キックボクシング
インタビュー

【KNOCK OUT】JAPAN CUP王者・森岡悠樹「優勝したからにはナメられてるわけにもいかないので、キッチリ見せつけてやる」

2025/03/31 20:03
 2025年4月6日(日)東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT 2025 vol.2』(U-NEXT配信)にて、KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級3分3R延長1Rで乙津陸(クロスポイント大泉)と対戦する森岡悠樹(北流会君津ジム)のインタビューが主催者を通じて届いた。  森岡は2024年5月の『ONE Friday Fights 62』に初参戦すると、ペイマン・ゾルファガリにダウンを奪われる劣勢もノーモーションの右ストレートで逆転KO勝ち。6月にシュートボクシングで山田虎矢太にTKOで敗れたが、各団体の王者クラスが8名集った「KICKBOXING JAPAN CUP スーパーバンタム級トーナメント」で優勝を果たした。 UNLIMITEDルール、クンクメール対抗戦にも意欲 ──だんだんと試合が近づいていますが、現時点で練習はどんな感じですか? 「練習は変わらずやれていますね。12月のトーナメントで優勝した勢いのまま、モチベーションも高くやれているので、いい感じだと思います」 ──改めて、「KICKBOXING JAPAN CUP」55kgトーナメントでは優勝おめでとうございます! 今、トーナメントを振り返ると? 「11月の1回戦は相手が体重オーバーで失格になり、ワンマッチになりましたけど、そこでドローになって改めて気合いを入れ直しました。横浜武道館ではまず準決勝で古村光選手と対戦して、相手の圧に負けず開き直って前に出たら自分のペースに持っていけて」 ──決勝の相手は過去に2度対戦している壱・センチャイジム選手でした。 「予想通りだったし、もう倒すしか勝ち目はないと思って前に出ました。そしたら相手も出てきてくれて、戦いやすかったですね」 ──試合はダウンの奪い合いの末、倒し切ることができました。本当に壮絶な試合でしたが。 「相手が出てきたので『チャンスだ!』と思って自分も攻められたんですが、ダウンを奪い返されて、勝った時はうれしい気持ちよりも『やっちまったな』という気持ちが強くて、どう喜んでいいか分かりませんでしたね(笑)」 ──でも5団体の王者クラスが集まったトーナメントでの優勝は、やはり偉業ですよ。 「自分のことだけど、すごいなと思います。最初は、これだけのスケールのトーナメントに出られたことだけでもうれしかったんですけど、実際に優勝できて、いろいろやりたいことも増えてきました」 ──横浜では1日2試合して、特に決勝戦は激闘でしたが、ダメージの中での練習再開は? 「いや、ダメージはほとんどなかったので、普通ぐらいの感覚で始めました。足の先っぽがちょっと痛かったぐらいで、それもすぐ治りましたし。すぐにいつも通り、フルでやれてましたね」 ──練習していく中で重点を置いたのはどういうところでしたか? 「やっぱり面白い試合をしたいというのが一番にあるので、攻撃面のバリエーションをもっともっと増やしていく練習をしてました。自分はバリエーションが少ないので」 ──そのバリエーションですが、相手からも「少ない」と思われているところがないですか? 「ありますね(笑)。とりあえず右ストレートだけ警戒しておけば大丈夫、みたいな。でも、それでも何だかんだパンチは当たってるので問題はないんですが、相手がもっと強くなってきたらそういうわけにもいかないので、増やす練習をしてきました」 ──そんな中で優勝後の第1戦が、乙津陸選手との対戦に決まりました。発表された時の反響はどうでしたか? 「自分としては、思ってもみなかった相手ではありましたけど、現役チャンピオンだし、面白いなと思ったんですよ。でも、意外と自分の周りでは『え?』っていう感じで」 ──そうなんですか? 「それこそ、すぐにタイトル挑戦だとみんな思ってたみたいで。『今回の相手、そこなんだ?』という感じでしたね。だから負けるなんて万が一にもあり得ないですし、本当に内容が問われると思います。勝って当然の試合で、内容でどこまで魅せられるかだなと」 ──そんな中でどういう試合を見せたいですか? 「乙津選手は復帰戦で、これからスーパーバンタム級でやっていくのかなと思ったら、会見での言葉を聞くと『ここで1試合やって様子を見て……』という感じだったので、ちょっとナメられてるなと。トーナメントで優勝したからにはナメられてるわけにもいかないので、キッチリ見せつけてやりますよ」 ──他のカードも発表されてきて、好カードが並んでいますが。 「今は本当にKNOCK OUTのチャンピオンを目指しているんですが、今回出る他のチャンピオン、例えば中島玲選手ですよね。あの人も毎回すごいKOをするので、そこに負けたくないなという気持ちは強いですね」 ──そういう点での意欲も増してますね。 「本当にそうですね。今は『KNOCK OUTで一番になりたい』という意欲はすごく増してきています。優勝の実績もあるし、55kgで他団体のチャンピオンとか強い選手たちともやっていきたいです。そのためにも、まずはKNOCK OUTのベルトがほしいですね」 ──今回はBLACKルールですが、ベルトはREDで? 「いえ、そこはどちらでも。BLACKの王座は古木誠也選手が返上して空位になっていますし、RED王者の壱選手にもこの前の決勝戦で勝っているので権利はあるでしょうし。そこはなりゆきで」 ──ところで、同じ北流会君津ジムでもプロ選手が出てきて、『THE KNOCK OUT FIGHTER』ではUNLIMITEDルールにも挑戦していましたね。 「はい。ずっとプロ選手は自分1人でしたから、下から育ってくるのはうれしいです(笑)。UNLIMITEDは刺激になるし、僕もやりたいんですよね。それからクンクメールにも出てみたいし」 ──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょうか? 「今回の試合は自分がKNOCK OUT王者になるための大事な一戦だと思っているので、KNOCK OUTらしい盛り上がる試合をして勝ちたいと思っています。そこに注目してもらえれば」
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