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【UFC】元RIZINのホーゼンストライクvs.7勝無敗のガーヌがともに計量パス、5連勝中ダゲスタンのアンカラエフも登場

2021/02/27 15:02
【UFC】元RIZINのホーゼンストライクvs.7勝無敗のガーヌがともに計量パス、5連勝中ダゲスタンのアンカラエフも登場

(C)Jeff Bottari/Zuffa LLC via Getty Image

 2021年2月27日(日本時間28日)に開催される『UFC Fight Night: Rozenstruik vs. Gane』の前日計量が27日(同28日)に実施された(ヘビー級戦線に異状あり!)。

 メインイベントでは、ヘビー級4位のジャルジーニョ・ホーゼンストライク(32・スリナム)が254.5ポンド(約115.44kg)、同7位のシリル・ガーヌ(30・フランス)が247ポンド(112kg)で、共に計量をパスした。

 フェイスオフでは、互いにリラックスした表情で、拳をコツンと付き合わせた両者。公式身長ではともに193cmながら、向かい合うとガーヌが大きく、リーチでは198cmのホーゼンストライクに対して、ガーヌが211cmと大きく上回る数値となっている。

 キックボクシング出身のホーゼンストライクは、2018年5月のRIZINでアンドレイ・コヴァレフにスプリット判定勝利。19年2月にUFCデビューし、ジュニオール・アルビニを2R、アレン・クロウダーを1R、アンドレイ・アルロフスキーを1R、そしてアリスター・オーフレイムを5R、いずれもKO・TKOに下している。

 2020年5月にフランシス・ガヌーに1R KOで敗れ、初黒星を喫するも、前戦となる同年8月にジュニオール・ドス・サントスを2R TKOで下し再起を果たした。MMA戦績は11勝1敗(UFC5勝1敗)。

 対するガーヌは、カナダTKOで3連勝後、2019年8月にUFCデビューし、ラファエル・ペソーアを肩固め、ドンテール・メイズをヒールフックに極め、タナー・ボーサーに判定勝ち。前戦となる2020年12月にジュニオール・ドス・サントスを2R TKOで下すなど、UFC4連勝で、MMA7戦全勝をマークしている。うち判定勝利が1つというフィニッシャーだ。

 また、コ・メインでは、ライトヘビー級8位のウクライナのニキータ・クリロフが93.21kgでパス。11位ながらUFC5勝1敗(MMA14勝1敗)のダゲスタンのマゴメド・アンカラエフが93.21kgで計量をパスしている。

 アンカラエフは、2020年2月にイオン・クテラバに38秒 TKO勝ちも、レフェリーのストップが早すぎたと論争が起こり、2020年10月に再戦。1R 4分19秒、KOでクテラバを返り討ちにしている。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト常連のKOファイターだ。

 なお、ライトヘビー級で戦う予定だったマキシム・グリシン(ロシア)が95.48kgで体重超過。試合は予定通り行われるものの、対戦相手のダスティン・ジャコビー(米国/92.76kg)に報奨金の30%が支払われる。

 2月20日大会では、ハファエル・アウベス(ブラジル)が、11.5ポンド(約5.21kg)のUFC史上最悪の計量オーバーで没収試合となるなど、4選手が体重超過だったが、今回はグリシン1人がクリアできず。

 しかし、新型コロナウイルス感染症検査で陽性判定を受けたため、ウィリアム・ナイトvs.アロンゾ・メニフィールドのライトヘビー級マッチは3月27日(日本時間28日)に開催予定の「UFC 260」に延期に。

 また、ランディ・ブラウンの欠場により直前のオファーを受けてアレックス・オリベイラと対戦することになっていたラマザン・クラマゴメドフが、「医学的に試合に適した健康状態にない」と判断されたため、オリベイラ対クラマゴメドフ戦は中止となっている。

 日本時間28日(日)朝8時に始まるプレリム4試合はUFC公式サイトおよびYouTube公式チャンネルにてライブ配信され、10時開始予定のメインカード6試合を含む全試合が「UFC FIGHT PASS」にてライブ配信される。

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