【メインカード】
▼女子フライ級 5分3R
△モンタナ・デ・ラ・ロサ(米国)126lbs/57.15kg
[判定1-0] ※28-28×2, 28-27
△マイラ・ブエノ・シウバ(ブラジル)125.5lbs/56.93kg
女子フライ級。前戦2020年9月に元PANCRASE女王のヴィヴィアニ・アラウージョに判定負けしたモンタナ・デ・ラ・ロサ。夫のマークとともにUFC初の夫婦UFCファイターだったが、マークはリリースに。レスリングと柔術の組み技をベースとする。
対するシウバは、「DW's Contender Series 2018」からUFC入りし、2勝1敗。白星はジリアン・ロバートソンとマラ・ボレラにいずれも腕十字で一本勝ち。マリーナ・モロズには判定負けでMMA7勝1敗。
1R、ともにオーソドックス構え。右のカーフキックを狙うシウバ。そこに長い右を狙うデ・ラ・ロサ。首相撲&ヒザを蹴るシュートボクセのシウバに、首を抜いたデ・ラ・ロサは、シングルレッグからダブルレッグテイクダウン。立ち上がるシウバは、なおもデ・ラ・ロサのシングルレッグを金網を掴んで防御し、イエローカードで減点が出される。
距離を詰めて首相撲&ヒザはシウバ! シングルレッグで押し込むデ・ラ・ロサの下がった頭にヒジを突く。左ジャブで前に出るシウバにダブルレッグはデ・ラ・ロサ。シウバのバックエルボーをかわしてなおも組み付く。
2R、シウバの打撃にカウンターで、ダブルレッグに入り、ボディロックに切り替えるデ・ラ・ロサだが、小外も耐えたシウバが押し倒し上に。パウンドで体を離すシウバにデ・ラ・ロサは立ち上がる。
右ハイを打つデ・ラ・ロサ。足を獲りに行くデ・ラ・ロサを切り、首相撲にとらえ、ヒジはシウバ。下に下がりダブルレッグに行くデ・ラ・ロサはついにテイクダウン。パスガードからマウント、パウンド。肩固めも狙えるが、ブリッジで外すシウバ。デ・ラ・ロサが上のままブザー。
3R、ハイキックのダブルはシウバ、さらに首相撲&ヒザに、さらに左ミドルを当てる。デ・ラ・ロサはシングルレッグに入り、金網に押し込み、両足の間に挟むが、シウバはニンジャチョークへ。首を外すデ・ラ・ロサは何とかシウバに尻を着かせるが、足を抜いたシウバは立ち上がる。なおも右で差して詰めるデ・ラ・ロサ。足を抜いて離れようとするシウバをなおも追いかけダブルレッグへ。差し上げてヒジを打つシウバ。シングルレッグで押し込むデ・ラ・ロサだが、切る。
中央で再開。すぐにシングルレッグでテイクダウンを奪うデ・ラ・ロサ! しかし、シウバが下から腕十字をしかけ、デ・ラ・ロサが担いだところでブザー。判定1-0(28-27、28-28×2、28-27)でドローとなった。