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【PANCRASE】翔兵が王座返上、5月30日(日) フライ級暫定王者決定4人トーナメント開催、6連勝・福島啓太が初参戦で平田丈二とバンタム級戦

2021/03/18 11:03
 2021年5月30日(日) 東京・新木場「USEN STUDIO COAST」で開催される「PANCRASE 321」にて、フライ級 暫定王者決定4人トーナメント1回戦2試合が行われることが決定した。  フライ級暫定王者・翔兵が怪我を理由にベルト返上を申し出たことにより、小川徹(TRIBE TOKYO M.M.A)vs. 秋葉太樹(フリー)、上田将竜(G-face TEAM緒方道場)vs.猿飛流(リバーサルジム川口REDIPS)の4選手が暫定王座を争う。決勝戦は8月大会の予定。  王座返上した翔兵は、「この度、パンクラスフライ級暫定王者のベルトを返上させて頂く事になりました。理由は柔道時代からの古傷である膝の故障によりコンディションを作りにくくなったからです。性格上練習が始まってしまうと100%の力を出してしまう為、この一年間は治っては再発を繰り返してきました。試合をしていないのにベルトを持っているのはキングオブパンクラシストとして相応しく無い事だと思います。そこで今回の決断に至りました。しばらくは自分の身体と相談しながら今後を考えて行こうと思います。皆様、今後とも宜しくお願い致します。翔兵」とコメントを発表。  また、現在、ONE Cahmpionshipに参戦中の第5代フライ級王者・仙三は「いつかは日本で、パンクラスで防衛戦をしたいという気持ちにブレは有りません。その日まで暫定王者に待ってもらう事になりますが、最強の暫定王者を期待しています」とのコメントをPANCRASEに寄せている。 ▼フライ級 暫定王者決定4人トーナメントAブロック 5分3R小川 徹(TRIBE TOKYO M.M.A)2位・13勝4敗秋葉太樹(フリー※所属変更)6位・11勝9敗1分  2019年9月のライリー・ドゥトロ戦のTKO負け後、古傷の手術にふみ切り長期欠場、ベテランと呼ばれる部類に入るキャリアになった小川にとって勝負のトーナメント。2021年2月の「Road to ONE」では山中憲次を判定で下し、1年5カ月ぶりに再起を果たしている。  対する秋葉は、2019年3月に神酒龍一に判定勝ちも、12月に南アフリカのルサンド・ビコに判定負け。しかし、2020年11月の前戦では、DEEP常連・安谷屋智弘に判定勝利している。ともに30代に入り、このチャンスを掴みたいところだ。 ▼フライ級 暫定王者決定4人トーナメントBブロック 5分3R上田将竜(G-face TEAM緒方道場)3位・12勝5敗猿飛流(リバーサルジム川口REDIPS)7位・9勝3敗  2019年7月の暫定王座戦で翔兵に敗れ悔し涙を流した上田。その後、2019年12月に神酒龍一にスプリット判定と惜しい星を落としたが、2020年12月の杉山廣平戦で今度は接戦を制しスプリット判定勝ち。  対する猿飛流は、2018年12月の渡辺竜也戦以降、5連勝中。2019年のネオブラッドトーナメントで岡野竜己、三澤陽平、赤崎清志朗に勝利し優勝を果たすと、2020年2月に荻窪祐輔も判定で下している。怪我から15カ月ぶり復帰戦で、暫定王者決定4人トーナメントに挑む。 ▼バンタム級 5分3R平田丈二(総合格闘技闇愚羅)7勝4敗1分福島啓太(K-PLACE)6勝1敗  2018年12月の河村泰博戦、2019年11月の瀧口脩生戦をいずれも判定勝利していた平田だが、2020年8月の大阪大会でランカーの福島秀和に判定負け。4年ぶりのパンクラス・ナンバーシリーズ出場となる。  対する福島啓太は6連勝中。直近は3KOの戦績を誇る。Fighting Nexusで6戦全勝で、デカゴン参戦となる。23歳の若武者は、PANCRASEでも強いダブルレッグ、死角から繰り出す右ハイで連勝記録を伸ばすか。
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