボディでモリの足が止まり、神保がパンチ連打を浴びせてゴング。  2R、モリがパンチ、ヒザで攻撃。モリは掴んでのヒザで注意を受ける。神保はパンチで前に出る。モリのワンツーに神保は左ボディ。モリが右アッパーで神保のアゴを跳ね上げる。神保はコーナーに詰めてパンチも、モリもコーナーを背負いながらアッパーを返す。  3R、モリはロー、アッパーで攻撃。神保は左右フックで攻めていくが、モリは必ず打ち返す。両者、スタミナは苦しそうだが最後まで打ち合い。神保がパンチ、右ハイで前に出てアグレッシブに攻め続けた。  判定は神保。前に出て、手数を出し続けたことをジャッジが支持した。 [nextpage]▼プレリミナリーファイト第4試合 K-1フェザー級 3分3R×水津空良(優弥道場)KO 1R 1分19秒 ※左ヒザ蹴り〇松山勇汰(TEAM TOP ZEROS/K-1甲子園2020 -60kg優勝  両者サウスポー。1R、ローの蹴り合いで水津はカーフも蹴る。松山は右インロー。左ローを蹴って水津が足を上げてカットしたところで、一気に左右ストレートの連打から左ヒザをアゴに突き上げて一発KO勝ち。松山が期待のホープぶりを発揮して鮮烈なKO勝ちを飾った。松山はこれで2勝(2KO)無敗。 ▼プレリミナリーファイト第3試合 -53kg契約 3分3R〇池田幸司(ReBORN経堂/K-1カレッジ2019 -55kg優勝)KO 2R 1分54秒 ※×倉田永輝(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)  倉田は前日計量で600gオーバー。1R減点1からのスタートとなる。また、池田がグローブハンデを拒否したため、双方8オンスグローブを使用。  1Rから池田が右カーフキックを狙い撃ち。蹴りを多用する。2Rに池田の右後ろ蹴りで倉田は一瞬動きが止まる。そこへ池田がボディをパンチ、ヒザで攻め、嫌がって下がったところへ右ストレート直撃。一発で倉田をマットに沈めた。 ▼プレリミナリーファイト第2試合 -53kg契約 3分3R〇峯 大樹(若獅子会館/RKSバンタム級王者)KO 3R 1分19秒 ※左ストレート×高橋享祐(戦-IKUSA-GYM)  1R序盤から高橋は右カーフキックを連発し、右ハイも放つ。高橋も負けじと右カーフを蹴り返す。高橋の右カーフで2度倒れた峯は、3度目でダウンをとられる。  しかし2R、峯はサウスポーに構えて接近し、ラッシュをかけてカーフを蹴らせない。右で高橋をグラつかせるも、右カーフを蹴られてこの試合2度目のダウン。それでもパンチで距離を詰めていく峯に高橋は疲労が見える。  3Rもパンチでラッシュをかけて前へ詰めていく峯は左フックでダウンを奪い返す。さらなるラッシュで高橋を一方的に攻め込み左ストレートで逆転KO勝ちを飾った。 ▼プレリミナリーファイト第1試合 K-1スーパー・フェザー級 3分3R△北村夏輝(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)ドロー 判定0-1 ※29-30、29-29、29-29△赤田功輝(K-1ジム川口TEAM SIRIUS)  中村拓己プロデューサーが「大会の火付け役はこの試合だ」とオープニング一発目に組んだというこの一戦。  1R、サウスポーの赤田が前に出るが、北村が蹴りを上中下と蹴り分けて右ストレート、ヒザ蹴りも命中させる。しかし終盤、ロープに詰めた赤田が左フックと左ストレートを連続ヒット。  2Rは北村が前に出て右ミドルとヒザ蹴り、右ストレートでペースを握るが、赤田も左ストレートとヒザで応戦。ヒット数では完全に北田が上回り、多く被弾した赤田は疲労の色が濃い。  3R、赤田が前に出る北村に左を当てていく。左フック、左ストレートを連続被弾する北村だがそれでも前に出て右ストレート、ヒザで攻める。攻めに攻める北村と真っ向から受けて立つ赤田。判定は痛み分けのドローとなった。
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